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『砂の塔~知りすぎた隣人』第5話完全ネタバレレポート&感想その1

『砂の塔~知りすぎた隣人』第5話 PART1!見ていない人には追いつける!見た人には余韻に浸れる!ネタバレという名の完全レポート!セリフ全文!!その1


そろそろ中盤戦ですね!
では早速行ってみましょう!!
第5話

───

始まりは前回の回想シーンから。
生方(岩田剛典)が自分のマフラーを亜紀にまいてやる。
≪世界中が敵になっても俺は亜紀さんの味方だから≫
見詰め合う二人をじっと遠くから見ている和樹(佐野勇斗)。
やがて前を睨み付けるように歩く。
≪なにか悲しい事があったのね≫
弓子(松嶋菜々子)が和樹に顔を見れば分かる、と優しく声をかける。
場面は警察署。防犯カメラの映像が流れる。
≪内緒のお友だちとボール…≫、と呟く刑事・荒又(光石研)。
≪犯人は例えば、未成年っていう線もあるんじゃねえか≫
千晶ちゃんが上着を着てピンクのボールを手にして一人マンションを出ていく姿。
同時に和樹の顔が映る。

───

現在のシーンへ。
夜道を亜紀(菅野美穂)と生方が歩いて帰っている
ここで大丈夫、ありがとう、と亜紀。橋に寄って行く。
仲直りできそうですか、と生方。
うん、家族だからね、と亜紀、笑顔。
「そうだ、それに弓子さんにも謝らなきゃ。」
弓子さん?
「あ、ほら前うちに来た時に会ったでしょ?」
あぁ、謝るってあの人となにかあったんですか?
「恥ずかしい話なんだけど、あの人のことを疑っちゃったの。うちのことを見張ってるんじゃないかって。」
見張ってる?
「そらがね、ふざけて変な事言うから。」
≪テレビみたいなのがいっぱいあって、よそのおうちが見れるようになってるの。ママも映ってたよ≫
回想のそら(稲垣来泉)。
「覗き見してるってこと?」
そんなことあるわけないのに、と笑う亜紀。
考え込む生方。

───

黙り込む和樹。
隣には弓子が座っている。
景色はマンションのロビーを出てどうやら外のよう。ベンチに二人で腰かけている。
あなたは悪くないわ、と弓子。
考え込み、なにも話さない和樹。
「だって子供は親を選べないんだもの。誰だって好きで、ひどい親の元に生まれてくるわけじゃないもんね」
和樹の背中に手を添える弓子。
それに気付いて少し弓子の方を見るも、暗い表情でまた前に向き直る和樹。
和樹の背中をさすってやる弓子。和樹をじっと見つめている。
ちょうどそこへ亜紀と別れた生方が通りかかる。
夜の外で、亜紀の息子と亜紀のご近所さんが二人で並んでいる異様な光景を見ている。
亜紀の言葉がよぎる。
≪あの人のことを疑っちゃったの。うちの事を見張ってるんじゃないかって≫
なにかを考えている様子の生方。

───

マンションに戻り、一人エレベーターに入る亜紀。
途中で生方のマフラーに気付き、走って出てきた時にそのまましていて、手に持っていたエプロンにくるんで隠す。
場面は切り替わり、高野家。
≪なんで出来ないんだよ!ママ友くらい≫
≪頑張ってるのよ私だって。頑張っても出来ないのよもう!≫
さっきの亜紀とのケンカを思い出している健一(田中直樹)。帰ってこない亜紀を心配している様子。落ち着かない。
そらはまだ起きていて、リビングでクレヨンでお絵かきをしている。
すると玄関が開く。
ただいま、小さい声で亜紀が入ってくる。
気付いたそらは駆け寄り、抱き着く。「ママだぁ~!」
抱き締め合う二人。
健一は亜紀に気付いた瞬間、新聞を手にしてソファーに座り、気にしていない振りを演じ始める。横目で気にしながら。
「パパ、ごめんなさい」
亜紀が近寄ってきて申し訳なさそうに言う。
「いや、まぁ、なんつーか、俺も言い過ぎたしな」
読んでいなかった新聞を畳んで健一も立ち上がって言う。亜紀も遠慮がちに頭を振る。

───

ふとリビングのテーブルにはラップのかかった亜紀の分の夜ご飯のハンバーグが綺麗に残されている。
他のみんなの食器は洗ってある様子。思わず笑顔になる亜紀。
あれーお兄ちゃんは?、とふと亜紀。
あれ?一緒に帰って来なかったのか?とビックリしている健一。
いや、と首を振る亜紀。

