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『小さな巨人』第6話ユースケ・サンタマリア演じる矢部の履歴書の内容はこちら!【ネタバレ】

『小さな巨人』第6話ユースケ・サンタマリア演じる矢部の履歴書の内容はこちら!

第6話に登場したユースケ・サンタマリアさんの役名は「矢部貴志」。42歳。
今回の舞台である早明学園の事務局、経理課に半年前から中途採用で勤務している人物。
失踪した経理課の横沢(井上芳雄)と親密な関係にあった可能性がある。
しかし登録されている住所を訪ねても矢部の姿は見付けられなかった。
大家さんの話では入居の際、最初に顔合わせをしただけで、その後は一度も会ったことがないらしいとのこと。
そこで香坂(長谷川博己)は聞き込みの話や新聞社の協力もあり、矢部に二つの顔があることにたどり着く。
一つは早明学園の職員、そしてもう一つは警察官。
そして元人事課である三島佑里(芳根京子)に頼み、警視庁本部にあるデータを照合してもらい、「矢部」の本当の人事記録を見つけ出すことに成功する。そこで「矢部」が本当は「江口」という名の警察官であった事が判明する。
そこで山田に掲げて見せていた江口の人事記録を載せてみたいと思います。

人事記録 ㊙

所属:警視庁警務部人事第一課
フリガナ:エグチ カズオ
氏名:江口 和夫
生年月日:昭和50年3月12日生(42歳)
既婚 H.18 6/12
希望所属:H.23 刑事部
H.24 刑事部
H.25 刑事部
H.26 刑事部
H.27 警務部
H.27 警務部
現階級:警部
採用区分:I類
最終学歴:大学卒業
資格:剣道三段
自動車運転免許
特殊無限技師
けん銃上級
本籍地:東京都目黒区東山十二丁目9番地
出生地:東京都目黒区
住所地:東京都新宿区矢来町29番5号 302号室
通勤経路:東西線「神楽坂」駅から「飯田橋」駅乗り換え
有楽町線「飯田橋」駅から「桜田門」駅から勤務庁
所要約30分
家族関係:実父 正男 72歳
職業 無職(元東京都地方公務員)
実母 恵美子 70歳
職業 無職(専業主婦)
緊急連絡先:実父家電話 03-125-420

H19.10 係換え 刑事課知能犯捜査係 係長
H23.9 昇任 警視庁警部
警察大学入校
配置換え 警務部 指導担当(担当:山田春彦)
H25.9 配置換え 警視庁刑事部 捜査第二課
H28.12 配置換え 警視庁警務部 人事第一課

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豊洲編、しょっぱなからぶっ飛ばしますね。
ユースケ・サンタマリアほどの人物を1話のみとは!!
でも、岡田将生さん演じる山田春彦の切なさ、たまらなかったですねぇ。
ユースケは山田の新人時代に研修など指導を担当をしてくれていた大先輩刑事だったのですね。
お世話になった人だったら喜んで協力したのでしょう。
電話で協力してくれ、と呼び出されていたし、ユースケの逃亡を手助けしたり、恩師の力になりたかったのでしょうね。
不正を許さない性格の山田ですから、不正を暴こうとしている恩師を手伝わないわけないでしょうね。
そりゃあユースケ>香坂、ですよね。
それがこんなことになって、香坂にもっと話していれば良かった、と。
もっとはやく相談していれば良かった、と。
まだまだこれから始まったばかりのお話なので、情報は少ないですが、多分ユースケは悪い人物ではなく、本当に正義の元に潜伏した捜査官として動いていたのでしょう。
そこで不正の証拠(早明学園の隠し持つ裏帳簿)を手に入れてしまった事がバレて、梅沢富美男だか学園側の人間に消されたのでしょう。
山田が来た時にはもうユースケは息絶えた後だった。
いや、違うか、香坂たちが階段を上がっている途中に銃声が聞こえたので、山田と話しているまさにその時に、ユースケは遠隔射撃されたのか。
山田は恩師のユースケが撃たれるまさにその瞬間を間近で見ていたことになりますね。絶望ですよね。
きっと山田に罪を擦り付けるためにユースケが山田を呼び出していることを知った上で、その間に犯行に及んだ。
捕まってしまったらもう終わり、真実はもう闇の中、本当の話を聞いてくれるものはいない、ユースケすら闇に葬られる、山田は警察組織の仕組みをよく分かっていたのでしょう。どうせなにも伝わらない、と。
でも自分を追いかけて来る香坂を見て、ふと思い出したのかな、香坂になら、香坂さんなら、って。
この気持ちを受け止めてくれる、自分の話を信じてくれる、もっと早く、話しておけばよかった、と。
もしかしたら協力してくれ、のユースケの話すら全て嘘だったのかもしれない、とでも頭をよぎったのかもしれない。
山田の切ない表情がとても印象的でした。
それにしてもユースケ・サンタマリアもっと見たかった~!!