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『砂の塔』第6話ネタバレ&感想その1 セリフあり!!

『砂の塔』第6話 ネタバレ&感想 PART1!


第6話

健一(田中直樹)がマンションに帰って来ると、マンションのロビーの向こうから歩いてくる佐々木弓子(松嶋菜々子)とバッタリ再会。
笑顔の弓子とは正反対に、凍り付く健一。
偶然ね、と微笑む弓子。
偶然、という言葉がなんだか引っ掛かる健一。

自分の部屋で、この間の亜紀の、自分に対する一生懸命な言葉を思い出している和樹(佐野勇斗)。
ベッドに横になりながら。
そんな中、健一は家に帰ってきて、亜紀(菅野美穂)とリビングで話し合っている。
和樹の事、月曜日に担任の先生と面談がある事。
しかし先ほどバッタリ会った弓子の事が気になって、落ち着かない様子。
帰って来てからずっと変だよ、と亜紀に指摘されてしまうも、なんとかごかまし、その場は終わる。

婚活パーティーのための会場のようなオシャレな場所で、たくさんの人たちがバタバタと動いている。
阿相(津田寛治)は仕事のためかいつもより高揚しており、賑やかな現場でもあるため、声を張り上げていた。
和樹の面談があるため、別の担当も付けるので、少し現場から抜けさせてほしい旨を健一が阿相に伝えるが、怒りを露に全否定されてしまう。ダメダメ!健ちゃんを信用しているんだから、と。
だからあの仕事も任せたんだ、と。
この間の、少女を空港まで送る仕事の事だった。あれは信用されても何も、僕は何も知らなかったんです、と主張する健一だったが、健ちゃんの家族には幸せでいて欲しいんだよ、という脅しのような恐怖を感じる阿相の言葉に、健一は言葉を失ってしまう。
その時、健一の携帯が鳴る。
出ると相手は弓子からだった。昔よく使っていたというお店に呼び出される。
お店のマスターも健一を健ちゃんと呼び、久しぶりの再会を喜んでいる。終始、表情の硬い健一。
たまには家庭でも仕事でもない時間が欲しいんじゃない?、と弓子がカウンターへ健一を誘導。
笑顔の弓子とは対照的に健一はずっと顔がこわばっていた。

警察署で荒又(光石研)がベンチに腰掛け、『佐々木弓子』について考えを巡らせていた。
警察署で、あのあと個人的に話を聞いた、生方(岩田剛典)という青年によると、佐々木弓子は現在、スカイグランドタワーマンションに住んでいるという事だった。フラワーアレンジメント教室をやって。
さて、目的は何ですかねぇ、と少し微笑んでいたように荒又。
亜紀は帰ってきた健一と話をしていたが、仕事、仕事という健一と上手く会話ができない様子。
ふとワイシャツを見ると、胸元に赤いシミ?のようなものが。
なんだろう、と不思議に思う亜紀。

ここで、亜紀のナレーション。
(女は時々嘘をつく。)
(例えばメイクをするようにさりげなく、それは男たちの目をくらませ、誘い掛ける媚薬。)
(だけど、女たちは誰もが知っている、女の嘘は女をだませないことを。)
「口紅?」、と亜紀が呟き、タイトルコール。

体操教室主催の紅葉狩りのお知らせを見ながら、行きたい、行きたいと盛り上がるそら(稲垣来泉)。
じゃあお兄ちゃんとパパも誘おう、と亜紀。
家に帰ってから、亜紀は紅葉狩りのパパとの思い出をそらに話して聞かせる。そらは折り紙で紅葉の木を作っている。
同じ会社だった二人は会社での紅葉狩りで距離が近くなった。
みんなのように早く山を登れない亜紀を気にして待ってくれたり、おぶってくれたパパの優しさを嬉しそうに話す亜紀。
そらも話を聞きながらうれしそうに笑っている。
夜ご飯のおかずが和樹の分だけものすごく大きい。そらがずる~い、と声を上げる。

