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『カルテット』4人の痛快会話劇まとめ!第3話から抜粋セリフ全文!!【ネタバレ】

『カルテット』4人の痛快会話劇まとめ!第3話から抜粋セリフ全文!!


大人の4人の痛快会話劇!お気に入りのシーンをいくつか挙げてきます!
第3話は世吹すずめ(満島ひかり)の生い立ちが開かされるすずめちゃん回です。
まずはカルテットではないのですが、じわじわとカルテットに波を立てていくありすちゃん(吉岡里帆)がすずめに急接近してくるシーンです。

すずめへの、ありす恋愛講座!

ありす:「なんで彼氏作らないんですか?」
すずめ:「なんで?…なんでかな、告白とか苦手で」
ありす:「ふっ、告白は子供がするものですよ、大人は誘惑してください」
すずめ:「誘惑?」
ありす:「誘惑はまず人間を捨てることです」
すずめ:「人間を捨てる?…大丈夫ですか」
ありす:「大体3つパターンあって、ネコになるかトラになるか、雨に濡れた犬になるか」
すずめ:「ネコ、トラ…?」
ありす:「どれがいいですか?」
すずめ:「じゃあ、ネコで」
(座っていた椅子からペットボトルを持って立ち上がり、ありすの誘惑講座スタート。カーペットに横になる。)
ありす:「まず、布団に潜り込みます」
すずめ:「はい」(隣りにしゃがむ。)
ありす:「あ~、疲れちゃった」
すずめ:「お~!」(アリスの演技に拍手をして見ている。)
(ありすはすずめを引っ張り、隣に寝かせる。)
ありす:「キスしちゃったらダメですよ。いつキスしてもおかしくないぞ、の距離を作るまでが女の仕事です」
すずめ:「あ~…」
ありす:「ペットボトル1本分の距離を保ってください」
(ありすは持ってきたペットボトルをすずめの顔との間に持ってきて、説明する。)
ありす:「女からキスしたら、男に恋は生まれません」
すずめ:「…はい」
(そのままじゃれあう二人。)

いやぁ、萌えましたね、ひたすら萌えでしたね(笑)。

その後、別府司(松田龍平)を見詰めながら、顔の前にペットボトルを持ち、距離を保っているすずめ。
みんなで出掛ける前のやり取り。

司:「なんでペットボトル持ってるんですか?」
すずめ:「なんでもないです~」
家森諭高:「あれぇ~?」
司:「どうしました?」
諭高:「洗濯したはずのパンツがないんだよ」
司:「パンツ?」(自分のズボンを見る。)
諭高:「いや、ランジェリーの方」
司:「えっ?」
諭高:「はいてないよ」
すずめ:「(口の動きだけで声は出さずに)燃やしちゃった~」
司:「取り込んだときありました?」
すずめ:「別府さんのランジェリー貸してあげたらいいんじゃないですか?」
諭高:「ランジェリー貸して」
司:「ランジェリーって言うのやめて下さい…」
諭高:「ランジェリー貸して」
すずめ:「ランジェリー貸してあげて」
諭高:「ランジェリー貸して」
真紀:「ごめんなさい、お待たせしました」
司:「行きましょう!」
諭高:「別府くん待って!」
司:「ランジェ…、パンツはコンビニで…」
諭高:「二人。ボーダーが被ってますよ」
司:「あっ、すいません」
真紀:「ダメですか?」
諭高:「特別な関係に見えちゃうけど、いいの?」
司:「着替えてきます、ちょっと待ってて下さい」(二階へ上がって行く。)
諭高:「なんでボーダー着るかな」
真紀:「ボーダー着ちゃダメなんですか?」
諭高:「絶対カブるに決まってるじゃない。着る時、他にも誰か着てる人いるかもなって普通考えません?」
真紀:「じゃあボーダーはいつ着ればいいんですか?」
諭高:「昨日ボーダー着てる人と会う時じゃないですか?」
真紀:「ちょっと条件が厳しすぎません?」
司:「お待たせしました。行きましょう」
(二階から降りてきた司は、今度は諭高と同じようにカーディガンを羽織っていた。)
諭高:「だ、ダメじゃん?」(自分と司の服を交互に指さす諭高。)
すずめ:「特別な関係に見えちゃいますよ」(静かに頷く真紀。)
司:「あっ、…着替えてきま~す」
諭高:「あと、メッセージ性の強すぎるTシャツはよそうね~」
(二階に向かって叫ぶ諭高。)

恋するすずめちゃん炸裂のシーン!

