ドクターX ~外科医・大門未知子~

『Doctor-X』第4話・仲里依紗の肝臓がんは治ったの??田中圭とは結婚した??【ネタバレ】

『ドクターX』5期・第4話・森本光(田中圭)の恋人・内神田四織(仲里依紗)の肝臓がんステージ4は治せた??手術後、二人は結婚するの??父親・日本医師倶楽部・内神田会長(草刈正雄)の反応は!?

「2017年医療従事者魅惑の婚活パーティー」に東帝大学病院の外科医・原守(鈴木浩介)の付き合いで参加した森本光(田中圭)。
ここで1人の女性に出会う。
その女性は内神田四織(仲里依紗)。
意気投合した二人は一気に結婚へと突き進む。
東帝大学病院に森本光に会いに来た内神田四織はそこでお腹を抱えて倒れ、ここで重大な病気が発覚することになる。
何と、その病名は肝細胞がんステージ4。
このまま放っておけば確実に3か月以内に死ぬ。腫瘍を切除すると肝臓を20%残せるかどうか、というところ。
大変難しいオペになるという。
しかし四織は絶対に担当医は森本でないと手術を受けない、という。足がすくむ森本。大門未知子(米倉涼子)にすがる森本。
しかし下を育てる気のない未知子は「致しません。」の一点張り。
不安の中、森本による四織のオペが始まる。
「肝右3区域・尾状葉切除および外側区域部分切除を行います」、と森本。
しかし途中で未知子が現れ、助手を勤めるという。安堵する森本。
そして第一助手に未知子を置き、息荒く、汗が噴き出る中、森本は挑む。
しかし手術途中、外側の腫瘍が増大している事に気付く一同。これじゃ根治は不可能だ、と3タカシたち。
森本の限界が近づくが、交代は致しません、という未知子。
予定の切除をすべて終え、これ以上の切除は自分には出来ない、と未知子に申し出る森本。「代わってください。」
しかし未知子の答えは「致しません。」
どうしてですか、と森本。
「主治医、どうすんの?」、と未知子。
森本は言う。「これ以上続けると、残存肝臓が20%を切って肝不全を起こしてしまいます。」
「だから?」
「だから…」
そして森本の出した答えはインオペ(手術終了)。
「おい!大門!ふざけんなよ!この患者さん誰だと思ってんだよ!やれよ、大丈夫だよ!お前、失敗しないのでっ!!」、と上から叫ぶ海老名。
後の処理を未知子が請け負い、森本は支えられながら手術室を後にする。

大門の勝手な行動に怒る蛭間院長(西田敏行)たち。
四織に報告に行く森本。まだ道はある、と諦めない意思を伝える。
「肝動注化学療法や放射線治療、免疫治療も!」
「仕方ないです。これが運命です…。私、あなたと結婚できません…」
息も絶え絶えにそう言う四織。
「僕は諦めません。四織さん、一緒に頑張りましょう。」
苦しそうな四織。
すると森本の手術から一週間後、なんと未知子は独断で四織のオペを始めていた。出し抜かれた外科副部長たちが慌てて駆け付けると、手術室にはもう麻酔で眠っている四織。当たっているのは当然未知子。
「あぁ~!大きくなってる!!」
興奮したように声を上げる未知子。どういうことですか?と助手に入っている西山(永山絢斗)。
「上手く育ったってこと!」
外科副部長たちが混乱していると、そこへ手土産を持って駆け付けた名医紹介状の神原晶(岸部一徳)がやって来る。
「ではご説明させて頂きます。」
ここで、今回の治療方法が明らかにされました。それはこちら!!

仲里依紗の根治治療方法はコレ!!神原(岸部一徳)の解説全文はこちら!!

「大門は患者の肝臓がんを根治させるため、ALPPS(アルプス)を選択したのです。」

ALPPS(アルプス)…二期的肝切除術式。
続けて神原は説明する。
「内神田四織さんの場合、通常の切除方法ですと、残せる肝臓が20%を下回ってしまい、肝臓の自己再生は望めません。そこで大門は1回目の手術で、右門脈の結紮を行いました。」
「あの時、最後に血管を縛っていたのは右の肝臓への栄養を遮断し、萎縮させてそれを補おうとする左の肝臓を増大させるため…?」、と西山。
「しかし、それだけでは従来の門脈塞栓術と変わりません。そこで大門は右肝動脈と右肝静脈を残し、肝臓を二つに離断しました。」
「肝臓離断の炎症反応によって再生がさらに促される。門脈塞栓術より再生効率が高くなるというわけか…」、と鳥井高(段田安則)。
「1週間で、残せる肝臓が2倍近くに増大した。」
「術後、20%以上の肝臓を確保するためにはこの選択肢しかありませんでした。」
「あいつが育てようとしていたのは森本じゃなくて、肝臓…?」

こうして手術は成功し、四織の命は約束されました。
内神田会長の娘の命を我々が救ったのだ、内神田に恩が売れると盛り上がる蛭間たち。
内神田が会議に当たっている途中に、やってきた蛭間はどや顔で四織の一件を報告する。

四織の命を救った恩を売りに来た蛭間院長。ドヤ顔でいった内神田会長の反応は!?

日本医師倶楽部の会議中。無理矢理押し掛け、会議を中断させた蛭間。不機嫌そうな内神田。
一連の流れを伝えるも、「何の話だ?」、と冷酷な表情の内神田。
「ですから、四織お嬢様の、」
「私に四織なんて娘はいないよ、そもそも私が3回の結婚で作った子供は男ばかりだよ。」
驚く蛭間。驚きすぎて過呼吸になる。それを察して逃げる神原。
「どういうこと?」

手術成功後、結局二人は結婚するの??

手術を終えた森本は四織の病室を訪ねる。二人の未来に向けて喜んでいる森本。
「森本先生、治してくれてありがとうございました。」
暗い表情でそう言って、病室の棚の引き出しからお札の束を出す四織。
「これ、お返しします。」
だってこれは、予約先の結婚式場の手付金…、森本が驚きながら言う。
「私、あなたと結婚できません。」、と四織。
「え?」
「警察、呼んでください。」
そして判明しました。
蛭間院長も真実を掴み、海老名に真相を話して聞かせます。
「え?結婚詐欺?」
内神田って言う苗字を利用して、会長の娘に成りすまして出世に目がくらんだバカ医者たちをだましていた、というのだ。
「何で気付かななったの~?」、と唇を震わす蛭間。
事務所では焼きそばパンの焼きそばの量が少なかった、詐欺だ詐欺だ、と声を上げる未知子の言葉に、意識を失うかのように倒れる森本。大勢の外科医仲間に抱えられていた。

おしまい!
第4話の結末はこんな感じでした。
今回も面白かったですね!!
ステージ4って治せるのですね!!医療まったくわかりませんが、この根治治療法は未知子が考えたものなの?
医療解らないので陳腐な感想しか言えませんが、余命3か月の人が生きていけるなんて本当に名医だ!!