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『逃げるは恥だが役に立つ』最終話ネタバレ&感想その3

『逃げ恥』最終話 ネタバレ&感想PART3!

『逃げるは恥だが役に立つ』最終話ネタバレ&感想その1はこちら

『逃げるは恥だが役に立つ』最終話ネタバレ&感想その2はこちら

そして青空市当日。
篠原八幡神社の入口の鳥居の場所に『千木通り商店街 青空市』の看板が立てられている。

靴の販売、食器のお店、コロッケなどの食品販売などで賑わっている。揚げ物屋には『とんちかつ』ののぼりも出ている。みくりが説明するのにもやもやさせたお煎餅屋の店主もにこにこ顔でおせんべいを売っている。
しかしここへ来て、なにかトラブルが起きた様子で、揉め出す商店街の主たち。慌ててそこへ駆け付けるみくりとやっさん。千木通り商店街のテント内でみんなが騒いでいた。
「大変!チラシ、行方不明」、と言う中西。
騒ぐ面々。
「本当に持ってきたの~?」、とやっさん。
「商店街の案内、配らないと意味ないじゃないですか」、とみくり。
そうなんだよねぇ、と中西。
「分かったぞ~!」、と駆けてくる商店街の主仲間。
「チラシを軽トラの荷台に積んでて、風で全部飛んだ!」
一枚だけ、と他の主仲間が最後の一枚を差し出す。それを奪い取り、コピーして来ます、とみくり。
ごめんね、というみんなのお礼も聞かずに、みくりは走り出した。
走っていくみくりの前に百合ちゃんと沼田の姿が。みくりを見つけて笑顔で手を振る百合ちゃん。
みくりも二人に気付き、挨拶をする。
「すごいじゃない、楽しそう!」
百合ちゃんはいつものようにみくりの髪の毛をわしゃわしゃとかき混ぜる。
「ごめん、百合ちゃん、行ってくる」
喜ぶみくりだったが、急いでいるため、直ぐに走り出して行ってしまう。
「あああああ、触り足りな~い!」、と悶える百合ちゃん。笑っている沼田。
そこへ津崎が声を掛ける。
「日野くんは?」、と沼田。
「また、お子さんが熱を出したみたいで」
津崎がそう答えると、百合ちゃんと沼田は声をそろえる。
『またぁ?』
そういう運命なんだろうなぁ、と沼田が呟く。
「みくり、行っちゃったよ」、と百合ちゃん。さっき走っていく所を見ました、と返す津崎。
「みくりさん、あんな走れたんだなぁ」
遠い目でそう呟く津崎の言葉に、なによ、その感想!、と笑いながらツッコむ百合ちゃん。
「愛だね」、と微笑む沼田。

休日なのに一緒に外を歩いている堀内柚と梅原ナツキ。たまたま通りかかった道にチラシのような紙が散らばっている。
「誰だよ、ゴミ捨てたやつ」
「どうする?」、と柚。
「土屋さんだったら拾うな」、とナツキ。
「じゃあ拾うか」
そう言って柚は拾い始める。こういうのすごく良い関係がうかがえるよね。土屋さんだったら拾うだろうから自分達も拾うんじゃなくて、こういう時に自然に土屋さんだったらどうするのかなって発想が出てくる距離感がすごく良いことだなって思う。良い関係を築けているんだなって。百合ちゃんが下の人たちに良い影響を与えているんだなって。こうやって人と人は影響しあっていくんだろうけど。
神社のはずれに並んで座る百合ちゃん、沼田。
「なんだかんだ年齢って言う呪縛に一番縛られてたの私なのよね」
賑わっている青空市を眺めながら続ける。
「怖気づいちゃったのよ、自分の歳に引け目を感じて付き合うよりも、友達でいた方が良いかなぁって。そう都合よく行かなかった」
「俺も怖気ついてたとこある、いつもフラれちゃうから」、と沼田も切り出す。顔を見る百合ちゃん。
「決定的なメールは送らなくて、避けて避けて、引き伸ばしてた」
「お互い、ダメな大人」、と百合ちゃん。
「なにを守ってんだかねぇ」、と沼田。
「ねぇ、メールしてみる?」、と百合ちゃんが突然の提案。
真剣顔で百合ちゃんはスマホを取り出す。
「惨めな結果になったら、骨を拾ってちょうだい」
「じゃあ、俺の骨も」、と沼田。
「拾う!任せて!」、と沼田の肩を叩く百合ちゃん。頷きあう二人。
え?沼田さん、百合ちゃんに勇気だすの?って思った視聴者は自分だけじゃないはず!!!

