テレビ

『逃げ恥』第5話・完全ネタバレ感想レポート!!セリフあり!その3

『逃げ恥』こと『逃げるは恥だが役に立つ』第5話ネタバレという名の完全レポート 感想あり!PART3!


完全ネタバレレポートその1はこちら

完全ネタバレレポートその2はこちら

自分のオフィスのいつもの自動販売機で濃いめ・ホットのコーヒーを買う百合ちゃん(石田ゆり子)。
ビルの窓から外を眺めようとして、お財布からお金を落としてしまい、一人でそれを拾う。
その頃、その会社ビルの前の公園にマットを広げるみくり(新垣結衣)。津崎(星野源)は双眼鏡で百合ちゃんがいるビルの階を見ている。
「ゴダールジャパンは19階」、と津崎。
「前に言ってたんです。コーヒーができるまでの間、公園の緑を眺めるのが仕事中の癒しだって。百合ちゃんはカフェイン中毒なので午後だけでも3回チャンスがあると思います」、とみくりが力説する。
「この高さで気づきますかね?」
「このキリムは百合ちゃんのトルコ土産で同じデザインは二つとありません。見ればすぐわかるはずです」
「なるほど」
「存分に仲睦まじい夫婦を演じましょう」、津崎を見て、意気込んで言うみくり。
「やり遂げましょう」それに返す津崎。
「醸しましょう。新婚感。」
「出しましょう。親密感。」、津崎は手に力を入れて気合いを入れる。頷くみくり。

水筒からお茶をついでみくりが言う。「平和ですねぇ」
「はい」
「昔よく家族でピクニックしてました。キャンプなんかも。最近は私だけ不参加でしたけど。」
みくりが話し始めると、津崎も話し始める。
「僕はピクニックは一度だけ。小3の時。父は工場をやっていてほとんど休みがなくて」
「その一度が幸せな思い出なんですね」
お弁当の蓋を開くみくり。
中にはドーナツ型のおにぎりやたこさんウィンナー、サンドウィッチなどが入っている。
「それが、母がお弁当に瓦そばを作ってきて」、と津崎。
「瓦そば?」
「山口の名物です。お店では瓦に…あ、屋根の瓦ですけど、アツアツの瓦の上にそばを乗っけて、その上に錦糸卵と甘辛い牛肉をのせます」と津崎は話す。
「おいしそう」と笑顔のみくり。
「母としては、サプライズのつもりで重箱にそばを詰めてきたんですけど、父が怒り出して、「なぜ外で伸びきったそばを食わなきゃいかんのか。それにこれは茶そばじゃなくて日本そばじゃないか」って」
「瓦そばは茶そばなんですね」とみくり。
「はい。母は鹿児島の出身でなじみがなくて。父は怒り出すと自分を曲げない人なので、「俺は食わん」って。仕方ないので僕が一人で「おいしいおいしい」って言いながら重箱いっぱいのそばを必死に食べた地獄のような思い出で。それ以来、瓦そばが食べられません」
思い出して少し苦笑いをする津崎。
「どうして母は父と離婚しないんだろうって、子供心にずっと思ってました」
こっちを見ているみくりに気付いて津崎は頭を下げる。…すいません暗い話で。
「いえ嬉しいです」とみくり。
「地獄のような話が?」
「いえ、平匡さんの話が聞けて嬉しいという意味です」それからみくりはこう続ける。
「私はご両親にお会いした時素敵だと思いました。お似合いだな~って。」
「そうでしょうか。昔は今ほど離婚が簡単じゃなかったし、僕という子供がいたから別れなかっただけですよ」、と津崎は話す。
「だとしたらお手柄です。夫婦の危機を救った息子」、と津崎に言う笑顔のみくり。
「母の足かせになった息子では?」
「別れないで済むならそのほうがいいじゃないですか。」
「母が今幸せならいいんですけど」と俯く津崎。
…あれ?
ふと何かを思い出して携帯を見る津崎。
「今日誕生日でした。母の」
「電話しなきゃ、おめでとうコール」、と驚きつつも喜んで言うみくり。
「したことないです」
「しましょうよ」
携帯を見つめる津崎。
「…なら、私がかけます」固まってしまった津崎を見た、みくりが言う。
携帯を取り出すみくり。自分の携帯の画面を見ると、
「あれ?やっさんから着信。3件も」
「かけたほうがいいんじゃないですか」
「ですね。平匡さんも電話してくださいね」
そう言って立ち上がると平匡から離れて、近くの木の方へ行き、やっさんに電話を掛けるみくり。
席を立ったみくりを見送ると、自分の携帯と向き合う津崎。

