監獄のお姫さま

『監獄のお姫さま』第2話・若井刑務官(満島ひかり)は「お前」と言っていた??言っていなかった??

『監獄のお姫さま』第2話・若井刑務官は馬場カヨ(小泉今日子)に「お前」と呼んでいたのか??大検証!!


第2話は女子刑務所時代の過去のお話の回でした。

2011年秋。
女子刑務所に送られる馬場カヨ(小泉今日子)の身柄。
舞台は「自立と再生の女子刑務所」。
領置調室で所持品を調べられ、続いて人定質問を受ける。
問題はここで起きた。
テーブル席に腰かけている男性刑務官の前に座らされる馬場カヨ。
胸元には69番の名札。
馬場カヨのすぐ後ろには若井刑務官(満島ひかり)が立っている。
男性刑務官は言う。
「称呼番号!」
「あ、え…、えっと…」しどろもどろの馬場カヨ。
後ろから若井刑務官が声を張り上げる。
「69番!ここではみんな名前を捨てて生活しています。今日からは69番がお前の名前!」
胸の名札を見やり、小さく頷く馬場カヨ。
「名前と生年月日」、と男性刑務官。
なまえ…、と呟いた馬場カヨは言葉を絞り出す。
「ろ、…ろくじゅうきゅ…」
「ここは本名でしょ!!考えれば分かるでしょ!!」
「…馬場です、馬場カヨ」
心底呆れているような表情を見せる若井。
「昭和41年9月6日。…おとめ座です」
「余計なこと言うと調査取るよ!」
声を張り上げる若井。
「調査?」
若井を振り返る馬場カヨに男性刑務官が説明をする。
「受刑者がなんらかのペナルティーを犯すと調査になります。調査の結果、懲罰になると仮出所が遠のき、…………「お前」はダメだわ。」
ポツリとそう言う男性刑務官。
「はい?」、と若井。
「いくら受刑者でも「お前」は人権侵害。」、と男性は若井を注意。
「え?言った? 言ってないよね?」
馬場カヨの顔を覗き込み、問う若井。
何となく頷く馬場カヨ。
「罪名、刑期、満期日、身柄引受人の名前を順に…」

と、人定質問が続くのですが、ここで本当に若井刑務官が馬場カヨに人権侵害なる「お前呼び」をしたのかどうか気になりませんでしたか??
確認してみたいと思います。
どこまで戻るかというと、「今日からは69番がお前の名前!」という所ですね。
言ってました!言っていました!若井刑務官自分で言って忘れていますが、しっかりと言っていました!
男性刑務官しっかりと聞き取っていたのですね。すごい!
あのシーン、ちょっと気になっていたので解決できた!!(笑)

クドカンさんのホンはあるあるの間とかうまいですよね。
お前の名前が番号だって言われてすぐ名前を聞かれて戸惑う感じとか、絶対におばちゃんあるあるですよね?
くすっと笑っちゃうこの感じうまいなぁと思います!