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『砂の塔~知り過ぎた隣人』第3話ネタバレ完全レポート&感想その3

 『砂の塔~知り過ぎた隣人』第3話ネタバレ完全レポート&感想セリフ全文!!その3


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「もしもし、お兄ちゃん?いまから…」、と電話を取る亜紀(菅野美穂)。
「そらがいなくなった」と、和樹(佐野勇斗)。
「幼稚園のママさんたちがちょっと目を離したすきにいなくなったって。母さんどこ行ってたの?急な用って何だったの?」と声を張る和樹。
亜紀は何も言えず、スマホを閉じて走り出す。
弓子(松嶋菜々子)は一人でハロウィン会場の中を歩いている。
風船を持ったかぼちゃの仮面の人物は行進の中に紛れて一緒に歩いている。
亜紀が会場にたどり着いた瞬間、みんなのスマホに一斉にメールが送られてくる。その会場中にメール受信音が響き渡る。
「不審者情報?」「不審者?」メールを読んだ人たちが口々に言う。
青ざめる亜紀。
「不審者?」、とパレード近くを歩いている刑事の荒又(光石研)。
「はい。参加者の子供が、見知らぬ男に声を掛けられて連れ去られそうになったそうです」、と説明しながら足早な荒又について行く後輩刑事の津久井(上杉柊平)。
「どんなやつだ」
「分かりません。変なマスク被ってるようです」
「そんなやつうじゃうじゃいるじゃねえか」、と声を荒げる。
オレンジと黒の風船を持った男とすれ違う荒又たち。
パレードの人込みでそらは自分の持って来ていた熊のぬいぐるみを落とす。
かぼちゃの男が風船を次々子供たちに渡している。
自分の番を待っていたが、そらの前で風船がなくなってしまう。
そらが立ち止まって待っていると、その人物は言う。「キミには特別な風船があるよ」
ハロウィン会場から逸れて別の建物への階段を二人で歩いていく。
道に落ちているそらのクマのぬいぐるみを見つける亜紀。「そら…」
屋根のある通路に来た途端、そらは足を止める。
「どうしたの?風船欲しくないの?」
何も言わず、来た道を引き返すそら。「ちょーっと、ストップ」男がそらの腕を引く。
「おじさん、誰?」、とそら。
仮面を外したその男には目の下にほくろが。知らない若い男だった。
「もしかしてハーメルン?」と、そら。
「きみさ、タワマンの子だよね?」と、アタッシュケースを持ってくるその男。
「パパとママ、お金持ちだよね?おとなしくしてたらさ、何もしないからさ」
するとどこからヒールの音が響いてくる。階段を上がってくるような音。
亜紀はそらたちが入って行った階段の近くまで来るが通り過ぎてしまう。
そら、と叫ぶ声もパレード行進のにぎやかさでそらまでは届かない。
そらも向こうからやってくるある人物に気付く。
それは弓子(松嶋菜々子)だった。意味ありげにCMへ(笑)。

