Dr.near(ドクニア)とは、難病患者と医者がともに作る、難病の薬・効果についての無料情報共有サイトとのことです。
同じ病気の患者さんが「こういう薬を使ってます」といったことや情報の共有をして、治療に役立てることをコンセプトに始めたようです。
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難病は情報が不足しています
難病ですと症例自体が少ないので、患者・医師ともにデータが不足しがちになるそうです。このデータの不足という課題から、ドクニアでは、アンケートに答えることで患者が知りたい「同じ病気の方の治療法・副作用」を知ることが出来るそうです。
ドクターもたくさんの患者さんを抱えておりますので、一人に当てる時間も当然少なくなるし、症例自体が少ない場合、ドクターに知識がない場合もありますよね…。
難病でなくても医師により差が…
私も経験があるのですが(全然難病ではないのですが)、昔、子どもが熱を出して、2日間熱が下がらなかったことがあります。
地元のA医院に行くと「風邪ですね。お薬出しときます。」と言われ解熱剤と痰切の薬をもらいました。
翌日も熱が下がらないため、午前中に別のB医院に行くと「風邪ですね。お薬出しときます。」と言われ、漢方薬をもらいました。「こんなにつらそうなのに、本当に漢方薬で大丈夫なの~?」と思っていると、午後になり、さらに具合が悪くなってきたので、少し離れた総合病院に連れて行くことにしました。
総合病院ではさすがに設備が整っているからなのか、「なんの病気か検査しましょう」とのことで、検査してくれることになりました。検査の結果、子どもはマイコプラズマ肺炎になっており、即日入院することになりました。その後子供は一日中抗生剤入りの点滴をし、トータル3日ほど入院です…。
町医者と総合病院では設備が違うので仕方がない…。という意見もあるかもしれませんが、医師にちゃんとした知識があれば、「もっと大きな病院で検査が必要だ」といった話になるんじゃないのかと思うんですよね。本当に医師によってレベルが様々なのだなと思い知らされました。
即日入院が必要なのに漢方が処方されるんですよ?
これが難病ならなおさらもどかしいですよね。
まとめ
お医者様にお願いしたいことは、決して医者を信頼していないから治療法の提案をするのではなく、自分の体のことだから患者も必死になっているということを理解して頂き患者さんと一緒に治療にあたっていただきたいです。
これこそインターネットによる知の集約の本当に素晴らしい使い方だと思います。
今後、ますます情報の集積、精度向上が進みたくさんの人の役に立っていくことを期待している。
応援してますよ。
http://drnear.net/ja