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『砂の塔~知りすぎた隣人』第4話ネタバレ&感想レポートその1!

菅野美穂 松嶋菜々子出演『砂の塔~知りすぎた隣人』第4話ネタバレという名の完全レポート!セリフ全文!!その1


感想も交えつつ、早速いってみよう!
第4話

最初は前回までの回想から。
弓子(松嶋菜々子)の差し出した手を笑顔で握り返すそら(稲垣来泉)。
≪おばちゃんとこ来る?≫
二人で並んで歩いていく後ろ姿。
弓子の声で、≪悪いママには罰を与えないとね≫。
一方警察署の場面。
荒又(光石研)が≪やられた。昨日から幼児が行方不明。しかも湾岸エリアだ≫と早口に幕し立てている。
≪防犯カメラに映像が残ってる、急ぐぞ!≫
はい、と後輩刑事の津久井(上杉柊平)。何人かの刑事も後を追い、部屋を出ていく。

───

次に、夜のタワーマンション内での親子イベントの場面。
亜紀(菅野美穂)が作ったサプライズビデオの最後に梨乃(堀内敬子)夫婦のやり取りが隠し撮りされており、たくさんの親子が見る中、流れてしまっている。夫婦でハーバード大卒、というのが嘘だと言い合いになるさまが映し出されている。
≪なんなの、これ!?隠し撮り?≫、と発狂している梨乃。
≪し、知りません≫、と否定する亜紀。
≪嘘つきはなんの始まり?≫、と亜紀に向かって寛子(横山めぐみ)。あなたの言う事はもう誰も信じないわ、と。
≪次から次へと噓の粉をまき散らす、あなた、まるで蛾ね≫
皆さん、続けましょう、と寛子が言う。
≪嘘つきの粉が子供たちに降りかかったら大変だもの≫
そうですね、飲み直しましょうか、と他のママさん達もその場を後にする。
一人になった亜紀は呆然と立ち尽くす。
しばらくしてからそらのところに戻ろうとすると、そらが寝ていたはずのベンチにその姿がない。
「そら…」、亜紀は小さくそう呟いて、走り出す。

───

一方、Excellen Towerエクセランタワー。
玄関周辺には警察が複数人立っている。
マンションの管理室のような部屋で防犯カメラを確認している荒又たち。
「例の防犯カメラの映像です」
その映像を見ながら「こんなことがあり得るのか?」、と漏らす荒又。

───

亜紀はタワー内を走り回っている。キッズルームで弓子とそらがひそひそ話をして笑い合っている。
ホッと安心して、ため息をついてから、急いでキッズルームに入る。
「亜紀さん」、弓子が気付き、立ち上がる。
「ごめんなさい、そらちゃん、あの場にいさせるのもどうかと思って」
「あぁ、いえ、ありがとうございます」、と頭を下げる亜紀。
「ねぇ!」、二人の会話をそらが遮る。「今度、弓子おばちゃんちに遊びに行っても良い?」
弓子はしゃがんでから「いいわよ、楽しみに待ってる」、と微笑む。
「うん!」
弓子は亜紀に軽く頷いてからその場を後にする。
「弓子おばちゃん、バイバイ」
笑顔で手を振るそら。亜紀は違和感を覚える。ほんのついこの間まで弓子になつかなかった事を思い出し、不思議に思う。
そら、いつ弓子おばちゃんと仲良くなったの?、と聞く。
「弓子おばちゃん、大好き」、と笑っている。少し何かが気になる亜紀。

───

「失踪した子供の氏名は前田千晶ちゃん、3歳。」
防犯カメラの映像を見ながら、一人の刑事が言う。
防犯カメラにはピンクのボールを持った女の子が自分で玄関のドアを開けている。
ご覧いただいて分かるように、明らかに前田千晶ちゃん一人。しかも自ら自宅マンションを出て行ってます。そのあとの足取りは全く分かっていません、とその刑事。
防犯カメラの右下には2016/10/29の文字。
「それと自宅前のエントランスに、これが」、と刑事がある袋を取り出す。
その中には黄色のカーネーション。今までも事件現場に必ず添えてあった事を思い出す荒又。
「これで4人目か…」
でもどうやって、なにかに呼び寄せられてるみたいに…、と津久井。
「なにかって…、ハーメルンの魔法の笛ってか?」、と荒又。
ふざけんな、と怒りを露にし、袋に入った黄色いカーネーションを投げ付ける。

