『ドクターX』5期・第6話・外科医、大門未知子(米倉涼子)と城之内博美(内田有紀)の喧嘩勃発!きっかけはなんだった??
第6話で長年の相棒関係だった大門未知子(米倉涼子)と麻酔科医、城之内博美(内田有紀)の仲が大げんかに発展します。
その理由は一体何だったのか、色々な事が積み重なったタイミングではあったものの、実際のきっかけとしては「未知子に餃子を取られた」ことでした。
近所の中華屋さんに二人で食べにやってきた未知子たち。
餃子を一皿注文して、半分こして食べるほどの仲良しぶりな二人でしたが、長く餃子を食べずに残しておいた博美の分の最後の一つの餃子を未知子は何も言わずに、平然と食べてしまいました。
一皿には6つの餃子。3個ずつと思っていた博美は驚きます。
「何で食べちゃうの?」
「なんでって残ってるから」
「別にいいけど」
未知子も一言確認する癖をつけないといけませんよね。親しき仲にも礼儀あり、ですよね。
しかしここは長い付き合い、未知子に「こういうところ」があることは知っているはずです。
その時は「別にいいけど」、とやり過ごします。きっと何事もなければこのまま終わっていた話だったのでしょう。
しかし、その餃子の前に、博美にはある出来事がありました。
外科副部長の猪又(陣内孝則)のオペに入っていたのです。
しかし猪又はくっちゃべってばかりで真面目にオペをしようとしない。
新米外科医たちにやらせてばかりで自分の自慢話ばかり。血液量も真面目に見ていない。
博美が指摘をすると「麻酔科医風情がうるさい!」と一喝されてしまう。
それでイライラが溜まっていた博美。
そんな事があってからの、中華屋さんで未知子と餃子を食べていた博美は、楽しみにしていた最後の一つの餃子をビールとの配分を考えながら残しておいたのに、勝手に一言もナシに未知子に食べられてしまう。何とか心を押さえたものの、食事中の呼び出しされ、病院に戻ることに。
呼ばれた内容はさきほどの猪又とのオペの件。
患者が治りが良くないとクレームをつけていた。
それに対応している外科副部長の猪又だったが、なんと直接の原因を遅れてやってきた博美のせいにしたのだ。
「麻酔科医の不手際で」、と猪又。
「はあ?あんたがもたもたやってたからでしょう?」
「この無礼者!」
猪又は声を上げる。
「我々は命を預かる仕事をしているんだ。言い訳は許されない!」、と。
納得できない博美は頭を下げない。すると猪又はその患者にこの麻酔科医の処分は追って、と伝える。
そしてその処分の電話を受け取る神原晶(岸部一徳)名医紹介所の神原。
処分は東帝大学病院出入り禁止だという。憤慨する博美。シングルマザーとして一人娘を育てる博美は感情的になっていく。
未知子と違って給料制ではない、歩合制の博美には差し迫った危機だった。
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歩合制だった事に驚く未知子は博美に詰め寄るが、不安と怒りでイラついている博美は未知子の顔を見た瞬間頬を膨らませる。
交渉しない大門先生が悪いんじゃない、大体自分勝手なオペしてばっかりいるんだから報酬が少なくても当然よ、と博美。
カッチ―ンな未知子。
博美「いつも術式変更!とか言って麻酔科医がどれだけ苦労してるか分かってるの?私の分の餃子まで勝手に食べちゃうし!」
未知子「なんでいきなり餃子の話になるわけ?」
博美「ああいうところが自分勝手だってこと!」
未知子「残してたから食べただけじゃん!」
博美「私は好きなものは最後まで取っておく派なの!」
未知子「じゃあ次からは好きなものは先に食べる派にしないとね~!」
怒りが収まらない博美は立ち上がり、歩合制の質問をまくしたてる未知子を「馬鹿力!」と振り切って部屋を出て行ってしまう。
「いったぁ~い!馬鹿力って、信じらんない!もう~あいつクビ!」
こうして二人の大喧嘩が始まったのでした。
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