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『カルテット』4人の痛快会話劇まとめ!第6話から抜粋セリフ全文!!

『カルテット』4人の痛快会話劇まとめ!第6話から抜粋セリフ全文!!


一体誰が演じるんだ、と話題になっていました巻真紀(松たか子)の夫さんがとうとうお披露目された、夫さん回でしたね。
真紀と夫さんの結婚生活の過去が明かされる回でした。
この回は家森諭高(高橋一生)も別府司(松田龍平)も蚊帳の外って感じで、ほとんど出番はありませんでした。
基本的には真紀と夫が軸の一時間でした。
それぞれが過去を語って行く回想がメインという回でしたね。
なので6話はカルテットのやり取りが基本的に少ないので、選びようがないのですが、6話の冒頭に、出て行っちゃったすずめちゃん(満島ひかり)を心配する別荘でのやり取りがあったので、抜粋してみます。

家森諭高が楽に10万円稼げるバイトに行こうとするシーン!

(義理の母と会う約束をする真紀を心配する司。昨日から出て行ったったきりのすずめを心配する真紀。)
司:「お義母さんと会うんですか?大丈夫ですか?」
真紀:「それよりすずめちゃんが…」
司:「すずめちゃんはちゃんと返事もきたし、笑ってるし」
(LINEの画面を見せる司。「今晩は佐久のネットカフェに泊まります。明日帰るので心配しないでください」とともに笑顔いっぱいのLINEスタンプ。)
真紀:「すずめちゃん、いつもスタンプとか使わないです」
司:「…………」
真紀:「今日は私、晩御飯作らせてください。あったかいものたくさん作って待ってます」
司:「僕も早く帰って来れるようにします」
真紀:「あと、コーヒー牛乳買っとかなきゃ」
諭高:「僕もそろそろ出ますね」(二階から降りて来る諭高。)
諭高:「楽に素早く10万円もらえる仕事あるらしいんで」
司:「えっ?」
諭高:「なんですか?」(ニヤニヤしていた顔を真顔に戻す。)
司:「戸籍を…」
諭高:「戸籍、売りません」
真紀:「シンジケート…」(眉にシワを寄せて。)
諭高:「シンジケート、入りません、変なもの運びません、バイトです」
司:「いってらっしゃい…」
その楽に素早く稼げるバイトがあの、「青いふぐりのお猿さん」だったとは!!(笑)
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別荘に来たクドカン夫さんシーン!

ついに明かされた巻真紀(松たか子)の夫さん、幹生の正体はなんと宮藤官九郎さんでした。
最初は驚きすぎて「へ?」ってなったけどよくよく考えるとすごくしっくり来るんですよね。
このクドカンの小物感!!名演技のなせるワザ!!?(笑)
その男性は名前を槙村と名乗り、家森諭高の先輩だというので別荘に連れてきた世吹すずめ。
コーン茶を淹れて差し出す。槙村は真紀のバイオリンを見ている。

すずめ:「巻、…さんのです」
槙村:「はい?」
すずめ:「バイオリン興味あるんですか?」
槙村:「あ、いえ」
すずめ:「お茶どうぞ」
槙村:「あ、どうも…」(向かい合って座る二人。)
すずめ:「槙…」
(顔を上げる槙村。)
すずめ:「…村さんて、結婚してるんですね」
槙村:「はい?」
すずめ:「結婚指輪」
槙村:「あぁ、これは…、指輪っていうか…」
すずめ:「違うんですか?」
槙村:「オブジェみたいなもんで」
すずめ:「指輪に見えますけど」
槙村:「指輪に見えるオブジェです」
すずめ:「指輪に見えるオブジェは指輪ですね」
槙村:「…はい」
すずめ:「な~んか、それと似たもの見た事あるんですよね。槙…」
(顔を向ける槙村。)
すずめ:「…村さんて、平熱何度くらいですか?」
槙村:「…え?」
すずめ:「あ、計って貰えますか?」(すずめのポケットから体温計が出てくる。)
槙村:「ここ病院ですか?ははは」
すずめ:「私の知り合いの夫さんは平熱が7度2分あって、ここから、いい匂いがするんですって」
(首を指さすすずめ。自分の首を摩る槙村。)
すずめ:「家森さん、連絡来ないですね」
(スマホを取り出し、真紀にメッセージを打つすずめ。「夫さんが」、と。)
(そこへ、たまたま別荘に来た宅急便の配達員にカラーボールが投げられたような靴があると言われ、すずめは槙村を警戒し始める。傘を構えて、部屋に戻って行くすずめ。真紀のバイオリンの近くに座っていた槙村。)
すずめ:「巻さん」
槙村:「はい」
「…………」
すずめ:「えっと、それ」
(傘で足元のペンキを指して、すずめが聞く。)
巻:「あぁ…」(慌てて靴下を隠す。)
すずめ:「銀行ですか」
巻:「コンビニです」
すずめ:「あぁ~。コンビニでなにしたんですか?」
巻:「あ、お金がなくて…」
すずめ:「強盗的な?」
巻:「いや、強盗っていうか、店の人いなくて、レジ開いてて、ちょっと入ったら…」
すずめ:「いくら盗ったんですか?」
(指で3を表す巻。)
すずめ:「3万」
巻:「3万9千円です」(途中から3の指を4に変える。)
すずめ:「手。それどうしたんですか?」
巻:「あぁ、店の人が出てきて、ビックリして、あの、あれ、肉まんのあれ」
すずめ:「あ、あぁ~、大きい…」
巻:「倒しちゃって、ははは、ガッーって」
すずめ:「あははは、あれ高そうですよね、あははは」
巻:「そう、倒しちゃって」(服のポケットからスマホを取り出すすずめ。)
巻:「え、な、なにしてるんですか?」
すずめ:「警察来てもらいます」
巻:「ちょっっ…」
(傘を構え、巻の動きを制するすずめ。スマホを操作しながら。)
すずめ:「警察嫌だったらなんでコンビニ強盗なんかしたんですか?」
巻:「すいません」
すずめ:「あ、どうしよう」
巻:「え…」
すずめ:「巻さんにどうやって言えばいいですか?」
巻:「あ、いや…」
すずめ:「まいったな…」
(あたふたする巻。)

