健康

大腸の内視鏡検査を受けました。【後編】

2回にわかれてしまいました。前編はこちら

そして内視鏡検査の前日。
夕食は軽めに18時までに終わらせること、と指令を頂いておりましたので、17:30頃にパンを軽く食べ夕食としました。
明日しっかりと便意が来るように寝る前にコップ一杯の水に下剤「ラキソベロン内服液」を丸々一本入れ飲みました。
ラキソベロンを飲んだことがある方は分かると思うのですが、通常ラキソベロンは10滴~15滴をコップ1杯の水と飲むんですよね。これを一本丸ごと10mlも飲むわけですから、通常の10倍ほどの量を一気に飲むわけです。寝てる時におなか痛くなったらどうしようか怖くなります。

翌朝

昨晩の心配もなんのその、何事もなく朝を迎えました。
少々の便意を感じ、トイレに行くと早速のお通じが。普通にお通じがありました。

トイレを出たら当日の下剤「モビプレップ」を飲み始めます。蓋をあけ線の位置まで水道水を注ぎ込みます。袋状になっているのですが、2種類の薬剤が入っていて圧力を加えることにより2種類の薬剤が混ざります。(イメージとしては、叩くとひんやりする瞬間冷却剤みたいなやつな感じ)
これを10~15分ごとにコップ一杯ずつ飲んでいきます。
味はポカリスエットをしょっぱくしたような味ですね。私は暖かい時期に検査をおこなったのでなんなく飲めましたが、真冬に大腸内視鏡を行った人の話を聞くと「寒い中あの量を飲むのはきつかった」とおっしゃっていました。

下剤が効き始めると便意が。でも「お腹が痛い~」という感じでは全然なく、「あ、出そう」という具合。
最初は固形物が出ていたのですが、途中からもう固形物はなく「水」が出てきます。お尻から尿が出ているような感じです。
固形物が一切でなくなったら病院へ向かいます。

大腸の内視鏡は痛い?

病院につくと入院患者用の部屋へ通されました。
検査着が用意されているので、それに着替えて点滴を受けます。
この検査着もおしりが割れている紙パンツなんです。おそらく世界中で内視鏡検査時にしか需要のない超ニッチな商品ですね。
「まだかな~」とドキドキして待っていると看護婦さんに「じゃぁ検査室に移動しますね」と誘導され、検査室に入りベッドに横になります。
点滴に注射器を接続し「眠くなる薬をいれますね~」と言われ、看護婦さんが薬を入れます。
麻酔なんて今までしたことなかったので「これで眠くならなかったらどうしよう」と考えていると、点滴の針を指している腕に冷たいものがスーッと入ってくるのを感じました。と、同時にスッと意識がなくなってしまいました。
次に意識を取り戻したときは看護婦さんに「終わりましたよ~」と声をかけられたときでした。看護婦さんが目を覚ます薬をいれたようです。
正直、眠ってしまっていたので痛みはまったくありませんでした。内視鏡の検査より、点滴の方がずっと嫌でしたね。(点滴自体も大して痛くないですけど。)

まとめ

大腸の内視鏡検査は正直とっても楽でした。
やる前はあれこれ考えて結構怖かったのですが、やってまえば「この程度?」という感じで、この程度で大腸の中がきれいだということが確認できるのであれ、むしろ定期的にやりたいくらいでした。