スポンサーリンク

場面は平匡の実家に。居間のテーブルの上に置かれた携帯電話が鳴っている。
「おい、なっとるぞー電話」、津崎の父、縁側で新聞を読んでいた宗八(モロ師岡)が声を上げる。
はいはい。あら平匡、と駆け寄ってきた津崎の母、知佳(高橋ひとみ)。その名前に少し反応を見せる宗八。
電話をとって言う。
「もしもし?どうしたん珍しい」
「うん。今日母さん誕生日だよね。おめでとう」、と芝生で体育座りをした津崎が絞り出す。
母は嬉しそうに微笑んで
「みくりさんにかけろって言われたんじゃろ。結婚すると変わるんじゃね~。みくりさんも一緒?」
「うん。今向こうも電話してて、公園に来てる」
「ピクニック?」
「まあ…」と呟き、あっ!、と津崎はある事を思い出す。
急いで双眼鏡を取り出し、百合ちゃんがいるフロアを見上げる津崎。
視線の先にはオフィスの窓から外を眺めている百合ちゃんの姿が。
遠くで電話をしているみくりを呼ぼうとして慌てる津崎。
「もしもし?平匡?」電話からは知佳の声が。
身振り手振りでみくりを呼ぶ。口笛を吹いて呼ぼうともするが音が出ず。不発。
そうこうしている間に百合ちゃんは仕事に戻ったようで姿が見えなくなってしまった。
「ああ…」、とうな垂れる津崎に、知佳の声が聞こえてくる。
「もしもし?平匡?」
ああ、ごめん、何?、思い出して携帯を耳元に戻す津崎。
「お父さんと三人でピックニックに行ったの覚えちょる?」
「何を古い話をしとるんじゃ」宗八が向こうから知佳に言う。
いいじゃない、と宗八に言ってから、場所を変えて知佳は話し始める。
「ほら、帰りしに瓦そば食べて」
帰り?、津崎は驚く。

一方、ひらりちゃんの乗ったべビーカーを押していたやっさんの携帯に、みくりからの着信が。
歩道橋の上にいたやっさんは電話に出る。
「はい」
「やっと出たー」、とみくり。
「なに?」
「なに?って着信3件もあったから。」
「うん」
「どっちよ、用あるの?ないの?」
「用っていうか…」言い渋った後、やっさんは続ける。
「役所に出してきた。離婚届」歩道橋から走る電車を見ながら言う。
「えっ?」
「それだけ。会った時相談しようと思ったけど、楽しそうなの水差すみたいで言えなくて」
「言ってよ余計なことはいっぱい言うくせに」
「親にも周りの人にも離婚するのすっごい反対されちゃってさ。子供いるのに何考えてるんだって。旦那の浮気ぐらい水に流せって。でも私どうしても許せなくって。顔見るのも耐えられなくて。…私、間違ってるかな…心狭いのかな…。この子のために私が我慢するべきだったのかな」
ひらりちゃんを見るやっさん。声が震えているやっさん。言葉を絞り出す。
「浮気された私が悪いのかな…」
何も言葉を出せないみくり。
「蝶、育てて、家のことしてがんばったつもりだけど…、何がいけなかったんだろう。」
「いけなくない。やっさんよくやったよ」、とみくり。
「私…この子不幸にしちゃうのかな」
「そんなことない!蝶ちゃんだって、やっさんが笑ってるほうが嬉しいよ。やっさん間違ってない。私はやっさんの味方だからね。誰が何と言おうとやっさんの味方だからね。」みくりが声を上げる。
涙が流れ落ちるやっさん。

電話の終わった津崎は、公園にいる子連れの家族を見つめて優しい表情で微笑んでいる。
そこにみくりが帰ってくる。
「やっさんどうでしたか?」津崎が聞く。
「子供がいると、人生の選択が自分だけのものじゃなくなるから、難しいですね」みくりは言う。
「でも相手の顔を見るのも耐えられないまで行っちゃったら、子供の精神衛生上も良くないと思うし。離婚してよかったんです。…うん」、と言い聞かすように一人で頷く。
「しましたか離婚」、と津崎。
「はい…すいません、私…さっきと逆のこと言ってます」、落ち込んでいるみくり。
「…うちの母が離婚しなかったのは、子供のためだけじゃなかったのかもしれません」、と津崎。
さっき電話でピクニックの話をしました。
「地獄の?」
「地獄の帰りに瓦そばを食べたそうです」と津崎は話し始める。
「帰り?」
《帰りしにお父さんお店連れてってくれたじゃない。本物食べさしちゃるって。あんた寝とったかしら。》知佳とのやり取りの回想シーン。
お蕎麦屋さんの店内。テーブルを挟んで向かい合う若かりし頃の宗八と知佳。
小3だったメガネをかけた津崎は母の膝枕で眠り込んでいる。
瓦そばを食べる知佳。一口食べて明るい表情になる知佳。
《おいしい》
微笑んでうなづく宗八。
《お昼、食べとらんかったせいもあるとは思うんじゃけど、すっごくおいしくて。後にも先にもあねえなおいしかったおそば、たべたことないわねえ》、と知佳の満足そうな母の声。
「僕にとっては最悪な思い出ですが、母にとっては生涯で一番おいしいおそばだったそうです。僕の知らない物語が、他にもあるのかもしれない」
芝生の公園に百合ちゃんのキリムを敷いて並んで座る津崎とみくり。
「やっさんと旦那さんには、そういう思い出が足りなかったのかな…」と呟くみくり。
「二人でも幸せになってほしいなぁ。私はやっさんの味方だよって、それしか言えませんでした」
「辛いとき味方だって言ってくれる人がいるだけで救われますよ」と津崎がみくりを見てから言う。
そして「…そんな人いたことないや」と向き直る。「…あっ、沼田さん。」
ふと思い出す。