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CM明けて、弓子が言う。「うちの子に何の御用でしょうか」
その頃、お互い探し回っていた和樹と亜紀が合流する。
「かずきぃっ、」と亜紀が言う。「警察に言おう」と和樹。
クマのぬいぐるみを抱えて亜紀が叫ぶ。
「そらあああああー」
「ママー」
その時、そらの声がした。
ふと顔を上げると、亜紀と和樹、同時にそらに気付く。そらがこっちに駆けてくる。
「そらああああ」亜紀はそらを抱きしめる。
「そらああああ」
「どこ行ってたんだよ!そら」と声を荒げる和樹。
「大丈夫?どこもケガしてない?」と泣いている亜紀。
「あのね、弓子おばちゃんに助けてもらってたんだよ」、とそらが言う。
「え?」
すると遅れて後ろから弓子がやってきた。
「そらちゃん迷子になっちゃったみたいで、おかしな男に連れ去られそうになってたのよ」
よく見てみると、弓子の左腕から血が流れている。
「大丈夫よ、大したことないのよ。その男に突き飛ばされて」
「すいません…」、と亜紀。「大丈夫よ」と、弓子。
パトカーに連行される先ほどの男。
警察署にて別室から見ている荒又が津久井に言う。
「本当に関係ないんだな?」
似顔絵の男には間違いなさそうだけど、と。
「えぇ、ハーメルンの犯人には憧れていただけだと言っています。」
「模倣犯か」、と顔を歪める荒又。
マンション内で治療を受けている弓子。他の親子たちも心配そうに見ている。
「すいません、私のせいで」頭を下げる亜紀。
「いいのよ、皆さんも心配いりませんので」、と弓子。
「あんな場所で子供から目を離すなんて母親としてどうかしてるわ」とあきれる寛子(横山めぐみ)。
「こんな時にそらちゃんを置いてどこへ行ってたの」
黙って和樹も亜紀を見ている。答えられず俯いている亜紀。
沈黙が流れる中、ふと和樹と目が合う亜紀。「あの、私、」と、言いかけると、
「編集の仕上げをしていたのよね、ギリギリだって言ってたじゃない。皆さんも亜紀さんはイベントのために一生懸命だっただけなので責めないで」、と弓子。
「なら仕方ないですよね」と梨乃(堀内敬子)もフォロー。
黙って見ている和樹。
マンション内での夜のイベント。子供たちはプレゼントを貰ったりして盛り上がっている。
「大丈夫?」と、左腕に包帯を巻いた弓子が歩いて来る。
ベンチで眠ってしまっているそらの近くで座っている亜紀。
「どうしてかばってくれたんですか。どうしてあんな嘘を、」
「あなたを信じてるから。亜紀さんは立派な母親だから」、と弓子。
すると大きな画面に子供たちの映像が映し出される。亜紀が撮影していたものだ。
≪だいすきなパパとママへ≫
「あれ、なんですか?」と取材の男性陣が寛子に聞く。
「あれはたいしたものじゃないのよ~」、と寛子。
ちょっと見てきていいですか、と画面の方へ行ってしまった取材陣たちをガッカリしながら目で追っている。
「あぁ~ん、もう!」
映像は始まる。
「ママの手料理で大好きなものは何ですか」亜紀がインタビューする声。
「納豆巻き」、と照れたように言う子供。
「ママの好きなところはどこですか」
「怒っていることろ~」
見ている親たちにも笑いが起きる。
和樹も気付いて、大きな画面を見上げる。
微笑ましさに会場に笑顔があふれる。
「ママ大好き~」
「お仕事頑張ってね」
「ママみたいなママになりたいです」
「いつもおもちゃ買ってくれてありがとう」
「大きくなったら警察官になりたいです」
大人も子供も皆で画面の前に集まってくる。
梨乃の高校生の娘、成美(川津明日香)も映る。
「たまには一緒に出かけたりしたいです」
それを見て嬉しそうに喜ぶ梨乃。成美の声が聞こえても振り向きもしない和樹。
寛子もようやく画面の前にやってくる。
「ママのお料理で一番好きなのは何ですか」
「迷っちゃうな」
「ハンバーグ」
「あかあさんのすきな所はどこですか」
「笑ってるところ」
寛子の息子、俊介が映る。
「好きな食べ物は何ですか」
「おにく」
一同がどっと笑う。「ママの好きなおところはどこですか」
「おもしろいところ」
和気あいあいと盛り上がる一同に、やあだもうーと寛子もご機嫌だ。
次にたかのかずき・そらと表示が出て、和樹とそらが映る。亜紀が気付く。
「ママの事大好きよー」、と微笑んでいるそら。
「うちの母はちょっと抜けてるところもあるけど、でもいつも僕らの事だけを考えてくれています。」、と照れたように言う和樹。
「かわいいわね」、と弓子。
「こんなに可愛いんですもの。悲しい思いになんて絶対にさせられないわね」
目が合う亜紀。和樹が亜紀を見ていた。しかし和樹は目を反らされてしまう。
「亜紀さん、こちらにいらして」、と梨乃が亜紀を呼び寄せる。
遠慮していると手を引かれ中央へ。
「すごいわぁ」皆に拍手を送られ、寛子はうんざり顔。
皆に褒め称えられている亜紀を見ずに、和樹はその場を去っていく。
ふと弓子が映る。
すると良いムードの中、突然画像が切り替わる。
≪ハーバードってなに?≫、と橋口・夫だ。映像はどうやらマンション内のロビー。
≪何でそんな嘘つくんだよ≫
突然の映像に梨乃が凍り付く。皆がざわつき始める。
弓子が遠くから見ている。
≪そんな嘘くらいどうってことないじゃない≫
梨乃が亜紀を見る。
「これ、あなたが撮ったの?」
慌てて否定する亜紀。
≪夫婦でハーバード卒ってことにしてるのよ≫
≪お前、オープンキャンパスに行っただけだろう≫
≪しっ!そんなこと誰もわからないわ。さ、行きましょう≫
「なんなの!これ!隠し撮り?」
「私じゃありません!」
「そんなに私の顔に泥を」
「ず、随分、刺激的なサプライズですね」、と取材の男性。
「え、ぇぇ、」と慌てる寛子。
ざわめくその場から思わず逃げ出す梨乃。
「そんなに私の顔を潰したいの」、と亜紀に凄む寛子。
「昨日終わった時にはなかったんです。誰かが今日になって手を加えて…」亜紀が弁解する。
「しらじらしい、よくそんな嘘を…」
怒りがこみ上げる寛子。「さっき、編集はさっき終わったばかりだと言ってたじゃない。」
ハッとして弓子の言葉を思い出していた亜紀。
≪編集の仕上げをしていたのよね、ギリギリだって言ってたじゃない≫
「……それは…」
遠くからじいっと見ている弓子。
「違うんです…」
「嘘つきは何の始まり?」
「えっ」
「亜紀さん、あなたの言う事はもう誰も信じないわ」
警察署。津久井が言う。
「男のアリバイは証明されました。本当にただ憧れていただけだったようです」
「やられた。幼児が昨日から行方不明」、と荒又。
「しかも湾岸エリアだ」
行くぞ、と荒又。

