『先に生まれただけの僕』第5話に登場!ビジネスだけでなく生徒たち、子供達にも使えるペップトークの本とはコレだった!!

心に響くコミュニケーション ペップトーク!! 中央経済社
いやぁ感動しました『先に生まれただけの僕』第5話。
これまでのアクティブラーニングや、生徒たちに前向きな言葉でけしかける真柴ちひろ先生(蒼井優)らを筆頭に、少しずつ自立心が芽生えてきた京明館高校の生徒たち。授業も「受け取るだけ」ではなく「自ら学ぶ」姿勢を覚え始め、一人一人の生徒たちが授業中に目を輝かすことが多くなってきたように見えました。生徒間のやり取りも以前よりも自信をもって、出来るようになって来ているのではないでしょうか。
ここで今回の第5話で登場したのが真柴先生が自分で買ってきたこの本『ペップトーク』。
鳴海校長(櫻井翔)が生徒を自主的にオープンキャンパスというイベントに乗せることが出来た真柴に、真柴先生はペップトーカーだったのか、と感心したのをきっかけに真柴が探してきた本でした。
真柴先生がさりげなく鳴海抵抗勢力勢・杉山先生(秋山奈津子)にこの本を渡したことで、あっという間に寝返り、杉山先生がペップトーカーになっていたのは笑えました。でも生徒はやる気をみなぎらせ、教師に笑顔を見せ、自分も気持ちがよくなる、ペップトークとはどんな場面にも使えるものなのでしょうね。ちょっと読みたくなりました!!
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確実に鳴海に信頼・尊敬の気持ちを抱き始めている真柴先生。
今回の第5話では鳴海の恋人・樫松物産の社員、松原聡子(多部未華子)と真柴先生が互いの存在に気付きました。
この三角関係が今後どうなるのか気になるところです。
ですが今回は本当に生徒たちが素晴らしかった!
子供達は本当に出会う人次第なんだなって痛感します。こんなにも目を輝かせ、おのおのが才能を持っているのか、と。
学校という檻の中で個性を殺してきたこれまでの時間がいかにもったいなかったか、と思いますよね。
今の今でも、学校の現実はこっちです。少しでもこういう学校が増えたら、と思わずにはいられませんでした。
真柴先生も生徒たちを信頼していて、主導権をゆだねていて、すごく良い距離感で素晴らしいなと思いました。
前回の第4話のデジタル万引の処理の仕方も素晴らしかったし、色々と上手い先生ですよね。
しかしそんな真柴先生も最初は鳴海校長のやり方には反対でした。しかし割と早い段階で真柴先生は揺らぎました。
人は新しい事や知らない事には否定的になるものです。誰だってそうなんです。そして歳をとると誰でも意固地にすらなって行く傾向があります。
だから年齢の低い時点でどんなことにでも広い視点を持てるような教育を受けたり、互いを尊重し合うような環境に身を置けたら、決して誰かの考えをバカにしたりせず、柔軟な姿勢で自分から挑戦していけるような人間になって行けるのではないでしょうか。今回の京明館のみんなは本当に自分たちで一から動き、(休み時間を潰してでもメインイベントを決めるために)意見を自ら出し合い、他人の意見(前回のオープンキャンパスがつまらなかったという中学生たちの心ない言葉)もちゃんと聞き入れ、受け止めたりもし、友人同士で(書道パフォーマンスをお願いするため)頭を下げたりして、自分たちの学校のために切磋琢磨しあいました。本当にたくましい姿でした。ずっと見ていたいくらい格好良かった。
こういう学校に子供を入れたいと思った方は多かったのではないでしょうか。
櫻井翔さんは主役かもしれませんが、完全に主人公は生徒たち一人一人です。
次回もとっても楽しみです。輝く子供達、それだけで「学校」は充分価値があるのだと思いました!
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