続いては、父との過去がもうすぐカルテットの皆に知られてしまう。
もう自分はカルテットの一員としていさせてもらえなくなる。
みんなと別れなくてはいけなくなる。
そう感じたすずめが離れたくないという想いから夜、突然司の布団に潜り込んでくるシーン。
布団が大きく揺れ、司が目を覚ます。
暗い部屋、同じ布団の中、目の前にはすずめがいる。

司:「どうしました?」
(黙って司をじっと見ているすずめ。ペットボトル1本分の距離を保っている。)
司:「あ、Wi-Fi繋がらないんですか?」
(頭を振るすずめ。)
司:「あ、部屋に虫的なもの出ました?」
(頭を振るすずめ。)
司:「おなかすいたんですね?ちょっと待っててください、うちのドーナツは…」
(起き上がろうとした司を強く引っ張り、布団に倒すすずめ。司の胸に顔をうずめる。)
司:「す、すずめちゃん?」
(しばらくの沈黙の後、離れるすずめ。)
すずめ:「すいません、Wi-Fi繋がらなくて」
司:「あ、……あ、Wi-Fi…」
(立ち上がるすずめ、後から司も立ち上がる。)
すずめ:「ごめんなさい、急にビックリしましたよね。そういうことするつもりなかったんですけど」
司:「いえ、こちらこそ、避けきれなくて」
すずめ:「いや、避けきれない速度あったと思うんで」
司:「あ、Wi-Fi、あ、お腹すいてたら食べます?」(カバンの中から自分の会社のドーナツを渡す。)
すずめ:「いただきます」
(部屋を出て行こうとする司。)
すずめ:「別府さん」
司:「はい」
(言いたい言葉が出てこない、沈黙の中、声を絞り出すすずめ。)
すずめ:「い、いただきます」
司:「どうぞ」

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すずめと真紀のカツ丼シーン

続いては満島ひかりの演技力が本領発揮された、父の病院に行く事すらできないすずめの苦悩、父の過去を真紀に語るカツ丼シーン。
すずめの苦悩が辛かった。切り捨てることが出来ずに震えているすずめを優しく包んだ真紀もとても良かった。
すずめのそばに真紀がいてくれて本当に良かった。
出会えて良かった。そう思えるシーンでした。
すずめちゃんの元同僚役の、声だけの出演だった安藤サクラさんも良かったですね。
いつかかつての同僚としてドラマに出てきてくれないかな?声だけじゃつまらない!!
満島ひかりさんとは長い付き合いですもんね、せっかくだから声だけじゃなく友情出演して欲しい!!