急いでマンションのエレベーター前へ駆け出て行く。スマホを操作しながらボタンを押し、エレベーターを待つ亜紀。
ちょうどエレベーターが到着し、中に入ろうとしたら和樹が出てくる。
わ!お兄ちゃん!ごめんね、すれ違っちゃったみたいで、と声を張って亜紀が言う。
和樹は亜紀の顔を一度だけ見ると何も言わずに歩いて行ってしまう。
「お兄ちゃん?」
部屋に入り鍵をかける和樹。
その部屋をノックしながら亜紀が外から声をかける。
「和樹?どうしたの?なにかあったの?」
ドアに手をやると鍵がかけられている
驚く亜紀。「ねぇ、和樹?」
なにも答えない和樹。

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「これまでの被害者は4人。犯人の有力な手がかりはゼロ」後輩刑事・津久井(上杉柊平)がホワイトボードを見ながら言う。

ホワイトボードにはこう書かれている
・犯人の有力な手がかりはゼロ
・身代金など犯人の要求はなし
・被害者の死体は見つかっていない
現在までの聞き込み結果から
→ママ友情報に詳しい
→子供を扱うのがうまい
→ダメな母親ばかりを狙う
→ひとりの犯行ではない?
→子供を警戒させないほど

この中でもママ友情報に詳しい、と子供を扱うのがうまい、の箇所には赤線が入っている。
それを見ながら津久井。
「これまでの手口から考えられる特徴はママ友情報に詳しいこと、なおかつ、子供を扱うのがうまいってこと。今回の4人目の子供にも…」
≪内緒のお友達?≫
津久井の話を聞いていた荒又に、前田千晶ちゃんの母親が話していた言葉がよぎる。

ホワイトボードの文字。
暴力を受けており、母親も娘に対して―
「ナイショのお友達」ができたと喜んでいた、とある。
「内緒のお友達、と名乗っておびき出しているようです」、とホワイトボードを叩きながら津久井。
考え込んでいる荒又(光石研)。
う~ん、やっぱり犯人は女なのかなぁ、いや、でも子供に警戒させないっていうことで言えば、もしかしたら歳の近い未成年っていう線もあるかもしれませんね?と津久井が言うと、和樹に画面が切り替わる。
自分の部屋で一人、立ち尽くす和樹。

───

一方体操教室の場面。周りはみんな帰り支度をしている。
弓子さん?と寛子(横山めぐみ)。
ご存知ですか?と生方。
「佐々木弓子さんでしょ?フラワーアレンジメント教室をやってる」
「どんなひとなんですか?」
どうって…、旦那さんはニューヨークにいるって聞いたわ。確か鈴白商事のお勤めだとかって。
「どうして彼女だけ日本に?」、なかなか食い下がる生方(笑)。
「よく分からないのよねぇ、プライベートな話はしないし。まぁ、お金はかなり持ってるみたいだけど」
「そうなんですか。」
寛子は生方の近くに寄って行き、耳元で小さい声で続ける。
「実はね、彼女が引っ越してきた部屋、うちも投資用に買おうとしてたのよ。でも彼女が横からあり得ないくらいの値段を言ってきて」
「ありえない値段?」
「普通の部屋なのよ。あ、ほら、あの高野亜紀さんの家のちょうど真上。」、と寛子。
「真上?」
表情を曇らせる生方。

