健康

台風で急増?の気象病とは

台風の接近で体調が悪化する?

今年は台風の接近が多いと思いませんか?
台風が一番多いのは例年9月なのですが、今日の段階ですでに5個の台風が上陸しています。
この台風の接近で北海道などが大きな被害を受けていますが、個人レベルでも台風の接近で被害を受けることがあります。たとえば、台風が来たり、梅雨になったりすると、体調が悪くなることありませんか?例えば、昔の自動車事故でムチウチになったところがなんとなく痛む…とか。
これは単なる思い違いではなく、本当に天気によって体調に悪影響が出ているんです。
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天気で体調がわるくなる?気象病

気温・温度・気圧など天候の急激な変化によっておこる体調不要や、持病の悪化・古傷が痛むことを気象病といいます。

気象病の症状とは

気象病の症状には

頭痛・神経痛・心筋梗塞・めまいなどがあります。
みなさんのなかにも経験したことがある方がいるんじゃないでしょうか。

なんで頭痛が起きるの?

急激な温度変化によって感覚神経が刺激されることにより頭痛が起こります。
感覚が鋭敏になっているんですね。

なんで心筋梗塞になるの?

気温の急激な変化で血管や心臓の負担が増えることにより、心筋梗塞のリスクが高まります。
いわゆるヒートショックと同じ状態が天候の変化によってもたされるんですね。

なんでめまいが起こるの?

気圧の変化によってめまいが起こります。
高い山に登った時などもめまいが起こることがありますよね?これも気圧の変化によるものです。

こんな時には気象病に注意!

・台風が接近した時

台風は強い低気圧なので、気圧の変化が大きいです。
そのため、気圧の変化による症状の悪化が考えられます。

・寒冷前線の通過

寒冷前線の通過により気温の大きな変化が考えられます

気象病の予防には十分な休息を

気象病の予防には普段の生活が大切です。

・規則正しい生活と適度な運動
・十分な休息と睡眠を
・塩分の過剰摂取を控える

つまり、環境の変化に対応できる体力をつけておくことが大切だということですね。

ドイツの気象庁のWebサイトには気象病の表示が

ドイツの気象庁のWebサイトでは地域ごとに気象病の危険度を表示しています。
今は日本でも「熱中症」の危険度を天気予報などで表示していますが、日本でもそのうち「気象病」の予報がされるかもしれませんね。