巻夫妻の心のズレが描かれていくシーン!

すずめ:「巻さんね、お帰りになるのをずっと待ってたんですよ。その結果がコンビニ強盗ってまぁまぁすごいですよね」
巻:「彼女の事はいつも考えてました」
すずめ:「失踪した人って、残してきた人の事考えて楽しむらしいですね」
巻:「いつも申し訳ないなって」
すずめ:「思ってるならどうして、なんでそんな…」
巻:「あ、」
すずめ:「うん?」
巻:「あ、…好きじゃなくなったからです」
(ここからは2人が出会った頃の回想シーンが始まる。)

(時は2013年12月。仕事から帰る際、巻幹生と偶然タクシーで相乗りすることになった真紀。声が小さい真紀の行き先を聞き取れなかったタクシーの運転手に代わりに伝えてあげる幹生。)
幹生:「そのとき、もう一目ぼれに近い感じあったっていうか」
真紀:「その時は仕事先の人としか考えてなくて」
(軽井沢まで来てくれた義理の母、境子(もたいまさこ)にそう思い出しながら話す真紀。すずめに説明する幹生。交互に話していく。)
(やがて2人は食事に行ったりするようになる。小声同士の会話は弾んでいる。)
真紀:「何度か食事するうちに、今度はいつ電話あるかなって考えるようになって、で、気付いたんです。あぁ、私あの人のこと好きかもしれないなって」
幹生:「彼女は知り合った事がないタイプで、品があって音楽やってて、ちょっとなに考えてるか分からない、そういうミステリアス?なところがやっぱり魅力で」
真紀:「彼と一緒にいると飾らなくていい気がして」
幹生:「彼女と一緒にいるとな~んかドキドキして」
(デートの帰り、自分の好きな作家の詩集を別れ際に渡す幹生。代わりにCDを渡すという真紀。真紀の部屋に入ると自然に唇を重ねる二人。)
幹生:「巻真紀になっちゃうけどいいかなぁって」
真紀:「そんなプロポーズないでしょ、ちゃんと言ってって」
幹生「結婚しよう」
真紀:「うん」
幹生:「人生を一緒に歩もうって」
真紀:「二人で決めたんです」
(2014年8月。)
真紀:「結婚して、彼と家族になりたかった」
幹生:「結婚しても恋人同士のようで居たかった」
(結婚を決め、新しい二人の部屋で荷解きをしている二人。真紀の荷物の中に、昔幹生があげた詩集の本を見つける幹生。本の9ページに2人が書いたイラストがしおりとして挟んである。微笑む幹生。)
(10月になったある日の夜、真紀がから揚げを作るととても喜んだ様子の幹生。食べる直前にお皿の上の全てのから揚げにレモンを絞る真紀。表情の固まる幹生。)
幹生:「………地球イチ旨いでしょう」
真紀:「またぁ~」
(表情がなくなっていく幹生。)
(12月、人事部異動が命じられた幹生。給料はちょっと上がるが大好きな制作部にはもう戻れなくなる。元気づける真紀。)
幹生:「これからは早く帰れるし」
真紀:「一緒に映画観たり、温泉行ったりしようねって」
幹生:「病院で診て貰ったら、子どもはまぁ、難しいらしくて」
真紀:「ちょっと残念だったけど」
幹生:「いつまでも恋人同士でいたいって思ってたし」
真紀:「2人でも、家族は家族だからって」
(約束通り、早く帰って来た幹生は自分の好きな映画を借りてくる。夢中で見ている幹生に横から頻繁に話しかけてくる真紀。頑張って答える幹生。感動して泣いている幹生は隣で寝ている真紀に気付く。だんだん真紀の質問にも適当になって行く幹生。)
(新しいカフェに行かないかと真紀を誘う幹生。洗濯物をたたんでいる真紀。)
幹生:「ちょっと遠いけど散歩しつつ行かない?」