───

弓子、自分の部屋を見渡している。
夜だからだろうけど、電気をあまりつけないから暗くて怖い(笑)。

───

夜、道路である親子連れが映る。
子供は母親の腕を引っ張って泣いている。それを振り払いながら怒っている母親。
「うるさい!なんでママの言う事が聞けないのよ!」
シャッター音が響く。遠くからその様子をカメラに収めている和樹。撮り終えると冷めた表情で去っていく。
「お兄ちゃん、遅いねぇ」
うん、とお風呂上がりのそら。
「電話かけてみようか」
高野家の時計は9時過ぎを指している。食卓には和樹の分の夕飯がラップにかけられている。
亜紀が電話を掛けると留守電につながってしまう。そらの髪を拭きながら眉間にシワを寄せる。
「おかしいなぁ、こんなことなかったのに、出ないや」
「友達と遊んでいるのかなぁ」、とそら。
「あ、そういえば、聞いてなかったなぁ。新しい学校のお友だち」
亜紀がそういってそらの髪を拭いていると、突然画面が切り替わり、木が鬱蒼と生い茂った夜の雑木林のような場所に前田千晶ちゃんらしき小さな女の子が倒れている。顔には泥がたくさんついている。
同時に同じく雑木林のような場所で一人で、大きなスコップで土を掘り返している和樹が映る。
レインコートのようなものを羽織り、真っ暗な夜の中、大きく掘って、最後に平らに戻しならしている。
時計は夜の10時半を回った。
時計の隣には弓子からのお花も飾ってある。
亜紀は和樹の部屋の前に行く。
「和樹、ごめんね、入るね」と、一人で呟き、ドアノブに手を掛けた。
開けた瞬間、和樹が帰ってきた。玄関のすぐ目の前が和樹の部屋なので、亜紀はすぐに帰ってきた和樹に気付く。
「なにやってんの」、と和樹。
急いで部屋を閉めて道を開ける亜紀。
「人の部屋、勝手に見んなよ」
和樹、お母さんにそんな言い方ないでしょ、亜紀が語気を強める。
部屋に入ろうとした和樹は振り返り、「ひとの部屋を勝手に見ないでくれませんか。これでいい?」
「これでいい?って…」
だるそうにそう言って部屋に入って行こうとする和樹の腕を引っ張る亜紀。和樹の手にしていたバッグが床に落ちる。
「いい加減にしなさい!」
亜紀は和樹の腕を離さずに、掴んだまま続ける。
「ちゃんと答えて!どこに行ってたの?」
俯いたまま和樹は答える。
「なんだっていいじゃん。こっちは秘密黙っててやってんだから」
「秘密?」
「とぼけんなよ、見たんだよこっちは」和樹の冷たい表情は続く。
「見たって?」
「母さんがマフラー貰って浮かれてるとこだよ」
思い出して亜紀は顔をしかめる。「あの時いたの?」
腕を引っ張られたときに落ちたカバンを拾って、部屋に入っていく和樹。亜紀が追いかける。
「待って!誤解してる!私たち和樹が疑ってるような…」
亜紀がそう言いかけている途中に和樹は振り返って、言葉を遮る。
「私たち?」
顔を上げる亜紀。
「私たちってなんだよ、キモイ言い方やめろよ」
戸惑っている亜紀。
「不倫だろ?はっきり認めりゃいいじゃん」
いや、違っ…、亜紀がそう言おうとすると、和樹はうんざり顔で扉を閉めた。
扉の向こうの和樹を見詰めている亜紀。

───

亜紀のナレーション。
(女は時々嘘をつく)
暗い部屋でお花を切っている弓子。窓の向こうの満月を見上げている。
(例えば、愛する人ならそのすべてを信じられる、と)
川に満月が反射する。
(だけど、もしも、その人の心の奥に、底知れぬ暗闇を見つけてしまったら)
足を止めて、橋の所で満月を見上げる生方。
(それでも、あなたは)
自分の部屋でたくさんの写真を見ている和樹。
(信じられるだろうか)
パソコンにも、机の上にも、乗り切らないほどのたくさんの写真。
母親らしき女性の前で、頭を守って身を構えている小さな女の子。
泣きながら母親の腕を引っ張っている小さな男の子。
ツインテールに髪を結んだ前田千晶ちゃんのような女の子と母親の写真など。
それらはたくさん床にも散りばめられている。
部屋の真ん中で立ち尽くす和樹。
(愛する人を信じ切ると、言えるだろうか)
険しい顔の亜紀。砂が崩れ落ちるようにしてドラマタイトル。

───

「1000万のご契約?」
健一が声を張り上げる。
いつもの夜の店での場面。両脇に若い女性を侍らせて、ご機嫌に阿相(津田寛治)が言う。
「そう!今度めちゃくちゃデカい婚活イベントやんのよ~」
若い女性たちが黄色い声を上げる。
「んで、そこの飲食関係も全部、健ちゃんとこに発注すっから!はっはっはっ!」
阿相のご機嫌ぶりに、健一も笑顔で頭を下げる。
「ありがとうございます!」
「ただ、ちょっとまた相談があんだよ」、と阿相。
そう言って阿相に手招きをされ、健一は隣の席に座る。
「俺ら、友達じゃん?」
阿相は声を潜める。
「健ちゃんの自爆営業のケツも拭いてやったし」
「感謝してます」
「うんうん。んで、友達として、手伝ってほしい事があんだよ」
「と、いうと?」
「実は俺、内緒の副業やってんのよ」、と阿相が切り出す。
「副業ですか」目を見開いて問う健一。
頷きながら隣でタバコをふかす阿相。

───

翌朝、みんなのお弁当作りに励む亜紀。
健一、和樹、そらの分だ。
ブロッコリーやミニトマト、ウィンナーを詰めている。
和樹の分のお弁当が出来上がり、亜紀はため息をつく。
それと同時に朝ご飯を食べていた健一も暗い表情でため息をついた。
お互いに気付き、見合う二人。
なによ?みたいな顔を互いにする二人(笑)。
それを不思議そうに見ているそら。
和樹が部屋から出てくる。
気付いて健一が声を掛ける。「おはよう」
亜紀も気付いて「おはよう」、とぎこちなく笑顔を作る。
何も言わず、お弁当箱だけを取り、歩き出す。
「なんだ和樹、朝飯食わないのか?」
健一の言葉に振り返るも、何も言わず、けだるそうに行ってしまった。その後ろ姿を見詰める亜紀。
「珍しいな、ケンカでもしたのか?」
「ううん、ケンカっていうか、ちょっと誤解があって」、と慌てて顔を横に振る亜紀。
「誤解?」
「ううん、大丈夫。すぐ仲直りするから」、と亜紀。

