『CRISIS(クライシス)』第6話テロ実行犯・里見の履歴書(経歴書)を大公開!警察学校入校前履歴書も!!

息をのむ大掛かりな壮絶バトル!頭脳派やり手の元警察官VS特捜班たち!テロを未然に防げ!!
今回第6話のお話は、11年前に起きた地下鉄無差別爆破テロの実行犯と言われていた里見修一(山口馬木也)が11年ぶりに都内のコンビニの防犯カメラの前に姿をあらわしたことから始まる。
当時の実行犯3人のうち2名は逮捕され、今は死刑囚として収監されている。
首謀していた「真実の光教団」も教祖や実行犯の逮捕や解散命令によって消滅した。
しかし、里見だけがいまだ捕まらず、足跡さえ掴めていない。
そんな中、11年前にテロが起きた「6月1日」に、あと4日でなろうとしているこの頃になって、あの里見修一が都内に現れたのだ。
11年前のテロの現場から近いこの場所に、里見が現れたのには必ず意味があるはずだ。
象徴的なテロを計画するなら「6月1日」に合わせてくる可能性が高い。
新しいテロの下見かもしれない。次なるテロが起きる前に里見を見つけなければならない。
そこで今回の任務に特捜班が駆り出された。
こうして特捜班、吉永(田中哲司)、樫井(野間口徹)大山(新木優子)、田丸(西島秀俊)、稲見(小栗旬)の5人は里見を追うために動きだす。
11年間も完璧に姿を消していられる事がおかしい、やり方が普通じゃない、里見はこっち側の人間だったんじゃないかと稲見は田丸に詰め寄る。
そして田丸は口を開く。里見が優秀な捜査官だったことを。
「長期に潜る場合、警察官としての経歴は一時的に抹消される。捜査官の安全を確保するためだ。潜入捜査が終わるまで経歴が復活することはない、末梢に関った人間がかん口令を敷けば、すべての事実は閉ざされてしまう。里見の経歴は、昔俺が潜った時に作った経歴にそっくりだったよ。教祖に洗脳されて、感情の転移が起きたのかもしれない」
稲見は言う。
「里見が本当に捜査官だったとしたら、あいつをテロの実行犯にまでなりきらせた動機は何だったんですかね。この前、田丸さんが言ってやつですかね。本当の人生に帰りたいと思える大切ななにかを見失ったから…」
稲見は重ねて言う。
「この前潜ったとき、銃撃を受けました。あのとき弾が当たって死んでたら、俺はやくざとして葬られたわけですか。里見がもし俺たちと同じ警察官だったとしたら、その足跡を見つけてやらなきゃならないんじゃないですか」
そして膨大な警察署名簿データから里見の本名「鍋島豊」の名前を見つけ出した特捜班たち。
やっぱり里見は俺たちの仲間だった、稲見は自分に重ねるように言った。
「早く捕まえて、任務から解放してやりましょう」
テロ実行犯・里見の履歴書(経歴書)はこれだ!!
経歴書《極秘》
フリガナ:さとみ しゅういち
氏名:里美 修一
性別:男
生年月日:昭和51年6月23日
年齢:41
フリガナ:にいがたけん うおぬまし うおのじ
出生地:新潟県魚沼市魚野地1732-1
フリガナ:にいがたけん うおぬまし うおのじ
本籍地:新潟県魚沼市魚野地1732-1
フリガナ: -
現住所:不明
電話番号:不明
携帯電話:不明
FAX番号:不明
学歴:
平成4年3月 新潟県魚沼高校卒業
平成4年4月 新潟県立工業専門学校 電気電子システム工学部 入学
平成9年3月 新潟県立工業専門学校 電気電子システム工学部 卒業
職歴:
入社年月 平成9年4月/退社年月 平成11年3月
会社名:
株式会社 新潟情報通信サービス会社
退職理由: -
入社年月 平成11年5月
会社名:
真実の光教 入信
家族構成:
家族氏名
里見 秀夫 続柄 父 年齢 67 健康状態 死亡
里見 久子 続柄 母 年齢 60 健康状態 死亡
資格・免許:
取得年月
平成9年6月 簿記2級取得
平成9年10月 基本情報処理資格取得
平成10年7月 第1種普通自動車免許取得
備考:
健康状態:良好
特技:パソコン組立
スポーツ マラソン
趣味:
自己長所 何事にも好奇心旺盛 学習能力が高い
自己短所 熱中しすぎると他が見えなくなる
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警察学校入校前調査票はこれだ!!
入校前調査票
ふりがな:なべしま ゆたか
氏名:鍋島 豊
性別:男
昭和51年4月23日生(18歳)
ふりがな: -
〒133
住所:東京都江戸川区亀田4-25-2
TEL:03-324-8822
本籍:東京都江戸川区亀田4-25-2
学歴:
(平成)7年3月 東京都立亀田高等学校(全日制)卒業見込み
至(平成)4年3月卒業/自(平成)1年4月入学 江戸川区立北亀田中学校
至(平成)1年3月卒業 江戸川区北亀田小学校
特技資格:普通自動車免許 中型自動二輪免許
趣味:野球
緊急連絡先:
保護者等氏名:鍋島一道 本人との関係 父
電話番号:03-341-2288
家族構成:
鍋島 一道 父 昭和8年9月3日 整備士 東京都江戸川区亀田 同居
鍋島 早 母 昭和17年7月11日 主婦 〃 〃
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18歳の頃の鍋島豊は優しそうな穏やかな微笑みで履歴書の証明写真を撮っていました。
その笑顔から、現在の人相があまりに違っていて、過酷な潜入捜査がうかがえるようでした。
それにしても里見を演じた山口馬木也さんてすごく男前なかたですね。
ドラマの序盤の方で、地下鉄に来た田丸と稲見が駅のホームで話していたシーンがありました。
回想を交えた形で、昔の里見がテロを実行した時の映像として、田丸と稲見と並ぶように映る場面がありました。
三人でスーツで立っているだけのシーンでしたが、すごく絵になって格好良いシーンでした。
いかにもとても優秀な警察官という出で立ちで、稲見は潜入捜査から無事戻って来れましたが、里見はただ戻ってこれなかっただけ。
たったそれだけの違いで、一歩違えば里見だって特捜班に入れる人材だったのではないでしょうか。
優秀な元警察官で、正義感の塊のような人が、自分が尽くしてきた警察というものに絶望して、こんなふうになっていく展開って多くないですか?
みんな元警察官は警察に絶望していきますよね。
ただ悔やまれますね、こういう道になってしまった事をただ悔やむばかりです。
稲見にとっての田丸のような存在がいなかったことが。