───

パチッと目が覚めるそら。
玄関の扉が開き、健一(田中直樹)が帰ってくる。お酒を飲んでいるようでリビングのソファーに勢いよく倒れ込む。
「あ~~」
飲みすぎじゃないの?、とお水を持ってくる亜紀。
「仕事だよ、仕事!接待です」、とだけ言うと、健一は受け取らずにそのままそこで寝てしまう。
ねぇねぇパパ、聞いてよ、今日さ~、と愚痴る亜紀だが、すでに健一の返事はない。
ため息をついて亜紀。「今日大変だったんだから~」、と呟く。
立ち上がって亜紀が振り返ると、お風呂上がりの和樹が見ていた。部屋に入っていく後ろ姿に亜紀は声を掛ける。
「あのビデオ、お母さんが作ったんじゃないよ」
それにそらを預けちゃったのも、急ぎな用事で…。
急ぎ?と和樹。
頷く亜紀。「そらの体操コーチに呼ばれていたのよ」
「そんな大事な用事だったの?」
生方に抱き締められた事を思い出す亜紀。亜紀さん、なんで結婚しちゃったんだよ、の言葉が頭をよぎり、少し目が泳ぐ。
「あちらも困っていたから、どうしても断れなくて…」
「だったら、その場でもそう言えば良かったじゃん」
そう言って二人の間にある扉が閉まる。

───

「じゃあ準備体操をします」、と生方(岩田剛典)。
場面は変わって体操教室。
ペアになってください、とコーチの生方が言うと、はーい!と元気に手を上げるたくさんの子供達。
「一緒にやろう」、と隣にいた玲奈にそらが言うと、玲奈は何も言わず俊介の方へ行ってしまう。
「俊介くん、一緒にやろう」
「いいよー」、と俊介。
そらがそれを見ていると、生方がやって来て、一人余っちゃったか、とそらの背中に手を添え、「俊介くん、玲奈ちゃん、そらちゃんも入れてあげて」、と遠くの二人に声を掛ける。
すると俊介、「やだもーん!だってそらちゃんのママ嘘つきだから」
玲奈までもが、「嘘つきが移ったらやだも~ん」、と。
表情が変わる生方。
ほら、そんなこと言っちゃダメだぞ、と言ってから生方はそらに向き直る。
「そらちゃん先生とペアになろうか」。
黙って頷くそら。
「じゃあ柔軟します」、そう言ってから生方は保護者席の亜紀に目をやる。
目が合った亜紀は慌てて逸らす。
「皆さん、お茶しません?」、と寛子の声が聞こえてくる。
いいですねぇ、と他のママさんたちの声が続く。
「ハロウィンの時の写真ももっとよく見たいでしょう?」
「えぇ、是非!」、と盛り上がっている。
その集団から少し離れた場所から、横目で気にしている亜紀。
寛子が亜紀にわざと気付いた振りをして言う。
「あら、蛾ねぇ~、まだこの辺に蛾がうろうろしてるみたい」
それを聞いて笑っているママさんもいる。
ずぶとい蛾、お呼びじゃないのに、と寛子。俯くしかない亜紀。
皆から離れて一人で座り、俯いている亜紀を見ている生方。眉間にしわを寄せる。
帰り支度をするそらと亜紀。急いで、誰とも会話をせず、教室を後にする。
そんな様子を目で追っている生方のもとへ寛子がやって来る。
「本当に残念な人」
寛子の言葉に、また亜紀を目で追い掛ける生方。