───

朝の通学時間。和樹と同じ制服を見た高校生達がたくさん歩いている。その中に和樹の姿があった。
一人で歩いていた和樹は、突然足を止めると、右に道を外し、歩き始めた。
その後ろにいた同じマンションで同じクラスの橋口成美(川津明日香)は不思議そうに和樹の後ろ姿を見ている。
そして少し考えた後、和樹の後ろをついて行くことに。
一方、亜紀は小さい紙袋を抱えて足早に外を歩いていた。
「これ、ありがとう」
亜紀はそう言って、紙袋を開いて差し出した。
中には、かなり前に川で和樹とそらからのネックレスを一緒に探して貰ったときに借りたタオルと、この間のマフラーが入っている。
「あ、わざわざ…」、と受け取り、生方(岩田剛典)は頭を下げる。
周りをきょろきょろと見渡し、亜紀はそそくさと帰ろうとする。
「じゃあ、、またねっ」、と小走りに道を翻していく。
その行動を不審に思い、生方が後ろから声を掛ける。
「どうしたの?なんか、変じゃない?」
亜紀はびくっとして立ち止まる。
「なにかあったら言ってください」、と亜紀の背中に声を掛ける生方。俺、味方になるって言ったよね、と。
少し考えてから、亜紀は口を開く。
「和樹が…、あっ、息子が、私たちの事を疑ってて」
背を向けたままの亜紀。「不倫してるとかって…」
「不倫!?」
こんなこと初めてだから、どうしたら良いか…下を向く亜紀。
何かを考えながら、「俺からも和樹くんに話すよ、亜紀さんとは何でもないって」
そう言いながら近づく生方。
亜紀は振り返って「もうだめなの、あの子もう、なに言っても信じてくれなくて」、と顔を歪ませる。
「そんなに?」、と呟く生方。「ごめんねぇ、こんな、相談されても困るよねぇ」、と申し訳なさそうに亜紀。
俺、完全に迷惑かけてるね、と俯きながら言う生方。
「航平くんが悪いんじゃないの。私が励ましてもらったんだし。その、嬉しかったし…」、と一人で笑うように言う亜紀。
「あの、あの子もさ、ほら、いっちょ前にお年頃ってやつだから」、と自分に言い聞かすように頷く亜紀。
「もう会わないようにします」、と言い出す生方。
「えっ?」
「本当にすいませんでした」、と頭を下げる生方。
「亜紀さんが家族の事をなにより大事にしてんのわかってんのに、余計なことして…」
「いや、そんな…」
「もう会いません」、思いつめたような表情で言う生方。
黙って受け止めるしかない亜紀。

一人で道を歩く亜紀。ふと電話が鳴る。
「高野和樹さんのお母さんですか?」

───

校舎の廊下を小走りする亜紀。
小さい部屋に教師と向き合って座る亜紀。
「和樹が学校に来てないって?」
和樹の担任の教師は言う。
「実は今日だけじゃないんです」
「えっ!?」
教師は名簿を見ながら続ける。名簿には付箋がしてあり、『9/28・10/1高野和樹 無断欠席』と書かれてある。
それを見ながら「9/28,10/1、10/5、10/15、10/29、すべて無断欠席です」、と。
「そ、そ、そんなはずありません」、動揺しながら亜紀、「あの子がそんな…」
「お母さん、確かに和樹くんは成績もいいですし、性格も穏やかです。でも知ってますか?」、と教師。
彼は休み時間、誰ともなにも話さず、いつも一人でいる。
「和樹くんんは、なにか人に言えない悩みがあるのんじゃないですか?」
考えている表情の亜紀。

───

家に帰宅。担任教師の言葉を思い出す亜紀。
≪ひとの部屋、勝手に見んなよ≫
和樹の部屋の前で、和樹の言葉が亜紀の頭によぎる。
意を決して和樹の部屋へ歩み寄る。決意を固め、ドアを開け、部屋の中を進む。
机の上に開きっぱなしのパソコンの前に進み、座ってみる亜紀。
パスワードを入力する画面を見て、適当に打ち込んでみるも、パスワードが正しくありません、の文字。
ため息を落とす。

完全ネタバレレポートその2につづく