電話を掛けながら走っているみくり。
「コピー機がトナー切れって全然あり得ないんですけど、他にコピー出来る場所って…」
そう言いながら走っていると、坂の下から柚とナツキが歩いてくるのに気付くみくり。そしてナツキ達が手にしているものにも気付く。なくしたはずのたくさんのチラシだった。
「あぁ!」
駆け寄るみくり。
「ありがとうございます!百合ちゃんの部下の方たち!」、と慌てた様子で深く頭を下げ、走り去っていくみくり。呆気に取られる二人。
「私も百合さんって呼んじゃおっかな」、と柚。
「やめて、それ、俺のハンドルネームだから」、とナツキ。
「は?」
「土屋さんの名前、勝手に借りてんの。ゲイアプリで」、と前を向いたまま答える。
「は?ゲイなの?」
「内緒な、カミングアウトする勇気ないし」
柚がナツキを見ていると、ふとナツキの携帯が鳴る。
「ゲイアプリで知り合ったすげぇ気の合う人がさ、近くで働いてるはずなんだけど、絶対会ってくんないの」
そう言ってスマホを見る。
「俺のことは死んでると思ってくれとか言って」
スマホの画面を見たまま固まるナツキ。なに?、と柚。
その開いたスマホのLINEの文字には、『良かったら、来ない?』、とある。その文章の上には『YURIさん』、との表示。その隣には沼田さんの『ハートフル坊主』の顔アイコンが。
こういうことだったのかぁぁぁぁぁ~~~~~~!!!!(笑)
それを読みながら嬉しそうに、かずかに微笑みを見せるナツキ。続けて何かを受信する音。開いてみるとそこには『青空市』の写真が。さきほどのチラシと同じだ。うそ…、と呟くナツキ。
商店街のテントに戻ってくるみくり。配ってください、とチラシを置く。喜ぶ商店街店主たち一同。
振り返ると、やっさんのお店で働いている津崎。
「250円のお返しになります。ありがとうございました」、とお客様に頭を下げている。
「やっさん!なにさせてんの!」
「1人でボ~っとしてたから」、と悪びれずにやっさん。
「ボ~っとしてるようでしてないの!」、とみくり。
「あ!ノロケ?」、とやっさんは目を細める。驚くみくり。頭をかしげる津崎。
「今のはノロケではないと思います」
その時、背中からものすごい衝撃が。
「津崎さ~~~~~ん!!」
「驚いた?驚いた?」
目の前には日野が。はい!、と喜びを見せる津崎。
「子供が熱だしたっての、ウソ!」、と笑っている。
「日野さんですか?」、とみくりが声を掛ける。
「みくりちゃん?はぁ~!もうついに会えた~~~!一生会えないかと思ってたぁ!」
「私もです」みくりも嬉しそうに微笑んでいる。
握手を交わし合う二人。なんで感動してるの?、と冷静なツッコミのやっさん。
「運命が覆った瞬間です」、とにこやかな津崎。笑顔のみくりと日野。
すると後ろから津崎さん!、と声が。振り返ると子供と両手を繋いだ女性。
「お久し振りです」、と笑顔の素敵な女性はなんと日野さん演じる藤井隆さんのリアル嫁、乙葉さんだぁぁぁぁ!!!いやぁぁっぁ、目を奪われました!全部持って行かれました!!(笑)
「どうも」、と挨拶を返す津崎。
自分の子どもとご機嫌にハイタッチをする日野。そしてご機嫌に僕の奥さん、とみくりに紹介する。
「はじめまして」、とみくり。
「はじめまして、日野の家内です」、と笑顔の乙葉。嬉しそうな笑顔いっぱいの日野。
いやぁぁ、リアル理想の妻すぎでしょ!!!

