健康

我が家流子供(幼児・児童)の看病方法!!手足が冷たい時は??暑がるときは??どうしたらいいの??

我が家流子供の看病方法をご紹介!!ちょっとした気になる症状もこちらでチェック!!

言っておきますが、うちは医療関係者でも医学を学んでいる身分の者でもありません。
ただの普通の一般家庭であります。
自分たちが乗り越えてきたこれまでの数々の病気や看病の話をふと思い出しながらまとめてみようと思ったまでです。
なので専門的な話は全く存じ上げません。
しいて言えば書けるのは自分で調べた事、病院に掛かった時に自分で看護師さんやお医者さんから質問してみて聞いたことくらいです。
昔の事もありますし、今とは認識が違う事もあるかもしれません。
なので苦情などは一切受け付けませ~ん\(^o^)/(笑)!

それでは看病スタート!
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・まずは熱を測ります

その時によって薄着だったり着こんでいたりで変わってくるので、体も直接触ってみる事が大事。首の後ろやわきの下など。
おでこや手足など外気に面している場所は外の空気にも左右される事もあるので参考にならないこともあり、注意も必要です。
太い血管の通っている首の両脇、顎の下の首もとを触ってみるのが良い。新生児などの赤ちゃんは顎で押さえて首に体温計を挟みます。意外に熱が逃げない場所なんですね。肉厚な赤ちゃんならではでしょうか(笑)。
首の後ろはおススメです。

・洋服、布団での調節

本人自身が寒気を感じているかどうか。
基本的には手足が冷たい時は、本人は寒気を感じており、これからもっともっと熱が上がる時。お布団、靴下、暖房器具などで温めるのが良い!
反対に手足がポカポカしている時は、もう熱は充分に上がりきって、本人はポカポカ気持ち良く、寒気どころかむしろ熱い熱い、と布団を蹴っ飛ばし始める頃でしょう。

※体が熱を上げようとするのは、体に入ってきたウイルスなり細菌なりを体の異物と認識して、やっつけるために熱を体の中に溜めようとします。
体の中にある白血球という血液の成分がウイルスなどの病原体と闘ってくれるのですが、この白血球は高い温度になると活発に動き始めるのです。

なので風邪をひいたから熱が出た

風邪をひいたから風邪薬で熱を下げれば良い
これは間違い(×)なのです。

(○)風邪をひいたから熱が出た

体に悪いやつ(ウイルス)が入ってきた

やっつけたい!じゃあどうしよう?

やっつけてくれるヒーローに力を集めよう!元気玉だ!みんなの元気をオラに分けてくれ!

みんなで体中の熱を白血球に集める
洋服や靴下で体を暖める以外には、体たちが体の内側から自ら熱を作り出すしかない。

体は体を自ら震わせて熱を生み出す。
(しはしばけいれんになる事もある)
人間本人に寒気を感じさせ、熱を作るよう指令を送る。着込ませたり暖かい場所へ移動したり。どうにかして白血球が闘える量にまでになるよう、ひたすら熱を作り出す。

寒いままずっと起きてるのは辛いので温かくしてぬくぬくしたまま寝てて貰う。
安静にしてて貰った方が白血球も闘いやすい。

やっつけてくれる白血球が戦いやすいのが高い熱の状態。
と、同時に風邪のウイルスが増殖しやすいのは熱が低い状態の時。
つまり熱が高いというだけで白血球は元気になり、風邪のウイルスは生きにくくなるのだ!だからなるべく熱は上がった方が良いのです。熱よ上がれ上がれー!!
なので解熱剤の使用は本当によく見極めて!

これが○な闘い方です。
そして闘いが終わると、必要なくなった体の中の熱を体外に出そうと手足から放出していきます。今まさに放出している時に手足を触るとポカポカ温かいのです。
寒い寒い!と言っていたのが嘘のように汗びっしょりになり、熱い熱いと騒ぎ始めるのです。

おっと!話が脱線しました。
熱を測る、の次からでしたね。
寒気があるなら温めて腹巻きをしたり、靴下を履かせたり、暖房器具をつけてやったり。
特に首を暖めましょう。
ポカポカ熱い場合はなにも掛けなくても良いですし半袖半ズボンでも構いません。
変化があったらまたすぐ温か対策出来るようにしておいてあれば問題なしです。
ただお腹のところだけは冷えないようにしっかり温めてあげて下さい。お腹が冷えると別の症状が始まっちゃいますから。下痢とかね。

・鼻水、咳がある場合の緩和策

鼻水は眠ると楽になりますが、咳は寝ていても起きちゃったりして、睡眠、休養を妨げます。なのでなるべく取り除いてあげます。
鼻水は小さいうちは市販の鼻吸いを使っていました。お昼寝をする予定であれば寝る前に取り除いてからにして、すんなり寝入るように。咳は市販のスースーする塗り薬などを使ったり、水に濡らしたタオルを干したりして湿気をあえて作っていましたね。湿気があると呼吸がしやすくなります。

 

※鼻さえ吸っといてあげてれば、ただの風邪であれば寝るだけで治っちゃうよ、とよく掛かり付けのお医者さんに言われていました。鼻水が不快だったり鼻が詰まってて苦しくて泣いて起きちゃう。だから不快感なく寝かせてあげられれば、体力はどんどん回復するよ。睡眠が途切れ途切れだったり結局体が休めてないから長引いちゃうんだからね、と。
薬たくさん飲むより寝るのが一番だよ、と。

