逃げるは恥だが役に立つ

『逃げ恥』第3話・完全あらすじネタバレ感想レポート!セリフ全文!その2

『逃げるは恥だが役に立つ』(逃げ恥)第3話ネタバレという名の、感想も交じりつつの完全レポート!!セリフ全文!!その2

「逃げ恥」第3話のあらすじの続きはこちらから!


その1はこちら

第3話 パート2です。

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一方、夜のおしゃれなバーのようなレストランの場面。
「驚いたな、土屋さんがまだ一人だったなんで」と田島。
その隣りには百合ちゃん(石田ゆり子)の姿。
「私もビックリ。当時の自分に教えてあげたい」と笑う。
「俺、今土屋さんと二人で飲んでる。なんだか信じられなくて」と田島。
土屋さん高嶺の花だったから、と続ける。
田島くんだってモテてたじゃない、と百合ちゃん。
「俺は土屋さんにモテたかったの」
田島はそう言って自分の膝を百合ちゃんの膝に当てる。
それに気付きつつ、奥さんにモテれば充分でしょ、と百合ちゃん。
結婚指輪を隠しながら田島が言う。
「たまにはハメを外してみない?」
本気じゃなくても良い、たまにそういう気持ちになる時あるでしょ、一人ならなおさら。
そう言われて急に頭を抱え込む百合ちゃん。
「一人ってどうしてこう足元見られるのかしら」
え?え?
戸惑う田島にぶつかりながら席を立つ百合ちゃん。
「はいはい、ごめんなさいよぉ~」
1万円をテーブルに差し出し、「それじゃあ失敬」、と百合ちゃんはヒールをコツコツと鳴らし去って行った。
最後に独り言をポツリ。
「これだからイケメンは!…あ、元イケメンか?」

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夜、みくり(新垣結衣)の元に百合ちゃんからLINEが。
「日曜日、ドライブ行かない?」
しかし続けて「忘れてた。新婚だったね、今のなし」。
読んでいると津崎(星野源)の部屋が突然開く、それに気付いたみくりも振り向く。
「今週の日曜日ですが」、と津崎。
先日来られなかった日野さんから家族でブドウ狩りに行くから一緒にとの打診がありました。休日手当ては出します。ご都合は、と津崎。
大丈夫です、とみくりが答える。
みくりさんに会わせろとうるさくて仕事にならないので、と津崎。
あ、それと雇用契約書の追加項目です、と用紙を差し出す。
「第9条、恋人(好きな人)が出来た場合…」と、声に出して読み始めるみくり。

≪恋愛対象者との交流は世間体を鑑み、極力見付からないようにする。≫
≪恋愛対象者との交流は互いに気を遣い、極力見えないところで行う。≫
≪恋愛対象者に本雇用関係を打ち明けることも可能だが互いの許可を得てからとする。≫
≪恋愛対象者と結婚したくなった場合…本雇用契約は速やかに解除する。≫

みくりが読み終わるのを待って、「そういうことになりますよね」と津崎。
なりますね、確かに、と追い掛けるみくり。
「それと引っ越しの件ですが、」
津崎がそう言うとみくりが書類を持ってくる。
「ネットでいくつかピックアップしました。月曜日から本格的に不動産屋を回る予定です」
「ありがとうございます。明日見に行ってきます」
「明日?」
「土曜日なので…」
「そんなに急がなくても」と驚くみくり。
「では」と話を遮って部屋に戻って行こうとする津崎。
「私も行きます」とみくり。
津崎は立ち止まって驚いている。
休みの日なので業務外ですけど新しい職場がどうなるか気になるし、水回りとか。引っ越しまでの工程を考えても二人で行った方が良いと思います、と。

