TBSドラマ『カルテット』第1話で出てきたコーン茶とは!!

ちょっと変わった大人4人の痛快会話劇「カルテット」
面白かったです。第1話はほぼ4人の会話だけがメインのようなお話でしたが、吹き出しちゃう的な笑えるポイントがいくつもありました。
子どもの様な大人たちのやり取りが、見る側の肩の力を抜いてくれるような、そんな楽しい大人のラブサスペンスドラマ。
この物語は音楽をやる4人が偶然出会い、カルテットを組むというお話が軸になっています。
音楽に限らず、アーティストと呼ばれる芸術に長けている人たちというのは変わり者が多いなんて話も聞きますが、この4人も例にもれず、かなりの個性派ですね(笑)。
皆バラバラでまとまりはない。
しかし音楽が始まるとみんなの集中は一気に一つにまとまり、美しい音色を奏で始めるんです。
一番最初のドラゴンクエスト序曲なんて最高でした!
あのお店に居合わせた中学生たちになりたかった!!(笑)
共同生活を送る別荘のシーンでコーン茶登場!!
演奏枠を狙っていた軽井沢のライブレストラン「ノクターン」で余命9ヶ月と謳い、ピアノの演奏をしている人物(イッセー尾形)と知り合う一同。
しかし真紀(松たか子)はその男性が5年前にも余命9ヶ月と謳い、東京で演奏をしていたことを知っていた。
嘘だと思うとみんなに話す真紀。
そしてみんなに何も言わず、真紀は一人で「ノクターン」に出掛け、その男性の嘘をお店へ告げ口に行く。
お店側としてはお客様をだますことになる、と男性の出演を断る流れに。
こうしてその男性の空いた枠で演奏できることになった4人。
別府司(松田龍平)の祖父の別荘に戻って練習に向かうも、真紀の行動を知った3人(松田、満島ひかり、高橋一生)はなにやら浮かない表情。
練習を始めようとするも皆の心は動揺し、バラバラ。
そんな中、別府は立ち上がってコーン茶を淹れてきます、と言う。
変な空気になる4人の空間。
その後もちょっと険悪になるような空気になるたびにメンバーがかわるがわるコーン茶、とお茶を淹れに行きます。
しかしまたお茶を淹れようとするも話が白熱し、違う人がまた淹れようとキッチンへ行くもまた話に夢中になり、が繰り返されて結局コーン茶は淹れられる事はありませんでした(笑)。
「カルテット」第1話で登場したコーン茶を調べてみました!!
結論から言うと、劇中登場のものと同じパッケージのものはありませんでした。
残念…
ちなみに、コーン茶とは
とうもろこしの実をお茶にしたもので、ノンカフェインの、飲みやすい健康茶です。
とうもろこしは鉄分を多く含み、水に溶けやすい食物繊維も多く含む万能な穀物です。
食物繊維が豊富なので便秘解消にも効果ありだと言われています。
カフェインやタンニンが入っていないため、妊婦さんや授乳婦さん、小さなお子さんでも安心して飲むことが出来ます。
鉄分や食物繊維なども摂れる、家族で楽しめる健康茶!
香りもとうもろこしの甘い香りでお子様にも喜ばれるかも!
何癖もありそうな大人4人、気になりますねぇ。
でも自分も真紀さんの行動はなんだかなぁ~って思っていました。幼い?というか。
5年前の時は本当に余命9ヶ月だったのかもしれないのに、今は乗り越えつつも再発に怯えている毎日かもしれないのに。
余命9ヶ月が根もない歯もない嘘だったのかどうか、なんて本人に聞かない限り分からないはずなのに。
から揚げに勝手にレモンをかけて、どうしてかける前に聞かなかったんですか?なんて言ってたくせに、自分は確かめようともせず、自分の判断だけでベンジャミンさんを嘘つき呼ばわり。
なんだかなぁって思っちゃいました。
音楽の舞台というのは狭き門だから、そういう残酷さも蹴落としも必要なのでしょうか。
なんだかもやもやしちゃいました。
でも面白かったので、嘘で塗り固められた大人のやり取り、もっともっと見てみたくなりました。
人が生きて行くと色々な事に出会ったり経験したりしますよね。
そりゃあ昨日今日出会ったよく知らない人に本音やらなんでもかんでもベラベラしゃべる人はいないでしょう。
適当に取り繕って小さな嘘をついたり、ごまかしたりもするでしょう。
最初からよく知らない人に腹割れるかって言ったらなかなか難しいものです。
しかしこの4人は、いや、真紀以外の3人は故意的に偶然を装い、出会っていますよね。
よく知らない相手って訳でもないのかな?と思えたりも。
この事実とそれぞれの嘘が一体どう絡んでくのか、非常にシュールで面白い作品だと思いました。
これからは、いざこざが生まれたらまたコーン茶が登場するかもしれませんね。次こそは飲めると良いんだけど(笑)。
皆さんも一息つきたい時は是非、コーン茶、いかがですか?