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『逃げ恥』第10話・完全ネタバレ感想レポート!!セリフあり!その3

『逃げるは恥だが役に立つ』第10話 ネタバレという名のセリフ&感想アリの完全レポート!PART3!


『逃げるは恥だが役に立つ』ネタバレ&感想その1はこちら

『逃げるは恥だが役に立つ』ネタバレ&感想その2はこちら

お店の中へと進む津崎(星野源)。
コートをお預かりします、と言われ、戸惑うみくり(新垣結衣)。
あまりにおしゃれな雰囲気に、焼き鳥だと思ってきてしまった自分にいたたまれない気持ちになる。
渋々上着を預け、肩身の狭いような思いで店内を歩くみくり。
椅子を支えられ、席に着く2人。
「評判の店なんです」、と津崎。
「こういうところならもっと良い服を」
「可愛いですよ」
その言葉になんだか癒されてしまうみくり。
「子羊に使われているソース・ヴァン・ルージュのワインのセパージュはなんですか?」
メニューを読みながら、ウェイトレスと何やらやり取りしている津崎をぼーっと見ているみくり。
(なにが起こっているのか)
(しみじみとしっくり、お寺の似合う平匡さんが)
「なるほど子羊だからてっきりボルドーかと思ったら」
(キラキラした空間で、横文字っぽいランゲージを喋っていらっしゃる)
「みくりさん」
津崎が突然、みくりの方に振り向く。
「はっ!」
ここでなぜかみくりの妄想モード。画面はゲーム仕様。

津崎平匡
「ヴィアンド、つまり肉料理のことですが、子羊と牛のフィレ肉、みくりさんはどちらがいいですか?」

→子羊
牛フィレ肉

森山みくり
どうしようかな・・・?

(どっち?どっちを選べば?平匡ルートのエンディングを迎えられるの?)

森山みくり
・・・・・じゃあ、牛フィレ肉で

子羊
→牛フィレ肉

白い歯をこぼした津崎平匡。両手を顔の前で組む。

津崎平匡
「みくりさんは、そうだと思いました」

そしてハートが振りまかれるほどの強い威力の津崎平匡ウィンク。
(フラグ立ったー!!)
そしてはっと現実に戻るみくり。一人で頭を振る。
(違う違う、そうじゃない。平匡さんの王子モード、ちょっとカッコいいけど、そうじゃない)
津崎はやり取りのあと、お願いします、とメニューをウェイターに返す。
そしてここからは津崎の心の声。
(準備の甲斐があった)
(特別の日のために、評判の良い店をピックアップ)
お昼休み返上で職探しだと思われたあの時、津崎が探していたのは転職先ではなく、みくりとディナーするためのお店だった。
パソコン画面には、ここのお店のHP。

Alte Liebe Yokohama
日本大通り フレンチ

異国情緒あふれる横浜の歴史的空間で
一生に一度の特別な日を

(デートにおススメ)
日本大通り駅 徒歩1分
ディナー:13000円~
記念日を作り上げるために様々なアイテムをご用意。異国情緒あふれる横浜の歴史的空間で一生に一度の心に残る日を演出するサポートをいたします。

(予約の空きを必死で探し、第一希望の店のキャンセル待ちを確保)
(昼間のうちに訪問し、最終確認)
昼間に前もってお店に行き、メニューの分からない単語を質問している津崎。
料理が2人のテーブルに運ばれてくる。
(ここまでは順調だ)
料理のあまりの美味しさに声が出るみくり。
(美味しい!とんでもなく美味しい!)
(だけど、平匡さんがさっきから一言も話さない)
みくりはふと津崎を見る。目が合うと、津崎はみくりに微笑みを返す。
(ただ食べて、合間に嬉しそうに微笑むだけ)
目を逸らすみくり。
(怖い)
考え続ける。
(王子モード続行中の平匡さんの裏に何が隠されているのか?)
もう一度津崎を見る。やっぱり何も言わず、微笑んでいる。