翌日、不動産屋さんと共に部屋をいくつか見て回る津崎とみくり。
なかなか津崎の気に入る場所は見付からないようだった。
不思議そうにみくりは津崎を見る。
不動産屋がふと席を外した時、用紙を見ながら悩んでいる津崎にみくりが向かい合って座る。
「引っ越しって今、そんなに必要ですか」みくりが言う。
私のためじゃなく自分のためなんじゃないですか?
答えられない津崎。
動揺している。
「平匡さん、私のこと…」、とみくりが続ける。
ドキンドキン。心臓の音が大きくなる。
目を強く瞑って身構える津崎。
「邪魔なのでは?」
みくりの言葉に驚いて目を丸くする津崎。
「自分の家に他人がいるってやっぱりくつろげないですよね。平匡さんが楽に暮らせることが契約の要なのに、私の存在がうっとうしいのであれば本末転倒です」
慌てて、言葉にならない言葉で否定する津崎だがみくりは続ける。
何のためにお金を払っているのか、と。
「そ、そうじゃなくて!みくりさんが悪いわけではなくて」と声を張る津崎。
「あの、」
身を乗り出すみくり。
「平匡さん!なにかあるなら言って下さい!平匡さん言ってくれたじゃないですか。何でも言ってくれって。私も同じ気持ちです。問題があるなら話し合いで解決しましょう」
答え方が分からず、顔をぐちゃぐちゃに歪める津崎。
するとそこに着信が。
「あぁ、日野さん」立ち上がって電話を取る。
「お子さんがまた熱?わかりました、じゃあ明日のブドウ狩りは中止に、え?え?代わりの人?」
思わずみくりと目を合わす津崎。
なーんか、嫌な予感(笑)。

そして当日。
沼田と風見がやってくる。
「お待たせ~」と満面の笑み。やっぱり(笑)。
またまた目を合わせる津崎とみくり。
こんにちは、とみくりが言うと、こんにちは、と返す風見。そのやり取りを見ていた津崎。
「車は?」と沼田。
「私の伯母に頼みました」とみくり。
百合ちゃんって呼んでください。美人で若くて自慢の伯母です、と言うと風見が「そういう人苦手かも」と表情が曇り出す。
「そういう人?」
無理してミニスカ履いたり茶髪の巻き髪にしたり。もっと年相応の美しさを目指せば良いのに、と。
「風見くんって結構めんどくさいよね」と沼田が笑う。
百合ちゃんはそういうタイプじゃありません、と笑っているみくりを横目で気にしている津崎。
すると車のクラクションが鳴る。
「あ、来ました」
百合ちゃんに駆け寄っていくみくり。
「ごめんね、車」
「ちょうど良かった、クサクサしてたから」とサングラスを上げる百合ちゃん。

挨拶を済ますとみんなで出発。
みくりと親しげな風見がちょっと気になる様子の津崎。
なんかうまいなぁ、この感じ。
視聴者を上手い感じにうずうずさせてくれるわぁ(笑)
百合ちゃんはなんだか風見が気に入らない感じ。
イケメンとなにかあったの?と訊ねるみくり。
「いや別にないけど、私は昔からイケメン特有の、あの余裕ぶっこいた佇まいが大っ嫌いなのよ!」
急に機嫌の悪くなった百合ちゃんに首を傾げるみくり。

「平匡さん結婚して新生活はどう?」
道中、車を運転しながら百合ちゃんが聞く。
「良かったと思ってます」
助手席にはみくり。後部座席の真ん中で津崎が答える。
「各種控除や生活にかかる費用が安くなったので」
「え?そこ?」百合ちゃんがツッコミを入れる。
「津崎くんは合理主義なんです」
津崎を自分のお仲間だと思っている沼田は、つかさずフォローする。
「そうです!そうなの」とみくりも乗っかる。
「食生活も外食より値段が抑えられる上、栄養状態も著しく向上しました」
「栄養バランスは考え抜いてます」とみくり。
なんだか納得行かない、と言わんばかりの表情の百合ちゃん。
「掃除も面倒だったので助かってますし、宅配の荷物の受け取りも楽になりました」
「各種振り込みも業務の一環として私が」とみくりが言うと「業務?」と百合ちゃん。
すると「例えです」とまたまた沼田がフォロー。
「結婚すると小遣い制になったりして不自由じゃないですか?」と風見。
「お金の管理は僕がやってます」と津崎。
毎月予算を設定してその範囲内でやってもらってます。
頷きながらみくりが言う。
「まだ季節ごとの光熱費や野菜の価格変動が読み切れないんで、予測が難しいことも多いんですけど」
津崎が続ける。
「もうすぐ月平均のデータが出ますね」
「はい。来月からはもっと上手くやります」とみくり。
「なにこれ、ビジネストーク?」と突っ込まずにはいられない百合ちゃん。
「微笑ましいなぁ」と沼田。
ふう、と一息つくみくり。

