先日、会社上司と話していたら「にべもなく断られたよ」なんてことを上司が言っていました。
普段なら別に気にも留めないのですが、なんとなく「にべもなく」の「にべ」ってなんだ?と疑問が沸き起こってきたので調べてみました。
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「にべ」とは魚の名前でした!
「にべ」とはスズキ目ニベ科の魚のことで、漢字では「鮸」「鮸膠」「鰾膠」と書きます。(PCによっては表示できないかな?)
「にべ」から接着剤を作っていた。
昔、この「にべ」という魚の鰾(うきぶくろ)を原料として、「膠(にかわ)」という接着剤を作って使用していたそうです。この「にべ」から作られる膠(にかわ)はとても接着力が強く、接着剤の代名詞となりました。
そして、この「にべから作る膠(にかわ)がない=接着剤がない=ベタベタしない」というところから「とりつくしまもない」「冷たく断られる」という意味になったそうです。
まとめ
「にべ」とは魚のことでした。
しかしながら、魚から接着剤が作られるなんて面白いですね。いったい誰が魚から接着剤を作ろうなんて考えたんでしょう。昔の人の知恵はすごいなぁ。
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