痔?それとも?内視鏡を受けるまで
痔と便秘のダブルコンボで内視鏡へ…
私はもともと痔を患っています。それもなが~く。
『痔はお寺にこもらなければ治らないから漢字に寺が入ってるんだよ』なんて話もありますが、私はブッダが悟りを開くのにかかった年数よりも長く痔を患っています。
痔の人は絶対に下痢になったり便秘になったりしてはいけないのですが、仕事が忙しくて水分が満足にとれない日々が続いた結果、重~い便秘になってしまいました。
便意が来てトイレにいっても、全然出ずに、お尻の穴の向こう側に固い何か(何かっていても何かはわかってるのですが)が武蔵坊弁慶よろしく先に進ませまいと頑張っています。
深夜に腹痛で起きた私は、その弁慶をなんとかしようと必死に頑張ってなんとか出した結果、お尻の穴全体がプクーと膨れプニプニした状態になってしまいました。
驚いた私は翌日急いで肛門かのある病院へ駆け込みました。
私の患部を診ると先生は「肛門から体液が出ているね~。大腸の方に何かあるかも。念のため内視鏡で見てみましょう。念のためにね」と。。。
痔で受診したつもりの私は思いがけず大腸と言われ「そんなに大変なことなのか」とショックを受けました。
私の頭の中は「お金はどれくらいかかるのかな…痛いのかな…大腸がんだったらどうしよう」ということがグルグル回っています。
そんな私をよそに、病院では内視鏡検査なんていうのは日常のことのようで「スケジュールはどうしますか~」とか淡々と手続きが進みます。
まずは、感染症がないかを調べるために採血を行います。私は注射が大嫌いなのでさらにショック。
その後、内視鏡検査当日の心得を説明されます。
ラキソベロン内服液とモビプレップ 2種類の下剤を飲みます
大腸の内視鏡検査の前にはお腹の中をきれいな状態にする必要があります。お腹を空っぽにするための下剤を2種類処方されます。1つは「ラキソベロン内服液」これは夜寝る前に全部飲むとのこと。
もう1つは「モビプレップ」というなにやら大きな巾着袋ほどの大きさのお薬。これは当日の朝に自分で2リットルの水を入れて、2時間ほどかけてゆっくりのむこと。
この下剤だけで、もうきつそうなんですがそれは…
あと、やはりお尻の穴が切れてしまっておりましたので、注入軟膏と便をやわらかくする「マグネシウム」をもらって家に帰りました。
家に帰った後も私の心の中では、「腸の中にポリープがあったらどうしよう。大腸がんなのかな。内視鏡検査って痛いのかな。」との思いが渦巻き、ネットで体験談などを読み漁り、悶々としていました。
すいません、長くなりすぎたので次回に続きます。