真紀:「今日すごい寒いよ、コーヒーあるよ、淹れようか?」
(真紀が言うほうを幹生も見てみると、3個パックで798円のセール品のインスタントコーヒーが置いてあった。ひきつらせた顔で、じゃあ本屋だけ行ってくる、と一人で出て行った幹生。テレビを見ながら楽しそうに洗濯物をたたんでいる真紀。)
真紀:「一緒にいるうちに無理しないでいられる関係になり、嘘もない、隠し事もない、素直な自分でいられて」
(昔デートで真紀と来た土手で一人、コーヒーを飲む幹生。)
幹生:「一緒にいて分かって来たのは、当たり前だけど、あぁ、彼女も普通の人だったんだなって」
真紀:「私、家族を手に入れたんだって思えたの」
幹生:「恋をしてる頃は、特別な人だって思えたけど。最初の頃の、どっか秘密めいた感じの彼女は、もうどこにもいなくて」
(夜、また詩集を手に取る幹生。やっぱりページは9のまま。険しい表情の幹生。)
(2015年4月。バイオリンやらないの?と聞く幹生。)
真紀:「私、今、すごく幸せだよ」
幹生:「そんなふうに言う彼女をどっか退屈に感じて」
真紀:「嬉しかった、この人を支えようって思って」
(いつでも幹生のために明るくしていたい、とテレビの話などを意識的に楽しそうにはしゃぎながら話す真紀。真紀の世界が狭い事を分かっている幹生は自分が聞いてあげなきゃ、と意識的に真紀の話を毎日頑張って聞いてあげていた。)
(ある日、1人で映画館で映画を見ていた幹生は玲音(大森靖子)と久しぶりの再会をする。同じ映画を見ていた二人は近くのお店でご飯を食べながら映画の話で盛り上がる。(映画の中で)2人はなんで別れたんだろう、と幹生が言うと、「人は価値観が合うか、器がおっきいか、どっちかないとキツイでしょ」、と答える玲音の言葉に動揺を見せる幹生。)
(家に帰ると相変わらず真紀に自治会の話など毎度同じような話を聞かされる幹生。)
幹生:「好きなものを見て、隣を見たら、彼女も同じように感じてる。そんなことは些細なこと。自分にそう言って」
(不動産屋の物件を見ている幹生。)
幹生:「ある時、彼女と温泉に行って」
真紀:「そこですごく仲の良いご夫婦にお会いして」
幹生:「聞いたら、結婚して40年です、って」
真紀:「40年かぁ~↑って」
幹生:「40年かぁ~↓って」
(2015年7月。真紀が体調を崩して入院することになる。1人で家に戻った幹生。)
幹生:「彼女は何も変わってなくて、初めからずっと俺を好きでいてくれて、なのに…」
(買ってきたご飯を食べて、一人で好きなテレビを見て、ビールを飲む自由な時間。自然と鼻歌まで飛び出す幹生。テーブルに置かれた真紀の保険証を見て、ビールを思いとどまる。たくさん持っていた好きな映画のDVDを段ボールにしまっていく幹生。ふと窓のカーテンを開け、ベランダを見るとゴミが溜まり、ハエが湧いている。)
(2016年1月。真紀に内緒で会社を辞めていた幹生は朝からベンチに座っているだけ。ある日の夜、夕食を二人で作った真紀と幹生。出来立てのパエリアを運ぶ幹生だったが鍋敷きを持ってくるのを忘れてしまい、真紀を呼ぶ。熱い熱い!と叫ぶ幹生に真紀は、幹生が昔くれた詩集の本を鍋敷きとして差し出す。ショックを受ける幹生。料理で忙しい真紀は何も感じていない様子。表情がまた一つ死んでいく幹生。)
(いつもの土手で一人、空に上がる凧を見上げている幹生。風に舞い上がり踊るたくさんの凧。その中の一つが、空から力なく落ちてきて、やがて動かなくなる。心を痛める幹生。)
幹生:「次の日、気が付いたらベランダの柵に足をかけてて」