甲斐いちのみや金桜園の看板。
ブドウ狩りを楽しむ一同。
一粒食べて感動する百合ちゃんが話し掛けた相手はたまたま風見。
風見が思わず吹き出すように笑うと間違えました、とそそくさと逃げていく百合ちゃん。
みくりを捕まえて「どこ行ってたのよ~!」と怒る。
最悪、中年女がブドウではしゃいでるってバカにされた~!と被害妄想爆発の百合ちゃん。
してないって。風見さんはイケメンだけど「良いイケメン」だから、とみくり。
そんなイケメンいる?とブドウを抱えて百合ちゃん。
「そこにいるじゃん。」
「え~?」
そのやり取りを全部近くで聞いている津崎、表情は硬い。
「百合ちゃんやっぱりイケメンとなにかあったんでしょ~?」

みんなで試食タイム。
百合ちゃんが知り合いのマンションの間取りを見せて言う。
「引っ越すならこれなんてどう?友達の分譲マンションなんだけど借り手を探してるの」
津崎とみくりでスマホを覗き込む。
「間取りは…」と聞く津崎。
「1LDK」
「駄目です。2LDKじゃないと」とすぐさまスマホを突き返す津崎。
「でもこれだけ広ければ…」、と百合ちゃん。
「狭くても、2LDKが良いんです」
沼田がじっと見ている。
「どうして?」
津崎がお仲間だと信じ始めてから、めっきり津崎に過保護な沼田。
「まぁ、時代は2LDKでしょ」
「時代?」
百合ちゃんは沼田に問う。
「まぁまぁ、百合さん、二人には二人の事情があるんですよ」
「事情?」
俺は全部分かってるから、大丈夫だからな的な表情をする沼田。
それを見て津崎、みくりはそれぞれに複雑な表情に。
「適当な事言ってるだけですから」、と今度は風見がフォロー。
「良い部屋なんだけどなぁ」と百合ちゃん。
「住みたいなぁ」と風見。
僕、もうすぐ更新で広いとこに越したいと思ってたんですよ。僕は津崎さんと同じ会社の安心安定な男ですよ。
「自分でそういうこと言う?」百合ちゃんが斜めに言う。
「百合ちゃん!風見さん良い人だよ。こう見えて相手のことちゃんと考えるタイプだし」
そう言うみくりが気になる津崎。
「こう見えて?」と風見が言うと、「イケメンだけどって意味ですよ」、とみくり。
「うん。風見くんはイケメンだけど良い人だね」と沼田。
「俺そんなイケメンでもいい人でもないよ」
無表情、無言の津崎。
津崎を一人置いてきぼりにして盛り上がる一同。
みんなの笑い声が遠退く。
(なぜこんなにも)、ここで津崎の心の声。
(劣等感に苛まれるのか)
一人もくもくとブドウを食べ続ける。
周りはみんなで楽しそうに笑っている。
(なぜこんなにもちっぽけな男なのか)
押し黙ったままの津崎にふと気付くみくり。

 

国宝のお宿「大善寺」の看板。
中に入って畳に座り、ワインを楽しむ一同。
ふと津崎の姿がない事に気付くみくり。
立ち上がり、探しに出る。
残った百合ちゃん、風見、沼田は語り合っている。
「二人帰ってこないねぇ」と沼田。
「あの子たち何か不思議よね。他人行儀で」と言う百合ちゃんに風見が返す。
「僕はいいと思いますけど、あれくらいの距離感」
外に出て階段を上がった所にあるお寺の前に津崎はいた。
見付けたみくりは近付いていく。
砂利の音に気付いた津崎が振り返る。
「あ、すみません。邪魔しましたか」
「いえ」
二人で並んでお寺を見上げる。
「きれいですねぇ」
「はい、山梨で一番古い建物で大変貴重な国宝だそうです」、と津崎が言う。
楽しそうにお寺を眺めているみくり。
「入りますか?」と、津崎。
「はい」