《俺はいつでも津崎くんの味方だよ》

「何か勘違いしてる気がしてならないんですが」と首をかしげながら。
「私は百合ちゃんですね」とみくり。

《私はみくりの味方だから》

「仲いいですよね」と津崎が微笑む。
「はい。昔からすごくかわいがってくれて」
「………」しばらく沈黙が流れた後、二人は同じタイミングで思い出す。
「百合ちゃん!」
「百合さん!」
「どこでしたっけ!?」急いで立ち上がる二人。
「あっ電気消えてる!」と双眼鏡をのぞく津崎。
「帰っちゃったかな」、と慌てるみくり。
「行きましょうロビーへ!」と津崎が言うと驚くみくり。
「えっ!?」
「この際百合さんが出てきたらわっ!と飛び出して、わっ!とハグしましょう。」、と津崎が言う。
「幸い休日で人も少ないし、これ以上心配かけるのもなんですし」
しかしみくりは言う。「それか百合ちゃんに正直に話す」
「百合ちゃんをだまそうとあれこれしてるのって、ひどいですよね。裏切りっていうか」と表情を歪ませている。
「今更ですね」、と津崎。
すいません、と頭を下げるみくり。
「貴重な休みつぶしてまで平匡さんにこんなことにつき合わせて。しまいにはロビーでハグだなんて、らしからぬ提案までさせて」
「この作戦のばかばかしさには薄々気づいてはいましたが」とキッパリ津崎。
「やっぱり…」
「でも百合さんに正直に話してしまったら、みくりさんは楽になるかもしれませんが、今度は百合さんがつらいんじゃないんですか?…百合さんがホントのこと知ったら、妹のさくらさんに嘘をつかなきゃいけなくなるし、それはつまり百合さんに罪悪感を肩代わりさせるということです」
津崎はまっすぐにみくりを見て言う。
「僕たちの罪悪感は僕たちで背負うしかないんじゃないでしょうか。」
「私たちで…」、と漏らすみくり。
「はい。僕たち二人で」
「…平匡さん」、と胸がいっぱいになるみくり。
「はい」
「ハグしていいですか」、とキリムの上で両手を広げるみくり。
「はい?」
「今の感謝の気持ちを込めて」
「今日は火曜日じゃないですが」、と冷静に徹する津崎。
「前借りでお願いします」
「はい」、と決意をしてから、両手を広げる津崎。
平匡の胸にゆっくり飛び込むみくりと、それをぎこちなく受け止める津崎。
「平匡さんに何かあったら…私は平匡さんの味方です」、とみくりは目を閉じる。
それを受けて津崎が、ぎこちない手つきでみくりの頭をゆっくりと撫でる。
その手を心地良く感じたみくりは少し驚くも、嬉しく思い、この心地良さを噛みしめる。
しばらくふたりの時間を堪能していると、後ろから声を掛けられる。
「なにしてんのよ」
「あっ!」(二人でハモる)、と二人は離れる。
「見たような敷物だと思ったら。公共の場でまあイチャコラしちゃって」と嬉しそうな百合ちゃん。
「違うんですこれは…」と慌てて否定する津崎。
「2人で仲良くやんなさい」、と満足そうな表情を見せる百合ちゃんは嬉しそうに去っていった。
「百合さんっ!」
百合ちゃんを追いかけようとする津崎。しかしそれを止めるみくり。
「丸く収まったのでは?」
津崎はハッと気づき、二人で頷きあう。

