CLIPWARE 服に穴を開けないクリップウェア 開かずピンちゃん2 MA-006W
以前も、星やリボンのついた穴が開かない名札留めSONIC Kid’s Clipをご紹介しました。
これはまたちょっと違うバージョンです。

この写真にある白く横長のものが本体です。
この3つの小さな付属品は内側ストッパーと言います。
この横長の本体と小さい内側ストッパーで、洋服を挟むようにして使います。
内側ストッパーは初めから2つの予備付きです。なんて温かい心遣い!
やり方としては裏面に書いてるのでわかると思いますが、ざっくりとご説明。
裏面の1.の図にあるように、真中の丸い部分に針穴があるので、使いたい名札の針を通してください。
丸い方が見えている方が前なので、名札も文字がこちらに見えるように針をセットしてください。
裏面の3.の図のように、本体の両端を指で押すと、本体の裏側の真ん中に隙間が生まれるので、そこへ内側ストッパーの細い棒を隙間の中に差し込みます。
その差し込む間に洋服が1枚が入るというかたちです。
2.の図が洋服につける時の説明なのですが、長細い本体は洋服の外側の胸元、バッチを付けたいと思う場所に添え、もう一つの内側ストッパーは洋服の中に潜らせます。
そして場所を合わせて、先ほどの3.をします。本体両脇を押し隙間を作り、内側ストッパーの棒を、洋服を挟んだまま押し込むだけ、これで終了です。
本体を押す手を離せば、隙間は閉じられるので、内側ストッパーも固定されます。
家にあるタオルでやってみるとこんな感じです。
名札がついていないので雰囲気が出ませんが。
でも洋服もあまりヨレませんよね。
ちなみに洋服の裏面はこんな感じ。
肌着などを着ない事がある夏でも、チクチク気になったり、痛かったりかゆくなることもないようです。
表側も内側も見た目がスマートですよね。
個人情報にも配慮してます!
この開かずピンちゃんの凄い所は、この子なかなかやり手なんです。
針を通す丸い部分がくるくる動くようになっているんです。
なんで回っちゃうんだろう、針が入れずらいなぁ、動くなよ~って最初は思っていたんですけど(笑)、これ実は名札隠しが出来るからなんだそうです。
下校や外で、自分の個人情報を垂れ流しにしないためにも、名札をくるっと裏返して防犯対策機能まであるんですって。
これはすごい!名札をつけたまま隠すなんて考え及ばなかったなぁ!!
小学生は自分の足で子供達だけで帰ってきますからね。
名前や住所を覚えられちゃうかもしれないってのはよく考えたら危険ですもんね。
親はどこを寄り道してくるかなんて毎日毎日解らないですからね。
でも4.の説明にあるように名札の裏側にピンがついているタイプの名札はくるっと回すことが出来ません。でもね、うちの子の名札は裏面にたいてい連絡先とかを記入させられるんですけどね。
まぁ、子どもの名前が守れればいいのかな。保護者欄の親の携帯電話などは最悪垂れ流しでも(笑)。
ちなみにうちの子の名札は裏面に針がついているバージョンだったので、くるっと防犯対策は使えませんでした。残念!
シンプルで軽い
↑前回ご紹介した星やリボンデザインの、SONIC Kid’s Clipと比べると、開かずピンちゃんのほうがちょっと軽いです。
SONIC Kid’s Clipはずっしりとする訳ではないけど、薄い洋服なんかに挟むときはなんだか存在感を感じざるを得ないような重さを感じましたね。いや、微々たるレベルなんですよ。あっちだけを使っている分には重さなんて気になりません。現に気になったことはありませんでした。
しかしこっちを使ってみると、こちらの軽さに驚きます。簡単になくしちゃいそうって思うくらい軽いです(笑)。
ホールド力(りょく)抜群
開かずピンちゃんはホールド力が抜群です。
SONIC Kid’s Clipは洗濯ばさみのように挟むタイプですが、こちらの開かずピンちゃんは内側ストッパーを本体でロックします。
これがかなりのホールド力なので、ピンちゃんをもって洋服を振り回してもおそらく外れないでしょう。むしろ洋服ごとむしり取らないととれなさそうなホールド力です。
「絶対に名札が取れないようにしたい!」って方にはおすすめですね。
(ちなみに、SONIC Kid’s Clipも外れちゃったことはないです。念のため)
パーツが分かれるから失くしちゃいそう…
開かずピンちゃんのデメリットはと言うと、パーツの『紛失』です。
本体を押すと真ん中の空洞が開きパーツが外れます。パーツを外すことにより洋服から外すのですが、内側のストッパーをちゃんと持ってから外さないと、ストッパーはポロッと落ちてしまいます。しかも洋服の内側に。
名札をいじるような癖があるお子さんは危険な予感がしますね。
外そうとして洋服の中で内側ストッパーだけが行方不明となるとなかなかイライラするのではないでしょうか(笑)。
子供が自分でつけるのは難しそう…
SONIC Kid’s Clipとの比較になりますが、こちらの開かずピンちゃんは子供が自分でつけるのは難しそうです。
SONIC Kid’s Clipは実際、小学生の子供が自分で名札を付けていますが、こちらの開かずピンちゃんは自分でつけられませんでした。
やはり、内側ストッパーを抑えながら本体で挟むというのは少し難易度が高いようです。
まとめ
取り付け取り外しは簡単に行えますが、あくまで大人視点での話です。
小学校低学年では少し難しいでしょう。
また、パーツが2つに分かれるため、紛失しやすいのが難点ですね。
予備のパーツが2つも用意されてるのは、メーカーも「絶対紛失するよね…」と分かってる証拠です。
総合的に見た場合、SONIC Kid’s Clipのほうがおすすめなのですが、「シンプルなのがいい!」とか「絶対に外れないのがいい!」といった要望がある場合はこちらのほうが良いかもしれません。
ソニックキッズ クリップの記事はこちらです。
比較してみてください!!

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