───

おうちでおやつのクッキーを一人食べるそら。
洗濯を取り込んでいると、家のインターフォンが鳴る。
ドアフォンで対応すると、扉の外には生方。「生方です、突然すいません。一言謝りたくて」
驚く亜紀。「ちょっと、ちょっと待って、今!?」
亜紀が慌てて部屋を片付け始める様子をモニターでいつものように監視している弓子。
「すいませんでした」、と生方。リビングのソファーに腰かけた生方が言う。
もう、何から謝ったらいいのか。酔っぱらった事もそうだし、亜紀さんに失礼なことを。
その言葉を聞いて目を逸らし、俯く亜紀。
「しかも俺が呼び出したせいであんなひどい誤解を受けさせちゃって」
二人が話す近くに置かれている弓子からのお花が映る。
「亜紀さんが人の秘密を暴露するようなこと、する訳ないのに」
下を向いて聞いている亜紀。
「全部俺のせいです。亜紀さんさえ良ければ俺から皆さんに一部始終をお話して、誤解を…」
言い終わる前に、そ、そ、そ、それだけはやめて~!と亜紀。
余計、面倒なことになるから、と。
「でも…」
「もういいよ、怒ってない。つらい時に誰でもいいからすがりたくなるのって誰にでもあることだし」
「誰でもいいから?」
「どうしようもない時ってあるもんね」、と亜紀。
いや、なんていうか…、と呟き、苦笑いをする生方。
「私は全然、大丈夫だから」、と笑顔を作る亜紀。
「お茶入れるね」
でも、誰が亜紀さんのビデオにイタズラをしたんだろう、と生方がしばらくしてからふと言う。
「心当たりないですか」
「ぜーんぜん」、と亜紀。
ビデオのディスクは会場に置きっぱなしにしてたから誰にでも触れたし、と。
「会場にディスクを持ってきたのはいつ?」
「ハロウィーンパレードの少し前?」
前の夜に編集はもう終わってたから、と答えながら、亜紀は思い出す。
≪編集の仕上げをしてたんじゃないの?ギリギリだって言ってたよね?≫弓子の言葉を。
「そう言えば、なんであんなこと…」、と亜紀。
そう言う亜紀を見ている生方。
ふいに玄関のチャイムが鳴る。開けるととそこには弓子の姿が。
「亜紀さん大丈夫?ハロウィンの時のこと、落ち込んでるんじゃないかなぁと思って。私で良かったらなんでも相談して。いつでも力になるから」、と弓子は言う。
「ごめんなさい、弓子さん」、と亜紀は俯いて呟く。
「え?」
「俺、そろそろ失礼します」、と部屋から生方が出てくる。
「あ、う、うん」、と亜紀が言うと、弓子が慌てる。
「ごめんなさい、お客様だったの?」
「いえ、あの、まぁ」、と亜紀。
靴を履き、顔を上げた生方に弓子は軽く会釈をする。「じゃあ続きはまた」、と亜紀に言い部屋を出ていく。
「う、うん、ありがとう」
歩いていく生方の後ろ姿をずっと見ている弓子。
「お友だち?」、と弓子が亜紀を覗く。
「あぁ、友達っていうか、昔ご近所さんだっただけです。今は娘の体操教室の先生だって…」
「本当にそれだけ?」
「えっ」
遠くから和樹が帰ってくる足音がする。それに気付いた弓子は続ける。
「勘違いだったらごめんなさいね。さっきの亜紀さんの顔、母親っていうより、女の顔に見えたから」、と弓子。
「何の話?」と和樹。目が泳ぐ亜紀。
「あら、お帰りなさい」と言う弓子にこんにちは、と返す和樹。
「今、行った男の話?」和樹が亜紀に向き直る。答えられず、下を向いている亜紀。
今の人、和樹くん知らない?そらちゃんの体操教室のコーチよ、と弓子。
へえ、今のが例の。良くうちに来てるの?、と和樹。
まさか、初めてよ、たまたま今日だけ。慌てて亜紀が否定する。
ふーん、と和樹。弓子は順番に二人を見ている。
ちょっとヤダ、お兄ちゃん、何考えてんの~、と焦っている様子の亜紀。
部屋に入っていく和樹。
弓子さんが変なこと言うから~。あの人はただの幼馴染みです。それ以上でもそれ以下でもないんです。
ごめんごめん、変なこと言って、と弓子。
そうですよ~、あぁ~もう~、と冷や汗をかきながら笑顔を取り繕う亜紀。

───

 

亜紀のナレーション。
(女は時々嘘をつく。)
(大事な誰かに信じてもらうための小さな嘘を)
(だけど、女たちは気付かない。)
(すぐ隣にいる誰かにも別の顔がある事に)
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───

川沿いを一人歩く生方。
自分の部屋でたくさんの写真を見ている和樹。
梨乃(堀内敬子)宛に手紙を書いている亜紀。
あのビデオは自分じゃない、と釈明している内容。
『悪意のある誰かが…勝手に編集…』、の亜紀の書いた文字が映る。
(その誰かはやがて音もなくあなたに近づき、そして微笑むだろう。)
(悪意をたたえた裏の顔で)

───

「ママ、ちょっとだけ上の階に行ってくるね、良い子で待っててね」、とそらに声を掛ける亜紀。
ソファーに座ってテレビを見ていたそらは「はーい」、と返事をする。
そらには届かない高い位置にある鍵と下の鍵とを二つ閉め、亜紀は部屋を出ていく。
亜紀が出て行き、そらが一人でリビングに座っている監視カメラの映像が映る。
玄関の方をじっと見ているそら。
ここでドラマタイトル。