料理も終わり、コーヒーを飲む二人。
「今日、ここへ来たのは」、と津崎はようやく口を開く。
「これからのことを話すためです」
姿勢を正すみくり。
「サイズが分からなかったので、指輪はまだないんですが、」
みくりは驚くように目を丸くする。
「みくりさん、きちんと入籍して、結婚しましょう」
ぎこちない表情のみくり。
「平匡さんは、そんなつもり、ないのかと…」
「自分には起こり得ない話だと思ってました。ですが、みくりさんと出会って変わったんです」
ゆっくりと笑顔になるみくり。
すると津崎はおもむろに鞄から書類が入ったファイルを取り出す。
「試算してみたんです」
そういって、テーブルの真ん中を開ける。
「結婚すれば、雇用関係は必要なくなります。いままでみくりさんに支払っていた給与分が浮いて、生活費、ないしは貯蓄に回すことが出来ます。」
いつの間にか無表情なみくり。
「結婚するのとしないのとでは3年後、5年後、シュミレートすると、このくらい差が出ます」

≪貯蓄額シュミレーション≫
事実婚の場合

年間貯蓄額 177万円→3年後 531万円→5年後 886万円

≪貯蓄額シュミレーション≫
結婚した場合

年間貯蓄額 244万円→3年後 732万円→5年後 1220万円

「これだけあれば、中古の家を買ったり、将来子供が一人、ないし二人出来てもなんとかなります」

≪貯蓄額シュミレーション≫
子どもを産んだ場合

年間貯蓄額 259万円→3年後 777万円→5年後 1295万円

「その場合のデータがこちらです」
顔が曇るみくり。
「つまり、結婚した方が、お互いに有意義であるという結論に達しました。」
目を閉じて首をかしげているみくり。
「つきましては…」
「ま、まってください」、と津崎を制するみくり。
「家とか子どもとか、そういう未来予想図に行く前に、どうして籍を入れようと思ったんですか?」
言い淀む津崎。
「きっかけです」
少し微笑むように、津崎は言う。
「きっかけは、リストラです」
驚くみくり。
「あ、もちろん、次の仕事が決まってからきちんと言うつもりでした。」
「リストラされたからプロポーズ?」
慌てて頭を振って否定する津崎。
「あ、だけではなく、結婚が最も合理的だと、」
「結婚すれば、給料を払わずに、私をタダで使えるから、合理的?そういうことですよね?」
みくりの言う話が理解できていない様子の津崎。
「そういうことに?」
「なってます!」、とみくり。
考え込むような津崎。そんな津崎を見詰めている落ち着きのない様子のみくり。
「みくりさんは、僕と結婚したくはない、ということでしょうか」
答えられないみくり。
「僕のことが、好きではない、ということですか」
「それは、好きの搾取です」、と言い出すみくり。
「好きならば、愛があれば何だってできるだろうって、そんなことで良いんでしょうか」
やっぱりまだ少し理解できていない様子の津崎。
「私、森山みくりは愛情の搾取に断固として反対します!」
驚く津崎。
決意が固まったような強い表情で言うみくり。泣きそうな表情の津崎。

第10話≪完≫
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感想

う~ん、なんだかモヤモヤな展開じゃないですか?
ムズキュンならぬムズモヤじゃないですか!
前半戦はとても楽しかったし、逃げ恥充だったのに、なんだか新しい問題提起ですな!
そもそも給料の発生する契約結婚という時点でかなりの問題提起でしたけどね、忘れてましたが。
いやいや、でもね、賛否両論あるんじゃないかと思います。
共感している方もいるでしょうし、うわ、なんか引くわ~みたいな人もいるはず(笑)
実際今の社会でもやりがい搾取は顕著ですよね。
タダ働き同然の残業だとか、従業員が酷使されている業界もかなり多いです。
過労死や自殺などまでいくと、これはもう犯罪じゃないか、と言わざるを得ない問題です。
だからみくりの言ってる事も間違ってはいないでしょう。
社会に対しては意義のある意見でしょう。
特に、みくりは家事を『仕事』として捉え、価値も見出している訳ですし。
それゆえに誇りを持ち、完璧を求めてしっかり取り組んできました。
最終的に「みくりを雇う」と決めたのは津崎ですし。
しかし、またまた津崎も、最初から自身のスタンスは何ら変わってませんよね。
しっかりと下調べをして、データを出し、比較し、結論を出す。
初めて出会ったとき、みくり自身がこの津崎のやり方に合理的で素晴らしい、と太鼓判を押したわけですし。
お互いなにも変なとこはない、変わったところもない、通常営業(笑)。
でもね、なんだかね、寂しく思えてしまうのはなんでなんでしょうね。