「なぁ~に、まだ送ってないの?俺、もう送ったよ?」
青空市でお煎餅を買ってきたのか、大きいお煎餅を手にして戻って来た沼田。
まだスマホを操作している百合ちゃん。
「青空市に来ませんか、って誘うだけでしょ」
眉間にシワを寄せて、難しい顔をしている百合ちゃん。
「いざとなると、指が動かなくて」
「俺が代わりに打ってやるから、」、と二人でわちゃわちゃしていると、バーのマスターの山さんがやって来る。なんとその後ろには風見もいる。重たい足取りで、山さんに引っ張られている。
百合ちゃんと目が合い、気まずそうにしている風見。固まる百合ちゃん。
沈黙の二人を残して、山さんが沼田を引っ張って連れ出す。
沈黙の続く二人。

青空市の中を歩くナツキと柚。
「顔知らないの?」、と柚が聞く。
「写真の交換してねぇもん」、とナツキ。
「目印は特大のりせんべい」
「ふ~ん」

神社の奥に来る百合ちゃん。あとをついて行く風見。
「百合さんにケンカを売った、って、ポジティブモンスターが自己申告してきました」、と風見。
「すごいあだ名」、と言った百合ちゃんは、彼女、なんて?と続ける。
「幸せな50歳を見せてみろって」
「改めてケンカ売ってるじゃない」、と笑っている百合ちゃん。
「それと、あのお姉さんは風見さんのことが好きだと思います。二人とも、いい歳してバカみたい、だそうです」
少し微笑む百合ちゃん。
「だから来たの?」、と振り返る。
「そんな話でもなきゃ、こっぴどくフラれた後にのこのこと顔を出せません」
「勝算があって来たんだ」、と神社の塀に寄りかかる百合ちゃん。
「そこまでは、一縷の望み程度」
「そうよね、なにもなきゃ動けないわよね、不自由な大人たちは」
百合ちゃんと同じように、風見も神社の塀に寄りかかる。
「この歳になると、空気を読んでなんとな~く関係を結んだり、いつの間にか付き合ったりしますけどど」
「しないわよ」、と速攻ツッコむ百合ちゃん。
「僕は百合さんが好きです、きちんと言いたくて」
「私も好きよ」、と百合ちゃん。
驚き、顔を見る風見。
塀から離れ、風見の方を向く百合ちゃん。
「甥っ子じゃない風見くんが」
真剣な表情で、慣れない言葉を紡ぐ。
「先のことは分からないけど、今の気持ちに素直になってみても良いかなって」
俯く百合ちゃんに、風見はゆっくり歩み寄り、抱き締める。百合ちゃんもゆっくりと風見を抱きしめ返す。
「会えなくて寂しかった」
そう言って風見の腕の中で目を閉じる百合ちゃん。良い雰囲気のまま、キスをしようとした風見。
それを制する百合ちゃん。「いきなり?」
迷った風見は百合ちゃんのおでこにチュウをする。
思わず笑う百合ちゃん。
「現実にこういうことする人初めて見た」
風見も笑う。
「じゃあ、どこにキスすればいいんですか?」
「えっ、どこ?」
慌てる百合ちゃんに微笑む風見。百合ちゃんも思わず笑みをこぼす。