───

橋口梨乃の部屋の前に立つ亜紀。ハロウィンの時の梨乃の事を思い出す。手紙を強く握って意を決し、インターフォンを押す。
しかし誰も出てこない。
すると梨乃の高校生の娘、成美(川津明日香)が帰ってくる。
「母の事ならほっといていいですよ」、と玄関前に立ち尽くす亜紀に声を掛ける。
ずっと寝込んでるんです、あの人。
「えっ」
自業自得ですよね、学歴詐称なんかするからいけないんだっつうの、と成美。
「娘の私はドン引き、もう母のことは気にしなくていいですから」、と部屋の中へ消えて行った。
肩を落とし、自分の部屋に戻る。
鍵を入れて違和感に気付く亜紀。玄関の扉が開いていた。顔をしかめる。
開けると玄関のすぐ目の前にそらの子供椅子が置かれてある。
「そらちゃん?この椅子どうしたの?」
部屋に入ると、テレビが付いたまま、そらの姿はない。
「それではハーメルン事件の続報です」、とテレビが話し始める。亜紀はテレビに引き寄せられる。
ニュースキャスターは言う。
「おとといから行方不明になっている前田千晶ちゃんは自宅マンションから自ら姿を消した可能性がある事が捜査関係者の取材で分かりました」
マンション内のエレベーターが開く。そのエレベーターから小さな女の子が飛び出して、走り出していく後ろ姿。
「千晶ちゃん一家が住んでいるマンションにはエントランスや非常口の他、各階の廊下にも防犯カメラが設置されており、警察はその解析に全力をあげるということです」

ある扉が開かれる。玄関の外には上着を着たそら。
「そらちゃん偉いね、一人で来たの?」、玄関を開けたのは弓子だった。
「うん、弓子おばちゃん遊ぼう」
亜紀はテレビに見入っている。
「公開された自宅マンションの防犯カメラ映像からは、千晶ちゃんが自分の手で家の鍵を開け、ドアの外へ出ていく様子が確認できます」
テレビ映像にはその様子が映されている。女の子は上着を着て、ピンクのボールを手にしている。
「その後、千晶ちゃんはエレベーターでロビーフロアまで下り、住人など多くの通行がある通過してエントランスを出て行きます。母親がわずか10分ほど目を離した隙の出来事だったと証言しており、警察ではだれがどのように千晶ちゃんを誘いだしたのか、捜査を続けています。」
顔を曇らせていく亜紀。
一方、弓子の部屋、そらは上着を脱いで弓子の部屋に通される。
「そらちゃん、ジュース飲む?」、とキッチンへ向かう弓子。
「うん!」
そう答えてから、そらはキッチンの隣にある扉にふと気付く。
その扉は少しだけ隙間が空いており、そらはその隙間を何の躊躇もなく覗いてみる。子供だから許される自然な行動(笑)。
その部屋は真っ暗だが、たくさんの画像や画面が映し出されて光っていた。
キイ…、と扉が開く音を立てて、そらはその部屋の奥へと入って行く。
弓子も気付く。パソコンの画面、エレベーターの映像や違う誰かのお家の中、テレビにくぎ付けになっている亜紀の映像、たくさんの画像が動いている。
「あぁ!ママだぁ!」そらは中央の画面に亜紀が映っている事に気付く。
「千晶ちゃんはこの映像を最後に忽然と姿を消しており、犯人にさらわれたのはこの直後とみて警察は、その後の足取りについて捜査を進める方針です」
ニュースが終わってから亜紀はそらを思い出す。「そら…」
急いで探しに家を出ていく。
暗い部屋でたくさんの画像を見ているそらを部屋の外から黙って覗いている弓子。
ふとそらはその暗い部屋の中にある小さな収納扉に気付き、勝手に開ける。またしても子供だから許される自由さ(笑)。
その中にはぬいぐるみや木のおもちゃなど、いくつかの子供向けのおもちゃが並んでいた。「うわぁぁ」手に取ってみるそら。
気配がして振り向くと弓子が後ろに立っている。
「おばちゃん、これ誰のおもちゃ?」、とそら。
するとおもちゃを取り上げ、しゃがみこんだ弓子は言う。
そらの頬に手を添えながら「ここはね」、入っちゃいけないお部屋なの、と。
弓子の両手は頬からやがてそらの首元へ。両手がそらの首にかかる。そらをじっと見る弓子。そらの真っ直ぐな瞳も弓子を捕らえている。溜めつつCMへ(笑)。

その2へつづく