ちょうどその頃、紅葉狩りの件を健一にメールで送っておく亜紀。
健一は阿相に連れられてきたお店でそのメールを受け取っていた。
阿相がそのお店のママを呼ぶとなんと弓子がやってきた。和装で出迎える弓子。
また凍り付く健一。なんだ、君ら知り合い?と阿相。
隣に座り、良く喋る弓子とは、やはり対照的にほとんど喋らない健一。
帰りがてら、弓子が外までお見送り。健一と弓子が向かい合って、何か話している現場を遠くから覗いている人物がいた。
生方だった。(まだ亜紀の旦那が健一だという事は知らないはずだけど。)
その瞬間知らない男たちに抱えられた生方。
必死に抵抗するも弓子の目の前に連れて来られる。またうろついてるのか、と問う弓子。
荒又警部に聞いた、と話す生方。
警察に呼ばれて困るのはあなたじゃないか、と強気に立ち向かう。
いいぞいいぞ!生方。頑張れ負けるな!!(笑)
知りたい?と夜の銀座を背に、微笑む弓子。

場面は変わり、リビングに出てきた和樹(佐野勇斗)。冷蔵庫から水を取り出している。
紅葉狩りに一緒に行こうと声を掛ける亜紀。行かない、模試だから、と和樹。
健一も声を掛けるが、和樹は早々に部屋に入ってしまう。
しかし明日は学校に行く、との本人の言葉に、健一は様子を見てみよう、と提案。
そのあとやっぱり面談には行けそうにない、と話す健一。
亜紀はワイシャツの口紅らしきものを思い出し、本当に仕事なのか、と呟く。
他に何があるんだ、と気分を害すも、それ以上探られるのを恐れるかのように席を立って行ってしまう。
その時、いなくなってしまった健一の携帯が鳴り、メッセージが表示されていた。
何気なく亜紀がそのスマホの待ち受け画面を見てみると、『おやすみなさい、会えて嬉しかった』の文字。

芝生で縄跳びをしているそそら。亜紀は女かなぁ、と悩んでいる。
その時、芝生の向こうから弓子が歩いてくる。気付いてはしゃぐそら。弓子は遠くから亜紀に頭を下げる。
二人でベンチに並んで話す。
こないだは最低の母親なんて言ってごめんなさい、と弓子は話し始める。
私、あなたに嫉妬してたの、と。
実は旦那には女がいてその人とニューヨークで一緒に暮らしているんだ、と。
シャツに口紅がついていて気付いた。最初はよくわからなかったけど、だんだん妻への警告だったんだろう、と。
この人は私のものだ、っていう、と話す。
亜紀は、他人事とは思えない、と顔をしかめていた。
本当にごめんなさいね、と重ねて言う弓子。
弓子はいつも一人でご飯を食べていて、窓の向こうの遠くのたくさんの明かりを見ながら、独りぼっちなのは自分だけなんじゃないか、と思えてくると思いつめたように話す。
それを受けて、今夜一緒にごはんでもどうか、と提案する亜紀。
嬉しい、と微笑む弓子。
じゃあうちに来て、と。
部屋に戻り、和樹に今晩の弓子との食事会のメールを送る亜紀。
返信を受け取り、健一へ電話。和樹も来れるって、パパはどう?と。
どんな人なの?、とパパ。
マンションに来てから仲良くなった人の事、パパさんに何にも話してないんだぁ。いくら帰りが遅いからって、みんなそんなもんなのかなぁ?
いい人だよ、真上の部屋ね、と亜紀は早々に電話を切る。

夜、亜紀と弓子、弓子の家のキッチンに二人で並んで料理の準備をしている。
「亜紀さんの旦那さんはどんな方?」
普通の人です、学生時代は山岳部だった、と亜紀が話すと、私の学生時代好きだった人も山岳部だった、と盛り上がる二人。
つい最近その人にたまたま再会して、ときめいちゃった、と弓子。
へぇ~、と亜紀。亜紀の軽めの反応をじいっと見詰めている弓子。
しばらくすると部屋のチャイムが鳴り、パパかも、と亜紀とそらで迎えに出る。
玄関の外で立っていたのは健一。
弓子さん、スリッパ借りますね、と中に向かって声を掛ける亜紀のその言葉に、驚く健一。
まさか?(笑)。
すると部屋の中からエプロン姿の弓子が出てくる。いらっしゃい、と。
またまた表情が凍り付く健一。
動けない健一。ぎこちない感じで手土産のプリンを弓子に渡すが、何も言葉を見つけられない。
ニヤリとしている弓子。
するとまたチャイムが。和樹かな?と思っていると、弓子がもう一人呼んだ、と言う。
お花の生徒さんで、私にどうしても聞きたいことがあるというのでサプライズで呼んじゃった、と。
その相手を弓子が迎えに出たスキに、健一は亜紀に何かを言おうと試みる。
実は亜紀に言ってなかったことがあるんだけど、じつは、俺と彼女…、とその時、そらが生方先生だ~!と叫んだので、亜紀の気はそちらに流れてしまった。目が遭い、驚く亜紀と生方。
二人のそんな様子をじいっと見ている弓子。