一方、青空市でゴミの分別をしている津崎。
「みくりちゃん、休んで、せんべい好きなだけ食べて」
声に気付き、見ると、みくりがお煎餅屋さんの店主に話し掛けられている。
「ありがとうございます、あとでまた来ますね」
「おう、待ってるよ」
そのやり取りを穏やかな表情で見ている津崎。
「すいません、こんな仕事までさせて」
津崎に気付いて、駆け寄ってくるみくり。
「みくりさん、人気者ですね」、と津崎。
「ここに来るまでに長~い道のりが…」そう言って青空市を眺めるみくり。
「またやりたいですか?」津崎が尋ねる。
「う~ん、条件次第ですね」
「交渉は大事です」、と頷く津崎。
みくりも頷き、話す。
「発見はありました。派遣社員だったとき、よく上司にあれこれ提案してたんです。こうした方が効率的、とかなぜこうしないんですか、とか。でも向こうはそんなの求めてなくて、ウザがられて切られるっていう。私の小賢しさはどこに行っても嫌われるんだなぁって思ってたけど、青空市の仕事ではむしろ喜んでもらえて、小賢しいから出来るって仕事もあるのかもしれません」
笑顔のみくりに、津崎が口を開く。
「小賢しいってなんですか?」
驚いた顔をするみくり。
「言葉の意味は分かるんです。小賢しいって相手を下に見て言う言葉でしょ。僕はみくりさんを下に見たことはないし、小賢しいなんて思った事一度もありません」
不思議そうに、自然にそう話す津崎。みくりは津崎を見つめる。
その時、一緒に飲もう、とテーブル席にいる日野が遠くから津崎に手を振る。はい、と返事をした時、突然みくりが津崎に抱き着く。津崎も驚く。遠くで見ていた日野、一緒にいた沼田、山さんも驚き、席から立ち上がる。神社から出て来た百合ちゃんと風見も、津崎とみくりを目撃する。
その他、青空市に来ている人たちの多くが、津崎とみくりに目を奪われる。
「あの、み、みくりさん」
動けず、固まっている津崎。目を閉じて何も言わないみくり。
みんなが微笑んでこちらを見ている。困った様子ながらも、津崎がみくりを抱き返すと、お~~~!と周りから歓声が上がる。目を合わせて笑いあう日野たち。
「ありがとう」、と言うみくり。
「なんの、ありがとうで?」
「大好き」、と目を閉じるみくり。
(私たちを縛るすべてのものから、目に見えないほんの小さな痛みから)
テーブル席に沼田、津崎、風見、山さんが座っている。そこへナツキと柚がやって来る。みんなに二人を紹介する百合ちゃん。
(いつの日か解き放たれて)
ナツキの持っている特大のりせんべいに気付く沼田。
少し遅れて、沼田の持っている特大のりせんべいに気付くナツキ。ゆっくり立ち上がる沼田。
向かい合って立った二人は、お互いの胸の前に、特大のりせんべいを持ち上げ、見せあう。
(時に泣いても、笑っていけますように)
照れたように微笑み合う二人。その様子を見て泣きじゃくる山さん。穏やかに微笑んでいる柚。
涙目で嬉しそうに笑うナツキ。沼田も穏やかに笑みを浮かべる。
家族で軽食を食べる日野一家。笑顔が溢れている。
「ダンケっていい言葉でしょ」、と柚に絡んでいる山さん。テーブル席に並んで座っている。
「たった3文字で感謝を伝える、ダンケ」
山さんに合わせて、ダンケ!と笑顔でお酒を掲げる柚。
同じテーブルでは沼田がナツキにお酒を注いでいた。
一方、やっさんのお店にいたみくり。
「ねぇねぇ、過去最高の売り上げが出そう!」、と紙で作ったお金入れを見て、やっさんが言う。
「おめでとうだよ~!」、と手を叩くみくり。
「ありがとうだよ~!」、と笑顔のやっさん。
そこへ百合ちゃんがみくりの頭をわしゃわしゃにしやって来る。
「お仕事お疲れ様~」
と言い、みくりに抱き着いてきた。

「百合ちゃんどうしたの?いつもより強い~」、とみくり。
それを遠くから見て、嬉しそうに笑っている風見。津崎も思わず笑みをこぼす。
「百合ちゃんなにかいい事でもあったの~?」、とみくりも満面の笑み。

夜、マンションに帰って来てのお部屋の場面。
ソファーに並んで座って、しっかり恋人つなぎをする二人。
「これからどうしましょう?」
みくりの問いかけに、
「なんでもいい気がしてきました」、と優しい表情の津崎。
目の前のテーブルの上には、取っ手の部分が腕を組んでいるように絡むペアマグカップ。
これ、めちゃくちゃ良いですよね、調べましたよ!
よかったら、そのページも併せてどうぞ!!

「籍を入れても、入れなくても」、と津崎。
「私が本格的に就職先を探したらどうします?」、とみくり。
「それに合わせて、ライフスタイルを変えていくしかありません。模索は続きます。」
「そうですね。続けて行きましょう」
ここで、津崎、みくりの方を向く。
「提案があるんですが、ハグの日、復活させませんか?」
津崎は続ける。
「忙しいと忘れがちになったり、ケンカした時にどう触れたらいいか分からなくなるので」
「私も良いですか?」、と今度はみくり。
「はい」
「毎晩とは言いませんが、寝る前にハグしてくれたら、良い夢が見られそうで」
「そういうおねだりはどんどん言ってください、ウエルカムです」、とちょっと張り切る津崎。
「ウエルカム…」、と笑顔で繰り返すみくり。
「引っ越しを検討しませんか?みくりさんの部屋が必要だし、ダブルベッドが置ける寝室も」
津崎がそう言うと、みくりは顔を上に逸らす。
「寝床は別々の方が熟睡できるかも」、と俯く。
「そ、そ、そこは、お、お、応相談で…」、と、分かりやすくガッカリする津崎。
「毎朝、起こしに行きます」、とみくり。
「その時、おはようのチュウは…」、と語尾が小さい声になって行く。何も言わないで見つめているみくり。
「み、みくりさんがおねだりするなら僕だって!」
微笑むみくり、座り直して、津崎の唇に軽めのチュウ。驚く津崎。
「日曜日は平匡さんが起こしに来てください」
「そのあとは?」
「応相談で」、と微笑むみくり。つられて津崎も笑う。
見詰め合って、ゆっくりとキス。

