生活

元キンコメ(お笑いコンビ)高橋健一容疑者の判決は?

元キング・オブ・コメディの今野じゃない方、高橋健一容疑者の判決は!!


高校に侵入し、女子生徒の制服を窃盗。
約20年にわたり、制服以外にも靴や上履きなども含め、その数はおよそ600点ほどにもなるという。
その容疑者とは元キングオブコメディの高橋健一容疑者(45)。
9月2日に東京地裁で行われた第五回公判で、懲役三年を求刑された。

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まだ自分自身もよく知らない頃に、なにかで優勝したキンコメさんが、優勝賞金をどうしたいですか?と聞かれた場面がありました。
父親の借金を返します」みたいな事を高橋さんが笑い込みで言っていたのを覚えています。
私はまだキンコメさん自体をあんまり知らなくて、なにも感じず、ただ流して聞いていました。その言葉を。

高橋容疑者の父親はかなりの浪費癖があるらしく、その借金額は約8000万にも上ると言われています。
高橋容疑者はその浪費癖の父親に育てられ、逮捕まで一緒に暮らしていたようです。
今回の公判で、母親は難病で歩くのが困難になり、何度か自殺未遂をしていたとの事も明らかになりました。
そして97年、本当に自殺してしまったのことでした。
また、中学から高校時代にかけて高橋健一さんはいじめに遭っていたとの話もありました

今まではすべて噂?虚言癖?的な雰囲気もありましたが、真実を話さなければいけない法廷の場で本人がこう話したというのは、なかなか真実味を帯びてきますね。

犯罪はいけません。絶対にいけません。
窃盗も不法侵入も被害者側からしたら大変な恐怖です、一生ものの傷です。

ただ、今回の報道でまた新しく分かった事に、被害者の25人中のうち16人とはお金を支払い、示談が成立しており、そのうち15人からは寛大な処置を求める上申書が出されたとのことなのです。

不思議なんですよ。不思議な方なんですよね、この方。
過去にも2007年、東京メトロ千代田線の、北千住~町屋間の満員電車の車内で、高橋容疑者は痴漢容疑で逮捕されました。
乗客からの証言などにより同年12月に不起訴処分となりました。
その際に様々な先輩芸人たちが陳情書を集めてくれていたんです。
バナナマン設楽さんを始め、伊集院光さん、おぎやはぎ矢作さん、アンジャッシュ児島さん、ドランクドラゴン鈴木さん、東京03の飯塚悟史さんらが無罪を訴えてくれたんです。
こうやって仲間たちが立ち上がるのは理解出来ますが、実際に被害を被った側の方たちまでもが、なんだか温かいというのは
南海キャンディーズの山里さんもしっかり罪を償ってからにはなるが、本当にまた笑いをやりたいという時には力を貸したい、と話されていました。

なんでかこの人の記事を読むと毎回毎回泣けてきてしまうんですよね
なんでなんだろう。
不思議な人望がある人なんでしょうか。
頑張って欲しい、負けないで欲しい、またネタを見たい、と思わずにはいられないです。
全然よく知らないのに、なぜか。
あのご意見番?ダウンタウンまっちゃんですら自身の番組ワイドナショーで「芸人なんてのは大体みんな多少は性癖ありますからねぇ。う~ん、もう難しいのかなぁ~」なんて頭を抱えて話していました。
先日の高畑裕太容疑者の時は「こいつはやっぱりダメだ!」なんて吐き捨てていたのに。
でもそれってやっぱり人柄を知っているからこそ、なんじゃないかなぁ、とも思い、なんか悔しく思いますね。

犯罪は本当に許される事ではないのですが、やっぱり根っからの悪人には思えないのかなぁ?
普通、20年も続けてたらもう本当にダメだと思います。こういう人は治らないよ、って。
もう病気だから、って。更生は望めない、って誰もがそう思います。
知らない犯罪者のニュースとかだったら私は、もう世の中には出さないでくれ、もう絶対世に放たないでって思います。
でもなんかパーケンさん(あ、高橋容疑者の愛称です。笑)には、もう一度、自分のネタで笑っている観客たちのたくさんの笑顔を見せてあげたいな、やりがい、生きる糧にして欲しいなって思っちゃうんです。
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なんかね、母親の病気とか自殺とか、事情は詳しくは全く分かりません。
父親の借金とかね、よく分からない。
でもなんだか、母親も父親もそれぞれ自分の事ばっかりで、両親、身内?誰一人パーケンさんを見てくれてる人がいないような気がしませんか?
きっと小さい頃からずっとそうやって孤独だったのかなって。

今回、裁判官から同じ嗜好を持った人たち、みんながみんな犯罪をおかす訳ではありません。どうして罪を犯してしまったのか、しっかり考えて下さい。というような話があったそうです。
でもなんとなく分かります。誰も信じられなかったんじゃないかな、って。
大抵普通の人間はなにかに血迷ったら家族や仲良い人や恩を感じてたりお世話になった人の顔が浮かんだりするものです。
それで思い止まれたりね。でも多分誰も出てこないんでしょう。
家族も、今まで出会った人たちも、事務所関係の大人たちも。
20年間、誰もよぎらなかったのかなって。
悲しくてなりません。

繰り返しますが、絶対に許される事ではありません。
両親がなんだろうが傷つけられた被害者たちには何にも関係ありませんしね。
ただね、ただね、本人の人柄や性格ってのは先ほど挙げた芸人仲間や被害者の方たちにも痛いほど伝わってるんじゃないかなって、思うんですよ。
だから、もし普通にパーケンさんがごく普通に育っていたら、めっちゃ純粋で、憎めない、話の面白い、時々変態おっちゃんとして人気者になってたんじゃないかなーって思うんです。そんなパーケンさんにも会ってみたいなぁってね。

なんだかんだ犯罪は犯罪です。
結局は40過ぎのいい大人が自分で選んだ道です。
もう二度と同じ過ちをおかす事は許されません。
パーケンさんのこれからの人生は限りなく険しいです。
私たちみんなの期待に応えてくれるよう願うしかありません。

でも、思ってしまいます。願ってしまいます。
キンコメのネタ、いつかまたどこかで見たいものだなぁ。