弓子が生方に健一を紹介する。こちら、亜紀さんのご主人、と。
挨拶を交わした二人だが、ふと生方はいつだかの弓子のお店に来ていたお客がこの人だったのではないかと思い出すような仕草を見せた。不思議そうに、でもじっと見てくるその青年に健一は不思議そうに、初めましてですよね?、と声を掛けた。
はい、と生方。
もしかしてママの昔お隣さんだったっていう?と健一。
そう、今はそらの体操教室のコーチで、と返す亜紀。
でも昔の知り合いにはあんまり会いたくないって…、と健一が呟くと、弓子が言う。
仲良いんですよ、前にも亜紀さんのお宅で会ったよね、と。
うちで?彼うちに来たの?、と目をまん丸くして驚いている健一。思わず目を伏せる生方。
いや、一度だけ、ちょっと相談があって、と慌てて否定する亜紀。
「そんなの聞いてないんだけど。」
「別に言う必要ないでしょ、だってそらのコーチなんだから。」
居ずらい気持ちで二人のやり取りを黙って見ているしかない生方。
ふと目をやると、弓子がじいっと二人のやり取りを見ている。生方と目が合うと微笑みを見せる。
生方は帰ります、と席を立つ。聞きたいことがあるんじゃないの?と弓子が声を掛けるが、そんな弓子を睨みつけるようにしてその場を去る。
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亜紀はエレベーターを待っている生方を追い掛けて声を掛ける。
この間も、弓子さんが何とかって、どうかしたの?、と。
生方は暗い廊下の方へ亜紀を誘い、話し始める。
佐々木弓子について調べてたんです、あの人には近付いちゃダメだ。あの人は亜紀さんの家族を混乱させるために俺を呼んだんだ、と。
そのために亜紀さんの真上の部屋を、異常に高い金額で買い取ったことも。
ニューヨークの夫の話もウソ、本当は独身で、銀座のクラブを経営してる、と。
まさか、と信じてくれない亜紀に、生方は続ける。
俺、銀座のお店の前で、ご主人と一緒にいるのを見ました、と。
前からの知り合いみたいな感じに見えた、と続けた。
亜紀はその事実に向き合いたくないかのように見間違いだ、と生方を制す。
生方に再び説得されても尚、見間違いだ、と自分を落ち着かせるように繰り返し、弓子の部屋に戻って行った。
すると、弓子の家の玄関の中に戻ってきた亜紀に、二人の声が聞こえてくる。
「どういうつもりだよ、こういうのは困る、なにを考えてんだ、弓子。」
聞こえてきた健一からの『弓子』、の言葉に時が止まるような衝撃を受ける亜紀。
亜紀は何も知らないんだからさ、と健一が続ける。
玄関で固まっていた亜紀に気付いたそらが、ママ~!と声を上げて駆け寄っていく。
それに気付き、言葉を止める弓子と健一。
どういうこと?今、弓子って呼んだ?、亜紀の言葉に何も返せない二人。
お食事会はお開きになり、部屋に戻って、リビングで向かい合う二人。
そら(稲垣来泉)はテレビを見ながらプリンを食べている。
弓子との関係を問いただすと、学生時代の同級生だ、と健一。あと、阿相社長の行きつけのクラブのママだ、と。
それだけ?ときつめに責める亜紀。
「ストーカーみたいにうちの真上に引っ越してきたって聞いたの、パパに近付くためなんじゃない?」
偶然だよ、考えすぎだよ、弓子は…、と健一が言うと、弓子って呼ばないで、と声を荒げる亜紀。
プリンを食べていたそらがこっちを見ている。二人で玄関まで来て、場所を変えて続ける。
「じゃあ口紅は?」
口紅?そんなの知らないよ、と健一が言い返した時、玄関が開き、和樹が帰ってくる。
その音に気付く二人。顔を返ってきた和樹に向ける。
メール見た?ごめんね、食事会中止になっちゃって、今何か作るね、と亜紀が声を掛ける。
食べて来たから良い、続ければ?、と目も見ずに和樹は呟き、部屋に入って行ってしまった。
和樹が帰ってきてしまったのでもう玄関でも話せなくなり、そこで話し合いは終わってしまった。