ここで突然、ダーツによるビッグチャレンジタイム!どこかで観たような。
観客席にはたくさんのお客さんが座っていて、みんなで『みくり!みくり!』、とコールをしている。
そこは『パジェロ!パジェロ!』と言いたくなるよね、そこはやはり。
的に向かってダーツの矢を持ち、狙いを定めているみくり。少し離れて後ろで、一緒にコールをしている津崎。二人ともナイキのジャージを着ている。
みくりが投げた矢は的の真ん中「この先どうする?」に当たる。
「僕に任せてください」、と後ろから矢を握った津崎が出て来る。
「頑張ってください」、とみくり。選手交代する。
ドラムロールが始まると今度は会場中が平匡コールに。津崎が投げた先は『挙式』。
テレビ画面上に『挙式 獲得』との文字が出る。沸き立つ会場。
「今さら?」、とみくり。
う~ん、と首をかしげる津崎。
二人で上を見上げて妄想スタート。
純白ウエディングドレスのみくり、黒のタキシード姿の津崎。外のどこかで写真撮りをしている様子。白いブーケを2人で半分ずつ持って、カメラに笑顔を向ける。
(たくさんの道の中から、思い通りの道を選べたり選べなかったり)

続いては『子だくさん』。
テレビ画面上に『子だくさん 獲得』と出る。やっぱり沸き立つ会場。
驚くみくり。思わず両手で顔を隠す津崎。
妄想スタート。
「カツオ、イサキ、早く食べちゃいなさい!」みくりが遠くから叫ぶ。
リビングで上の子二人は返事もせず、テーブルでそれぞれの事をしている。
カツオらしきメガネをかけたお兄ちゃんは、テーブルで『ライオンと魔女』という絵本を読んでいる。
イサキらしきお兄ちゃんはゲームに夢中。
「セイゴとハツメも早く食べるよ」、と津崎。
ソファーの周りを追いかけっこして走り回っている幼稚園服のセイゴとハツメを追いかけて、一緒にぐるぐる回っている。
「ハタくんバンザイ、バンザイ!」
みくりは一番下の男の子に洋服を着替えさせている。
「パパ早く!」みくりが叫ぶ。
「は、はい!」
ちょっとスピードアップして追い掛け始める津崎パパ。
(どの道も、面倒くさい日々だけど)

続いては『専業主夫』。
テレビ画面上に『専業主夫 獲得』と出る。
驚き、口が開いている津崎。
「出来ます?」、とみくり。
さぁ…、と自信なさげに津崎は頭をひねる。
妄想スタート。
「お弁当です」
エプロンをした津崎がみくりにトートバックを手渡す。
ありがとうございます、スーツを着たみくりがそれを受け取る。
「いってらっしゃい」、と津崎。
「行ってきます」、とみくり。
(どの道も、愛おしい日もあって、)

続いては『別離』。
テレビ画面上に『別離 獲得』と出る。
会場から悲鳴が上がる。
頭を抱えるみくり。隣りの津崎を見る。慌てて否定する津崎。
「ヤダ!や、嫌です、嫌」
すいません、と言って両手でバッテンを作るみくり。津崎も慌ててバッテンを示す。
「なし!なし!」
妄想拒否。
「僕が、頑張ります!」
「お願いします!」、とみくり。
(逃げてしまう日があっても)
津崎が的に向かって矢を放つ。
今度は『逃亡』。
テレビ画面上には『逃亡 獲得』。
膝から崩れ落ちる津崎。隣で大丈夫ですよ、と励ますみくり。
(深呼吸して、別の道を探して、まだ戻って)
「もう1回!」、と津崎。
(良い日も、悪い日も)

桜の咲くある日。マンションで引っ越しのための荷造りをしている二人。みくりが突然気付く。
「平匡さん!大変!昨日、火曜日だった!」、と立ち上がって言う。
「もう6時間も過ぎてる!」
段ボールを運んでいた津崎は部屋の時計を見る。
「セーフにしましょう」、とみくり。
「そうしましょう」、と、微笑んで段ボールを置く津崎。
向かい合った二人は、両腕を広げる。
「やあっ!」、とみくり。
「はい」、と津崎が応じると、その胸に飛び込んでいくみくり。自然に笑いあう二人。
(いつだって、また、火曜日から始めよう!)
笑顔で目を閉じるみくり。
≪完結≫