「俺、なにやってんだろう」、と生方。
夜道を一人で歩いている。
その後ろをパトカーが過ぎ去っていく。
そのパトカー内で二人が話している。
「タワーマンション?」と、津久井が運転しながら聞く。
「行方不明なのはタワーマンションに住む3歳女児」、と荒又が話す。
「誘拐されたのだとしたらとんでもない手口だ。」
ふと監視カメラの映像が映る。画面上には33Fヒガシロウカの文字。その画面の中央に映っている扉が一瞬だけ開かれる。
人影が見えて、そこで画面が切り替わってしまう。
「本当にあんなことが出来るとしたら子供に騒がれず、気付かれないわけだ」、と荒又。
外へ向かって一人で歩いていくそら。
後ろから弓子がやってきて声を掛ける。「そらちゃん」
おばちゃんとこ、来る?弓子は手を差し出す。
ハロウィンの時の回想シーンが流れる。
「うちの子に何か御用かしら」
男はナイフを取り出し、弓子に向ける。
弓子はそのナイフの腕ごと自分に方にひっぱり、そらには背を向けて、何も見えないようにしてから、そのナイフで自分の腕を傷つけた。犯人の男は予想外の流血に驚き、「なにやってんだよ」と、慌てて逃げて行った。弓子はそらに言う。
「ママは、そらちゃんを置いて一体どこへ行ったのかしら」
そらが黙って首を振っている。
「悪いママには罰を与えないとね」
あの時弓子が守ってくれたことを思い出したそらは、差し出した弓子の手を自分から握り返す。
そしてにひひっと微笑む。二人はゆっくり歩き出して行った。
誰もいなくなるイベント会場に一人立ち尽くす亜紀。

第3話≪完≫

最後のそらちゃんの笑顔やばいですね。
あの子は逸材の可愛さだ。
あと、やはりお兄ちゃん気になりますねぇ。
あんなに家族のために頑張る子が何か悪いことしてるのかな。
それとも今回の事をきっかけにちょっとずつ悪い事を始めるのかな。
いやぁ、暗いお話すぎてどんよりしちゃいます。(笑)