部屋で洋服を整理している亜紀。
違うワイシャツにも口紅がついていた。それに気付き、亜紀は弓子の言葉を色々思い出す。
妻への警告…、この人は私のもの…、学生時代好きだった人も山岳部だった…、など。
怒りがこみ上げてくる亜紀。
弓子が友達だから、とプレゼントしてくれたリビングに飾っていたプリザーブドフラワーを持ち上げる亜紀。私、ばかだ…と呟き、ゴミ箱に向けて投げ捨てる。
ゴミ箱から落ちてしまったかけらを拾うとした時、なにか見慣れない黒いものに気付く。
乾電池の入った、コードのついたなにか。ハッと驚く亜紀。
マンションのロビーを歩いてくる弓子をソファーに座り、待ち伏せていた亜紀。
弓子がやって来ると、立ち上がり、それを見せて言う。盗聴していたんですか、と。
黒いコードの付いたそれは盗聴器だった。
表情が変わる弓子。
主人に付きまとってるのか、と。
うちの家族を壊そうとして、私に?、と亜紀が言うと、弓子は微笑みをたたえ、こう返す。
「このタワーに来てからおかしな事が色々あったでしょ、あれ全部私よ。」

綾香(ホラン千秋)の、宅配のお兄ちゃん(昔懐かしの二の腕くん・笑)との不倫や、橋口梨乃(堀内敬子)夫妻の隠し撮り、生方と部屋でばったり会った事や、生方に関する寛子(横山めぐみ)からの怒りを買ったベビーシャワーの時の一件など。すべての事に合点が行く亜紀。
最初から友達のフリして近付いたの、と笑っている弓子に、とうとう亜紀は怒りの平手打ち。
よくやった!!!!(笑)
さらに胸倉を掴み、睨みを利かし迫る亜紀。よし!!行け行け亜紀!!
しかし強気に次は何を言うのかと思いきや、口から出たのは泣きごと。
嬉しかったのに、私の事、いいお母さんだって言ってくれて…、と、涙目。
弓子はこれ以上ない冷たい表情で、吐き捨てる。
「あなたがいいお母さんなわけないじゃん。」
そう言われた亜紀は打ちひしがれるも、何も言い返せず、帰って行ってしまう。
おいおいおいおい!終わりかーーーーーーーーーーい!!!!
頭脳も口も何一つ弓子にかなわない亜紀。無念すぎる!(笑)

健一が家に勝ってくると、家じゅうがごちゃごちゃ状態。亜紀が盗聴器を探してるの、という。
弓子がうちを盗聴していた、と。
警察に行こう、と。驚きつつも落ち着けよ、と亜紀を制す健一に怒りを露にする亜紀。
「私が信じられないの?パパは弓子さんの味方なんだ?だいたいパパが頼りないから弓子さんにたぶらかされるんじゃない!」
そういうお前はどうなんだよ、男をホイホイ家に入れただろ!、と健一も怒りを見せる。
「一緒にしないでよ、航平くんはそういうんじゃ…」
どう違うんだよ!!、と怒りのままに棚の上に鞄を強く置いた健一。そこに飾ってあったそらの手作りの紅葉の木が鞄でつぶされてしまった。泣きじゃくるそら。「パパが壊した~!!」
ごめんな、明日本物の紅葉見に行こうな、と宥める健一。

一方、弓子の銀座のお店に荒又(光石研)が現れる。久し振り、と。
驚きを見せるも、すぐに笑顔を作る弓子。
どうしてあのタワーに住んでるのか聞く荒又。
今更あの家族を引っ搔き回してなにになる?、と。
あの家族って?、と冷静に対応する弓子。
あの家族、って、亜紀の、ってことで良いんだよね???生方から聞いたのかな?
どういうこと???今更って??? 前にも??気になる~!!

「あの家族を引っ掻き回して壊そうとしてる」、と荒又は言う。
もし仮に私が壊そうとしていたとして、強い絆があれば私なんかに何が出来るというのですか、と弓子。
「家族なんて壊れる時は壊れるんですよ、よくご存じでしょう」
笑っている荒又。
なにが目的?、と。
しかし弓子は答えない。
また来ます、必ず、と真剣な表情を見せて、荒又はお店を後にした。

砂の塔第6話ネタバレ&感想その2につづく