 

「でもさぁ、結婚式もしないし、結婚指輪も省略だって言うし、引っ越し先だってなんで2部屋にこだわってるんだろう」
「そういえば二人の出会いって?」と風見が聞く。
「みくりがね、津崎さんちで家事の代行してたの」
「へぇ」と言いながら、この間のみくりとのやり取りを思い出す風見。
≪お給料に見合った仕事をしないとなーって≫
≪給料?≫
≪あ、例えです…≫
そして一人で考え込む。
二人で中を歩く津崎とみくり。
こういう所へ来ると嘘をついたり、いやしい心でいることを見透かされてる気分になります、と津崎。
この中では嘘がつけませんね、とみくり。
「はい」
似合いますよね、とみくりは津崎に向けて言う。
「仏像とかお寺とか。しみじみとしっくり。」
「都会的な、風見さんのような、」とふいに津崎が言う。
「風見さん?」
何かを言いかけて辞め、頭をポリポリと掻きながら「かっこいいよなぁ」、と呟く。
カッコいいですねぇ、と合わせるみくり。
「私は平匡さんが一番好きですけど。」
驚く津崎。
みくりは続ける。
「しみじみとしっくり。落ち着いて。」
驚いてみくりを見ている津崎の視線に気付き、はっとして慌てるみくり。
あ、好きって、その変な意味ではなくて、都会のキラキラより渋い方が好きっていうか、あの、すいません、何を言ってるのか…と俯いている。
「ありがとうございます」、と津崎。
僕は一生このまま、本当の結婚はせずに終わるので、もしみくりさんが誰かと結婚したとしても週に何度かは家事代行に来て貰えたら良いな、と思います、と穏やかに話す。
何も返せず、少しだけ頭を下げたみくり。

(今のはきっと従業員の私への最高の誉め言葉だ。)

その後、小高い丘に登っていく一同。
(でもなぜだろう。それはそれで寂しいと思ってしまったこの気持ちは…)

景色の良い場所を見付ける一同。テンションの上がるご一行。
(この気持ちは一体…)
モヤモヤするみくりは、前に進み出て、
「なぜなのーーー!教えておじいさーーーーーん!!」と小高い場所から叫ぶ。

ここはアルムの森じゃないぞ、とツッコむ沼田。
笑いが止まらない風見。
「はい、でもこれでスッキリしました。これで明日からまた頑張れます。みなさんもどうぞ!」
「いや、どうぞ、と言われても…」と困惑している津崎。
「イケメンのバカヤローーーー」と叫ぶ百合ちゃん。
えっ、と驚く風見。
「あ、間違えた、元イケメンのバカーーーー!」
続いて沼田まで。
「幸せになりたーーーーい!」
「津崎さんは?」と風見が振る。
「えっ?」
「言っちゃいましょう」とけしかけるみくり。
「GO!」と沼田。
少し考えてから…浸透力、と小さく呟く津崎。
「浸透力?」、とみくりが拾ったと同時に津崎が前に歩み出る。

「浸透力半端なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!」

源さん歌手だけあって発声半端なーーーい!!(笑)
メガネを直し、いつものトーンで、「さぁ、帰りましょう」、と切り替えの早い津崎。
「なに今の」と百合ちゃん。
「さぁ」とみくり、慌てて津崎について行く。
百合ちゃんも翻し、来た道を戻る一同。
「風見くんは?」と沼田。
「叫んだりとかはちょっと」と笑って言う。
「あ~、そういうとこあるよね~」、と軽い感じの沼田。
笑って階段を降りてくる一同。
少し先を一人で足取り軽く進む津崎。
そして心の声。
(平匡さんが一番好き)
(言葉の浸透力が半端ない。魔法のように乾いた心に染み込んでゆく)
(その「好き」が雇用主への親愛の情に過ぎないとしても。)

その3へつづく