明日の約束

『明日の約束』第3話ノート「明日の約束9歳の日向へ」の内容はコレ!!

井上真央主演火曜ドラマ『明日の約束』第3話に登場した「明日の約束9歳の日向へ」ノートの詳細は!?

 

8月29日
日向はこれから、ママの言うとおりに生きなさい。
日向の読む本も、遊ぶ玩具(おもちゃ)も、食べるおやつも、お友達も、全部ママが選(えら)んであげる。
日向にとって、それが一番正しいんだから。

明日の約束
「ママの言うことを疑(うたが)わない」
必ず守るように。

ママは日向が大好きです。

「私が自分の意思で手にしたもの、人間関係にもベタベタと手あかを付けて、自分の思い通りにしようとする。」
幼い子を連れた親子を見ていたスクールカウンセラーの藍沢日向(井上真央)は母親からのこのノートのことを思い出しながら、実母(手塚理美)という人間をそう表現していました。
パッと見、日向の母はいつもニコニコしていて穏やかで、お茶を淹れてくれたり色々な事をしてくれる、良い母親そのもの。
しかし日向を縛り付ける根はかなり深い。縛られてきた過去を持つ日向の苦しみは重い。
この難しい問題は「感じる側がどうなのか」という問題。
嫌な奴からは逃げればいい、でも相手は「母親」だというのが苦しい。
他人がどうとか、一般的な判断とか裁きは苦しんでいる人にとっては何の解決にも慰めにもならない。
圭吾くん(遠藤健慎)がどうすれば救われたのか、どうすれば日向は救われるのか、圭吾くんのことを解決することは日向を救うことにもなるのかな、と感じる難しいお話ですね。