なので、それからは鼻がかめない小さいうちは毎回鼻を吸ってました。
あの頃はなかなか腹筋が鍛えられたんじゃないかな(笑)。
鼻がかめるようになってきたらもう面倒でやらなくなっちゃったんですけどね。
それで長引かせちゃったりした事もありましたが(笑)。

咳は周りとしては、してあげられる事が少ないんです。
小さいうちは抱き上げて背中をトントンしてあげる、大きくなってきても横向きにさせて背中をさすってあげるくらい。時々少量の水分を摂らせたり程度で、ほとんど何かをするっていうのはないんです。
だから余計に辛い。ちっちゃい体でむせってる姿は物凄く辛くて見ていられないです。
本当にただ耐えるしかない咳もありますが、意外に鼻水が喉に落ちて咳き込んでいる事も少なくないんです。
なので鼻水を吸ってから寝かせると驚くほど静かに寝入ってくれたりします。
一見鼻水と咳は関係ないように思えますが、ぜひ騙されたと思って、鼻水を吸ってみてあげて下さい。

・食欲、水分補給

食欲があるならあげても良いですが、無理にあげなくても良いと思います。
特に熱が高い時は体の中でみんなが白血球と頑張っている時ですしそういう時に胃に物を入れると胃などの消化器官も同時に働かざるを得なくなりますので、体の中の力が分散してしまいます。
本人が食べたい!と言うならまだしも何も主張して来ないなら今は眠り、体を休める事を優先しても問題ない時だと思います。
もしあげる時は消化に良いものを少量に、してみます。
うちのオススメはバニラアイスとかプリンとかゼリーとかが多かったですね。
お腹を冷やさないように少量ずつ、よく様子を見ながらあげます。

水分はどんどんあげます。
熱が高い時、食欲がない時は水分メインで全く構いません。
子供が欲しいものをじゃんじゃんあげちゃいます。
いつもは飲ませたくないし、虫歯が心配という気持ちも分かりますが、歯磨きもするのだから、今だけは、と望むものを摂らせてあげても良いと思います。
いつもは買って貰えないからと言って、パーティーでもないのにポケモンのシャンメリーとか言い出したりはしないでしょうし(笑)。

本当に辛いとき、子供は器用に嘘はつけないものです。
まぁ、たまにそんな器用な子もいるでしょうが(笑)、そういうときは大抵、体が欲しているものをリクエストするはずです。体が欲しているというのは体が求めているという事です。いま、体に必要という事です。風邪の時くらいは、と大胆に与えてあげてみましょう。
水分がしっかり足りていれば不快感なく眠る事が出来ます。
汗が出てもきちんとおしっこが出ているかもチェックしつつ。
出ていなかったら水分が明らかに足りていない証拠です。

1日を過ぎたり、熱が下がって落ち着いてきたら、別に何も食べたくない、と言っても今度は無理にでも一口、二口与え始めてます。空腹というのは案外慣れてしまうものです。
特に女の子なんかに多いのではないでしょうか。
今度はなにかを食べないと体のエネルギーが作られません。
体は回復しても動き出すエネルギーが生まれません。
一気にお皿いっぱいはなかなか難しいものです。
なので最初の最初はスプーン一口からでも良いです。

特別、吐き戻しなどがないならそれほど慎重にならなくても良いのですが、嫌がる所を無理やりにしても可哀想ですよね。
一口食べたら少し遊ばせて自由にさせて、少し時間をおいてまた二口目を誘ってみる。
食べる?と声を掛けて来るようなら問題ないようです。
食べてお腹が痛い感じがしたり、気持ちが悪くなっていたら二口目なんて絶対来ませんよね。ダメそうなら食べるのは諦め、また水分メインで休ませます。
また落ち着いたら時間を開けて1からチャレンジします。
そんなふうにゆっくりゆっくり少しずつ元に戻して行けるように増やして行きます。

そんなにダラダラ食べてたら虫歯になっちゃう!って気持ちも解ります。
でも子供たちも辛かったんです。頑張ったんです。思うように体が動かなくてだるくて辛くて、不安で不安で怖かったんです。自分の体が変で、ぼく、わたし、どうにかなっちゃったの?って心細かったんです。でもその結果、頑張った結果、お子さんの体の中の白血球は頑張って闘いに勝てたんです。今日くらい安心させて甘やかして褒めてあげても良いですよね。
風邪がスパッと終わったらその後家庭ごとの方針でアイスもプリンもジュースもスパッと終了になってしまうのかもしれないのですから(笑)。

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こんな感じで我が家はいつも看病をひたすらひたすら何年も乗り越えてきました。
まだまだ試行錯誤ではありますが、我が家が学んだとこは、なるべく本能に任す、というところでしょうか。
大人みたいに薬を掻きこんで、辛い体を押して仕事、なんて事は子供にはまだ出来ませんので、なかなか分かりやすいところはあります。

でもある程度、今度は小学生になると、耐えられちゃう部分も出てきて、言わなくなってくるんですよね。だから夜とかも頑張って普通にご飯食べちゃってて、夜になってギャーーーなんて事もあります(笑)。
具合悪かったんかーーーい!って。
いつから?って聞くと朝から、とか言ったり。
そんなに前からかーーーい!みたいな(笑)。

だからね、なかなか気が抜けないんですよね。
世のお母様方はすごいです。日々戦っているんですね。
家族のみんなが元気でいられるのはお母さんのお陰なのかもしれないなぁ!