お蕎麦屋さんに入ると、即答でカツ丼を頼むすずめ。
店内に流れている稲川淳二の怖い話ラジオに聞き入り、1人で笑っている。

真紀:「食べたら戻ります?」
すずめ:「はい?」
真紀:「病院」
すずめ:「お昼前にも一回さっきんとこ通ったんですけど、まさか巻さんいるとは思わなかったな。誰かから電話とか来たんですか?」
真紀:「留守電聞いてない?」
すずめ:「あ、すいません、はい」
真紀:「なにも聞いてない?」
すずめ:「ちょっと、買物とかしちゃってたんで」
真紀:「……」
すずめ:「さっきバス降りる時、間違えてごちそうさまでしたって言っちゃったんですよね」
真紀:「病院戻ろうか」
すずめ:「注文しちゃったし」
(真紀がすずめに話し掛けようとすると、すずめはラジオに合わせて大きなリアクションを取る。話ができないのでラジオの音を勝手に切る真紀。)
すずめ:「巻さん怖いの苦手なんですか?お化け屋敷とか入れない系ですか?」
真紀:「すずめちゃん」
すずめ:「まぁ、私もあんまりな感じなんですけど」
真紀:「すずめちゃんのお父さん」
すずめ:「あ!今度一緒にお化け屋敷行きましょうよ」
真紀:「お父さん、さっき亡くなられました」
すずめ:「軽井沢って、お化け屋敷なさそうですよね、あったかなぁ?」
真紀:「すずめちゃん、やっぱりすぐ病院へ…」
すずめ:「食べてからで!」(声を張り上げる。)
真紀:「あぁ…」
すずめ:「ごめんなさい」
(頭を振る真紀。お店のポスターに気付き、指さすすずめ。)
すずめ:「あ!あ!ボーダーですよ、ボーダーです!」
真紀:「ホントだ」
(そのボーダーの水着を着た女性のポスターの前に立ち、真紀に背を向けてすずめは話し始める。)
すずめ:「なんか聞きましたか?昔の事とか」(真紀の方を振り返る。)
(頷く真紀。)
すずめ:「へぇ~」
真紀:「はい」
すずめ:「昔、父がすごくお世話になってた人がいたんですけど」
真紀:「はい」
すずめ:「お金貸してもらったり、たっくさん。ご飯もしゅっちゅうごちそうになってた人で、その人がある時、大けがで入院したんです。なのに、父はお見舞い行かないでウチでテレビ見てたんです。なんで行かないの?って聞いたら病院で風邪とか移されたくないからって。ひどくないですか?」
(すずめの背中を見詰めている真紀。)
すずめ:「あと、建築の仕事してたんですけど、30階建てのビル造って、25階まで出来たところで父がなんか基礎?の、大事な所を手抜きしてたの分かっちゃって、初めからやり直しになったんです。それで潰れた会社とかあったのに、父はその日、ラーメン屋さんでスープがぬるいって言って作り直させたんです。ひどくないですか?あと、母が……」
(言葉に詰まるすずめ。心配そうに見ている真紀。)
すずめ:「(ラジオの)稲川淳二さんの話より父の方がずっと怖いですね」
(そこへ注文したカツ丼がやって来る。席に戻るすずめ。)
すずめ:「美味しそう~」
真紀:「ねぇ」
(割り箸をすずめに差し出す真紀。しかしすずめは受け取らない。)
すずめ:「食べ終ったら、病院行きますね」
(1人で、カツ丼を見つめながら、小声で呟くすずめ。)
すずめ:「病院…、怒られるかな、……ダメかな…」
(割り箸を差し出したまま動かずにすずめをじっと見ている真紀。)
すずめ:「家族だから行かなきゃダメかな…行かなきゃ…」
(頭をグラグラと左右に揺らしたりしながら1人で呟くすずめ。真紀の差し出した割り箸に気が付き、手を出すと、真紀は持っていた割り箸を落とし、すずめの手を両手で握る。)
真紀:「すずめちゃん、軽井沢帰ろう。病院行かなくていいよ、カツ丼食べたら軽井沢帰ろう」
(驚いている表情のすずめ。)
真紀:「いいよいいよ、みんなんとこに帰ろう」
すずめ:「父親が死んだのに行かないって…」
真紀:「いいの」
(すずめの視線に頷き返す真紀。)
すずめ:「知られたら、カルテット辞めなきゃいけないのかなと思って…」
(手を握ったまま、大きく首を横に振る真紀。)
すずめ:「こういう人だってバレたら、嫌われちゃうかなって思って…」
(優しく微笑みながら、首を振る真紀。)
すずめ:「怖くて……、…怖かった…、みんなと離れたくなかったから…」
真紀:「私達同じシャンプー使ってるじゃないですか。家族じゃないけど、あそこはすずめちゃんの居場所だと思うんです。髪の毛から同じ匂いして、おなじお皿使って同じコップ使って、パンツだってなんだって、シャツだってまとめて一緒に洗濯機に放り込んでるじゃないですか。そういうのでもいいじゃないですか」
(目に涙をためて微笑むすずめ。ふと真紀は思い立ち、勝手に止めていたラジオの電源を入れに行く。真紀に握られていた自分の手を愛おしそうに嬉しそうに撫でているすずめ。真紀も席に戻って、2人でカツ丼を食べ始める。)
真紀:「泣きながらご飯食べたことある人は、生きていけます」

このシーンすごかった。気が付いたら泣いてました。嬉しくての涙でした。
とにかく満島ひかりと松たか子の演技に脱帽でした。
心を掴まれました。『カルテット』の代表的な名シーンの一つでしょうね。
ここからすずめちゃんは真紀を全面的に信頼していくんですよね。
いやぁ、本当に良かった。続いては4話で~す!