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感想

終わったぁぁぁぁ!!!終わってしまったぁぁぁぁ!!!!
う~~~~!寂しい!!!
いやぁ、なかなかね、10話の終わり方がモヤモヤだったからね、ふり幅とかね、色々ありましたね。
手放しで喜べなかった人も居たのかもしれませんね。
なかなか賛否あったらしく、色々な意見、どれも分かる気がします。
ただ、ただ、一つだけ言える決定的な事があります。
それは、それはね、ただただ、平匡が男を上げた、ということですね(笑)。
もともと几帳面で物事に対して誠実で、生真面目な人間が、それが恋愛面での成長も遂げることで、ひたすら、ただ、ひたすら世の女性が求める理想的な男として君臨した、と(笑)。
ただ、もうそれだけですよね。
でもね、津崎もみくりと出会えたことで、柔らかく、優しくなったのでしょう。
本当はリストラを言い渡す沼田さん側の気持ちまでも思いやれるような心の広さはなかったのかもしれない。そもそもみくりがいなかったら、沼田や日野とあんなに良い関係は築けていなかったのかもしれない。仕事は出来るけど、どこかとっつきにくいやりずらい社員だったのかも。みくりもめんどく臭いんだ、お前はぁぁぁ~!って叫んでたくらいだし(笑)。
毎日一緒に仕事してた社員たちはやりにくいと思っていたかもしれない。
でもそれをみくりが柔らかく、優しく、心も広い津崎にしてくれたのかもしれない。
恋愛面の津崎の呪縛を解き放つことによって。
そして今回は仕事面におけるみくりの自尊感情の低さという呪縛を津崎が取っ払った。
成長した津崎はそれを分かったうえで、みくりと向き合った。支えたってことですね。
でもね、一番は、みくりが一番こだわっていた『小賢しい』という言葉。
それをね、津崎は簡単に吹き飛ばしました。小賢しい?なんですかそれ、って。そんなふうに思ったことは一度もありませんけど、なんなんですかそれ?的な。あのさらっと言った感に、みくりがどれほど救われたか。ああいうの大きいですよね。本人はさらっと言ってますけど、多分みくりはその言葉を一生忘れないでしょうね。みくりさんが普通じゃないのはたいしたことありませんよ、的なね、さらっと言う感じ。こういう人が近くにいてくれるっていうのはなによりも宝です!
ただ、ただ、男の株を上げましたよ津崎平匡。

それとは対照的に、前半はあまりに可愛くなかったみくり。痛々しいほどに可愛げを失っていましたね。平匡が不憫でした。みくりの主張したいことはとてもわかるし、意義のあることだけど、やっと両思いでラブラブで幸せ絶頂な時に、「僕はなんであんなに思い上がっていたんだろう」って。思い上がらせてあげなよ、少しは!なんて言いたくなってしまったよ(笑)。
普通の人は家庭は家庭だけど、みくりにとっては家庭が職場だったから必要な意見だったんでしょう。でもね、もやもやした主婦の方たちは多かったんじゃないかと、ね。どちらの意見も間違ってはいませんよね。
社会に置き換えたら、大切な意見ですよ。会社で無理をさせられすぎて体を壊している人たちはたくさんいますしね!!ただ、二人のにやにやを見たかった視聴者の方はちょっと物足りなかったのかも?とも思いますよ。でも全体的には何一つブレてはいませんでしたよね、しっかり作られていたんじゃないかな、と思っています。
余裕が生まれてくる津崎と、余裕を失っていくみくり。
とても上手く練られているな、って感じでしたよ。

百合ちゃんと風見も良かった!でも、それよりもっと良かった、と感じてしまったのは沼田とナツキ”!(笑)
なんか嬉しくなってしまった!ナツキが死んでいると思い込まなくてはいけなかった相手に会えた瞬間の、あの嬉しそうな顔!なんか良かったなぁってしみじみ(笑)。
途中まで沼田が勇気を出す相手は百合ちゃんじゃない?と思ってハラハラしちゃってましたよ。最初からゲイだって言ってるのに。すっかり忘れていました。やはりブレていませんでしたね(笑)。
本当に良かった、あの二人!!あの二人のにやにやももっと見たかったかも!!

公式サイトでの「次の『逃げ恥』で会いましょう」、って、どういうことなの?
教えて、おじいさ~~~~~~ん!!!!