───

山さんのバーにて。「お疲れさん」
そう言われてお酒を出される百合ちゃん。
「ダンケ。ああ疲れた。新婚に口出しなんかするもんじゃないわ、バカらしい」とお酒を飲む百合ちゃん。
「いらっしゃい」
山さんがそう言い、百合ちゃんが顔を上げると、沼田(古田新太)が入ってきた。
「百合さん!?」沼田が声を上げる。
「知り合い?」、と山さん。
知り合い、と百合ちゃんが返す。
会社すぐそこだしね、と沼田が言うと、「風見鶏もここ来るの?」、と百合ちゃん。
「風見くんなら一人じゃ来ないよ」と山さんが言うと、何だよかった、と安心している。
「嫌いますねぇ」、と笑う沼田。
あいつは油断ならない!、と声を荒げる百合ちゃん。
すると自分の部屋で雑誌を読んでいた風見に着信が。沼田からのLINEだった。
『百合さんに偶然会って飲んでるなう』
『百合さんに何言ったの?激おこだぞ!』
それを読んでははっ、と笑う風見。

───

夜、津崎のマンションの部屋の場面。やっさんから写真が送られてきて見るみくり。
ありがとねひらりとがんばる!、と笑顔のやっさんと蝶ちゃん。
微笑むみくり。
ふとタイマーが鳴る。それに気付いてキッチンに戻るみくり。
「ゆであがりましたね」
「あっ、僕やります」と津崎。キッチンに一緒に二人で立っている。
バナナのエプロンのみくり、赤い無地のエプロンの津崎。
「ありがとうございます、熱いんでこれ使ってください」とミトンを促すみくり。
「はい」
ゆでた茶そばの湯切りをする津崎。お湯の湯気で一気にメガネが曇る。真っ白なメガネ。
「前が見えません」、と津崎。
茶そばを炒める津崎と、錦糸卵を作るみくり。
これぐらいですかね、細さ、と切りながら隣の津崎に聞く。
「いいと思います」、と隣で津崎が答える。
「はい」
みくりの心の声。
(楽しい。いろんな罪悪感をすべて押し流すほどに、楽しい!)
(こんな休日が毎週あるのなら。それだけで幸せなんじゃないだろうか。)
選挙事務所でたくさんの人と万歳をするみくり。当選を喜んでいる。
「万歳ー!万歳ー!」
画面には、当:恋人候補 森山みくり(家事労働党)、との表示。

───

「初めはいいんだよ、いやなとこ見えないし」、と山さんが言う。
出たよ別れた女房話、とカウンターで沼田が言う。
ほどほどにしなよ、と百合ちゃんも声を掛ける。
「そう!ほどほどがいいんだよ、ほどほどが」、と荒れている様子の山さん。
それをそれぞれ思い思いの表情で山さんの様子を見つめている沼田と百合ちゃん。

───

2人で食卓に向かい合い、茶そばを食べる津崎とみくり。
「いただきます」
「いただきます」
「おいしい!」ふたりでハモる。二人とも良い笑顔。そしてみくりのこころの声。
(夫婦でも友達でもない。雇用関係プラス火曜にハグをするだけの恋人。)
(曖昧だから楽しい私たち。)
場面は急に変わってどこかの旅館。
一つのベッドで横になる津崎とみくり。津崎はみくりを背を向けている。
(それがどうして…こうなった!?)
同じお布団の中で背を向ける津崎の方をじっと見つめているみくり。

第5話≪完≫

───

かなり毎回毎回ニヤニヤさせ過ぎです、このドラマ!!
津崎がまた瓦そばを食べられるようになったのは良かった。
両親の意外な真実に触れたことで、みくりと一緒ならまた食べてみようと思えた、地獄の思い出を良い思い出に更新出来たわけで、本当に瓦そばって美味しかったんだ、とみくりと同じタイミングで思えて、あの二人の笑顔、なかなか胸熱なシーンでした。
お互いの相性の良さに嬉しくなりますね。ちょっと前のドラマに嵐の大野智さんと波瑠さんの『世界一難しい恋』だったかな、そういうドラマがありましたが、あれも終始二人が敬語で話していてすごく気持ちが良いドラマでした。やっぱりお互いに上、下という事ではなくて敬意がはらえる関係って見てて美しいですよね。品があって。雇用主なのに偉そうには決してしない平匡、しかも敬意も互いに忘れない素晴らしい二人です。見ていて気持ち良いし、誇らしいですね。
徐々に二人の距離が近づいてきましたね。
星野源さん、鼻声でしたね。忙しいのでお体心配ですね。体調不良だった、とラジオでも話されていましたね。
そんな時もお忙しいみたいで心配になります。
見ている方がこんなに楽しいのだから主演のお二人もお忙しいとは思いますが、楽しんでいて欲しいなぁと願います、って、誰的立ち位置!?(笑)。
ドラマも中盤に差し掛かりましたね。終わって欲しくないなぁ。
なんならこのまま2クール行ってもらっても良いくらいですよね!!
ではでは次回もお楽しみに~♪♪