どっちもなんだか思いやりが足りないようなね、なんだか寂しくなってしまいましたよ。
まず津崎は、言葉が足りなかったかな。
沼田にリストラを告げられ、自分のしていたことは、みくりの人生に責任を負わない、無責任な状態であったと気付いた。一人の男として、それではいけない、と思った。
真剣な気持ちだからこそ、好きだからこそ、逃げずに立ち向かってみようと思った。
突然の強い風に体の向きを揃えて一緒に耐える十姉妹たちのように、二人でこれからの人生を、と思った。
でもそういう事を端折るので、リストラされたから考え始めた、と受け取られてしまう。
それは間違っていないので津崎は否定できない。
でも、そこに大好きだから、責任を取りたいから、という言葉は出てこなかった。
これは恋愛経験0ゆえの結果なのか。無念すぎる!
そしてどれだけ合理的なのか表で数値を示すことで、いつものみくりなら喜んでくれるとさえ思っていたのかもしれない。
今度はみくり。仕事に対してとことん自己肯定感の低いみくり。
守銭奴のように、自分の行う労力に対し、それが正当な賃金であるかばかりを気にしている。損得勘定に支配されているように。
就職活動で全滅して、アホっぽいもう一人と自分との天秤に負け、契約終了となる、このように仕事で傷つき、仕事における自信のなさは、仕事ででしかきっと補えない。
津崎の恋愛における自己肯定感の低さを、みくりがみくりの愛情を感じさせることによって、補ってくれたように。
最初の派遣切りの時のトラウマもあり、首を切られるという事に過剰に反応してしまうのかもしれないですね。
普通なら結婚という嬉しいワードにすら、雇用関係の終了?無職に戻る?みたいな。
そういうのもあり、ビジネススイッチが入ってしまったのだろうか。
ドキドキ初デートの席だったはずが、ビジネスな会話になってしまってましたからね。

さて、二人はどういう最終回を迎えるのでしょうか。
でもみくりさん、津崎をにやけさせられるのはあなたしかいないんだから、もうちょっと頑張って欲しい!
なにをどう、とかは分からないんだけど(笑)、毎日毎日あの幸せそうな笑顔を絶やさないように、してあげて欲しいなぁと思います。絶対、なにがなんでもまた殻にこもるような、心を閉じてしまうような、11話の予告にあったような悲しい顔をさせないでいてあげて欲しいと願ってやみません!!(笑)

それにしても今回、株急上昇なのは、風見でしたね。
いやぁ、初めて風見がイケメンだと思いました!失礼ですね、すみません(笑)。
あぁ、ひとは、ひとに恋をするとこういう顔つきになるのか、と思いました。
今回はずっと顔つきが違いましたよね。
こういうのをたった一人の大切な人にだけ見せる顔と言うのでしょうか。
ぜひ、みなさんのご想像にお任せします、みたいな終わり方ではなく、はっきりくっきりと二人の結末を、というかハッピーエンド(笑)を見せつけて欲しいな、と思います。
百合ちゃんのハンパない好感度の高さと、ただ今株を上げまくりの風見、これはもう応援しかないでしょう!
ここをうやむやにして終えたら、きっとTBSは終わらないクレームの対応に永遠に負われることになるでしょう!!

さて、いよいよ我々視聴者は、『逃げ恥ロス』に片足ツッコむことになりました。
心の準備はいかがですか?
さてさて、そんなときは最終回のおさらいも含めて、ネタバレをぜひ1話から復習してみてるのがおススメですよ!!(笑)

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