ここからは入院中の幹生と、相部屋になった包帯グルグル巻き男(家森諭高)とのやり取り。
包帯諭高:「昼間いらしたの奥さんですか?」
幹生:「はい」
包帯諭高:「綺麗な人だったな、羨ましいな」
幹生:「ご結婚は?」
包帯諭高:「僕の結婚は地獄です」
幹生:「そうですか」
包帯諭高:「いいなぁ、幸せそうだなぁ」
幹生:「別に、良くはないけど」
包帯諭高:「あんないい妻がいて文句言ってたら怒られますよ。優しそうで品があって、完璧な…1億点の妻じゃないですか?」
幹生:「………」
包帯諭高:「寝てて掃除機で顔、吸われたことないでしょ?「なんで1日に3回もご飯食べるの?」って言われたことないでしょ?」
幹生:「から揚げにレモンかけられます」
包帯諭高:「はい?」
幹生:「レモン、好きじゃなくて」
包帯諭高:「それぐらいで…」
幹生:「入院したのも妻が原因なんですよ」
包帯諭高:「え?」
幹生:「俺、妻に背中押されてベランダから落ちたんですよね」
包帯諭高:「へぇ~」
幹生:「完璧とか、1億点って言われたって…」
現在の幹生の声:「悔しくて、言い返したかったから」
(今度は辞めてしまった会社の後輩、西村(阿部力)と居酒屋「竜ちゃん」で飲んでいる幹生の回想。後ろから真紀が友達とやって来る。真紀は気付き、後ろの方の席に着く。から揚げが運ばれてくると真紀は嬉しそうに幹生達の方を見ている。後輩とのやり取りが聞こえてくる。)
後輩西村:「レモンかけますか?」
幹生:「いらない、俺レモン嫌いだから」
(笑顔だったはずの表情が固まる真紀。)
西村:「かけた方が美味しいですよ」
幹生:「はぁ、外で食べる時ぐらい好きに食べさせてくれよ」
西村:「結婚したの最近じゃないですかぁ」
(表情が曇って行く真紀。)
幹生:「2年?まだ2年かぁ」
西村:「まだまだ奥さんのこと愛してる時期でしょ?」
幹生:「お前、なにも分かってないねぇ、愛してるよ!」
西村:「じゃあ…」
幹生:「愛してるけど、好きじゃないんだよ。それが結婚」
(真紀は走って帰ってしまう。テーブル席に残った友人が真紀さんなんだって?声が小さいから聞こえなかった、と話しているのが聞こえてしまう幹生。表情がゆがむ。)
真紀:「私は家族が欲しくて結婚して」
幹生:「結婚しても恋人のように思っていたくて」
真紀:「気が付いたら彼は家族じゃなくて、片思いの相手になってて」
幹生:「彼女は恋人じゃなくて、家族の一人になってて」
真紀:「なんでこんなことになったんだろう」
幹生:「欲しかったものがお互い逆さんなってて」
(息を切らして家まで走って戻って来る幹生。ちゃんと話をしなきゃ、と家に入ってくる。真紀は話をしなきゃ、と思い、家事の手が止まってしまっていた。玄関で音がして、笑顔でお帰り、と微笑む真紀。向かい合っても何も言葉が出てこない二人。涙が止まらなくなった真紀はいられなくなってコンビニに行くと家を飛び出す。幹生は思わず後を追うように、外へ出るが、泣いているであろう真紀の後ろ姿を見るなり、反対方向へ逃げて行ってしまう。)
真紀:「夫婦って何だろう、ずっと考えてたけど分からなかった。全然知らない、遠くの小さい島のどっかの幼馴染みたいにして知り合って、すごく仲は良いけど、別にこうなりたいとかこうしなくちゃいけないとかなくて、毎日顔を合わせるけど、男でも女でも家族でもない、そんなんだったら一生ずっと仲良く出来たのかな、その方が良かったかな、って」
(離婚届け出そうと思ってます、と義理母に頭を下げる真紀。)

今回は回想シーンがメインで、次回の7話で現実と真紀と幹生が向き合うお話になります。
今回は諭高は青いふぐりのお猿さんを探してるし、別府くんは会社の倉庫に閉じ込められてるし(笑)。
次回ではちゃんと絡んでくるのでしょうか??
では次は7話いきま~す!